ずっと派遣男がやばい・クズばっかと言われる7つのワケ|抜け出す方法アリ

派遣で生活することに不安を感じている。
親や親戚から『正社員になれ』とうるさく言われている。
結婚をしたいけれど派遣社員のままじゃムリだ。
『派遣 男』でググったら『やばい』『クズばっか』と出てきて凹んでいる。
このようなお悩みにお答えしていきます。
はじめまして、ゆうやです。
この記事を書いているボクは2020年10月から派遣社員として働いていましたが、派遣社員として働き続けるデメリットを知り、正社員へ転職した28歳です。
ボクの詳しいプロフィールは以下のとおり。
- 『派遣社員がやばい・クズばっか』と言われる理由
- 派遣社員から正社員になる方法
本記事は、派遣社員として働き続けることにモヤモヤを感じている人や、派遣社員から正社員になりたいと思っている人におすすめです。
では前置きはここまでにして、本題に入っていきます。
ずっと派遣男はヤバイしクズばっかですか?理由7つを考察してみた

結論:ずっと派遣をしている男はヤバいしクズです。
理由は以下の通り。
- スキルが身につかない
- 不安定
- 3年間同じ場所で働けない
- 引っ越し貧乏になる
- 病気やケガのリスクが高い
- 結婚できない
- 仕事がつまらないと感じやすい
順番に解説していきます。
ずっと派遣男がヤバい・クズばっかと思う理由①スキル面
ずっと派遣をしていてもスキルアップにつながらないからです。
もっと簡単にいうと年収が上がらないからです。たとえば正社員なら年数とともに地位が上がるので年収がUPします。
エンジニアなど、特殊なスキルがあるなら別ですが、基本的に派遣社員は地位が上がりません。ずっと派遣社員として働いても年収がUPすることがありません。
だから、ずっと派遣社員で働くのは収入面から考えてやばいです。
ずっと派遣男がヤバい・クズばっかと思う理由②安定性
派遣には雇用期間が決まっています。たとえば、3ヶ月更新・6ヶ月更新ってカンジですね。
なので、雇用主が契約を更新しないと決めたらクビになります。正社員なら『労働契約法第17条』で身分を守られているのでクビになりにくいです。

そんなことはありません。
ぼくは派遣社員時代にクビになり、1ヶ月ネットカフェ生活をしています。
このように突然クビになるのが派遣社員のデメリットですね。
いきなりクビになると転職活動を焦ってしまうので、ブラック企業に入社しやすくなります。
クビになる→焦って就職→ブラック企業→すぐ辞める→焦って就職
このような負のループにハマると人生詰みます。なのでクビになりやすい派遣社員として働き続けるのはやばいです。
派遣男がヤバい・クズばっかと思う理由③3年以上おなじ場所で働けない
派遣社員には「派遣期間の制限」がありまして、同じ職場で3年以上働く事ができません。
せっかく慣れてきた仕事をまたイチから勉強するのはめんどうですし、仕事を覚えても収入が上がるわけでもありません。つまり時間のムダ。
お金にならない仕事をイチから覚える時間があれば、その時間を副業に使ったり、転職活動に向けて準備をしたり、資格を勉強した方がよっぽど生産的でしょう。
ちなみに、派遣社員が3年以上同じ職場で働きたければ直接雇用してもらうか、紹介予定派遣として働く必要があります。
派遣男がヤバい・クズばっかと思う理由④引越し貧乏になる
③で説明したとおり、派遣社員には「派遣期間の制限」があるので、同じ職場で3年以上働く事ができません。
なので派遣先によっては、3年ごとに引っ越しをする必要があります。引越しには最低でも20万円ほどお金がかかるので、ずっと派遣社員をしていると引っ越しによる出費が多くなります。
20万円があれば、本を読んでビジネスの勉強をしたり、スペックの高いパソコンを買って副業を始める事ができますからね。
『お金=選択肢を増やすアイテム』なので、派遣社員をしているだけで人生の選択肢が減ります。
だからずっと派遣として働くのはやばいです。
派遣男がヤバいクズばっかと思う理由⑤病気やケガのリスク
派遣社員は時給制なので、働かないと給料がもらえません。若いうちなら病気やケガの心配をしなくても良いですが、歳を取るとケガや病気のリスクが増えます。
なので『今は若いから派遣でもいいや』という考えではなく、”まだ若いから”こそ今のうちに正社員になるために行動すべきです。

と偉そうに言っているぼくも、24歳のときは『派遣の方が残業なくて良くね?』と思っていました。
ですが、メンタリストDaiGoさんが紹介していた『人生は20代で決まる』という本を読んで意識がガラッと変わりました。
派遣男がヤバいクズばっかと思う理由⑥結婚できない
普通の両親であれば、じぶんの娘が派遣男と結婚をすると言ったら反対をするはずです。
だって、いつクビになってもおかしくない仕事をしている人と結婚して、子供なんてデキてしまったら大変じゃないですか。
じっさい、ぼくは派遣男時代に付き合っていた彼女とは両親から交際を反対されて別れています。
たしかに、派遣社員でも結婚して子供がいる人はいます。じっさいぼくが派遣時代の職場には結婚している人が2人いましたし、それぞれ子供がいました。
こんなことを言うと怒られるかもですが、『派遣なのに結婚して子供まで作って、将来のことちゃんと考えてるのかな?』と思います。
独身ならまだしも、結婚したら自分ひとりの人生じゃないですからね、派遣男は結婚して子供を作るべきではないんじゃないかなぁ、と個人的には思っています。
派遣男がヤバいクズばっかと思う理由⑦仕事がクソつまらなくなる
楽しい仕事には以下の条件があるとされています。
・ちょうどいい難易度
・自分から進んでやる仕事
・頑張ったら報酬がある
例えるなら、おもしろいRPGゲームですね。
ポケモンだと、最初の町ではコラッタやキャタピーしか倒せませんが、どんどん相手が強くなっていき、強いモンスターを倒すと経験値がたくさんもらえます。
このように、適切な難易度があり、クリアすると経験値がもらえる仕組みを仕事にも適応すると仕事が楽しくなると言われています。
この例を仕事に当てはめると、正社員なら頑張ればボーナスや昇進として返ってきますが、派遣社員だとそうはいきません。
頑張っても頑張らなくても給料が変わりませんからね。
ゲームでいうと、敵を倒しても経験値がもらえないし、レアガチャを引けない状態みたいなものです。
こんなゲーム、クソゲーですよね(笑)
だから、派遣社員として働くのはもったいないです。
仕事は人生の大半を捧げるモノですから『仕事がつまらない=人生がつまらない』といっても過言ではないです。
ちなみに、このように仕事をゲーム感覚でやることを専門用語では『ゲーミフィケーション』と言いまして、参考書籍は以下になります。
仕事がクソつまらん!!って人は読んでみると世界が変わるハズです。
派遣男でもやばくない&クズじゃない人の特徴3つ

以下の3つです。
親からの援助を受ける事ができる
続けていれば正社員になれる
就職氷河期・リーマンショックの影響を受けた人(今の30代、40代)
それぞれ解説していきますね。
親からの援助を受ける事ができるパターン
親から援助を受けられるのであれば派遣社員でもやばくないです。
じっさいの僕の知り合いには、父親が警察官のエライ人で援助をしてもらっている人がいます。
続けていれば正社員になれるパターン
派遣社員として5年働くと、無期雇用派遣という扱いになりまして、無期雇用派遣になると昇給や賞与がほぼ確実にもらえるようになります。
無期雇用派遣になるためには面接試験で合格する必要がありますが、なることができるのであれば考えてみるといいですよ。
就職氷河期・リーマンショックの影響を受けた人(今の30代、40代)
今の30代、40代の中には就職氷河期のせいで正社員になれなかった人がいます。
じっさいに、ぼくが派遣社員をしていた頃にも30代、40代のオジさんが5名ほどいました。
ずっと派遣男はやばいしクズけど、あなたはやばくないしクズじゃない

大企業のトヨタですら終身雇用制度を維持するのは難しいと言っている時代だからです。
ほかにも、早期退職、税金の引き上げなど、、、会社にとって厳しい状況が続いています。
なので、正社員になれずに仕方なく派遣社員として食いつないでいる人もたくさんいます。
じっさい、僕も転職活動に失敗したことが原因で派遣社員をしておりました。
20代なら求人はいくらでもあるというウソ
『20代ならいくらでも求人がある』『正社員になろうと思えばなれる』
と言いますが、これは半分ホントで半分ウソです。
なぜかというと求人があるのは、大卒かつ経歴がキレイな人間だけだからです。
じっさい、ぼくは20代ですが転職活動では20社から不採用になっていますからね。
だから、『20代ならいくらでも求人がある』と言うのは、半分ホントで半分ウソです。僕の実体験が証拠です。
僕のように、転職歴が5回など履歴書にキズのついた人間にはロクな求人がありません。あったとしてもブラック企業の求人です。
新卒以外の就活はむずかしい
正社員の求人があるとはいえ、結局のところ新卒でなければ就職はむずかしいです。
これは、ぼく自身が痛感しております。
というのも、ぼくは大学を卒業してから2〜3年以内の時期までは内定をもらいやすかったのですが、24歳、25歳、、と年齢を重ねるにつれて不採用になることが増えたからです。。
なので、特殊なスキルがないかぎり新卒以外で就職を成功させるのはむずかしいでしょう。
不採用が続くとやる気をなくす
頑張って手に職をつけようと思って就活をしたけれど、不採用が続くとやる気をなくしませんか?
しかも面接官って意地悪な質問をしてきたり、人を見下したような態度の人もいますからね。
せっかく頑張って派遣社員を卒業しようとしているのに、面接官のせいでやる気をなくす。
そして『やっぱり派遣でいいか』『ギリギリ生活できればいいや』という考えになってしまう。
少なくとも2020年10月の僕はそうでした。
『頑張っても結果がでないなら、頑張らない方がいい、疲れるだけ。』
そう思っていました。
やばいしクズだった派遣男から抜け出した方法

ニート・フリーター専門の転職サイトを活用しました。
ニート・フリーター専門の転職サイトを活用した
たとえば、第二新卒エージェントneoとJAIC(ジェイック)ですね。
この2つはニート・フリーターを専門にサポートしている転職サイトなので僕のようなキズだらけの経歴でも求人を紹介してもらえます。
ただし、給料は高くない
ニート・フリーターを専門にサポートしている転職サイトで紹介される求人の給料は高くないです。
じっさいにぼくが紹介してもらった求人ですと年収300万円前後ってカンジですね。
とはいえ、派遣社員だと病気やケガをしたときに働けないと給料がもらえないし、時給制なのでGWなどの大型連休があると収入が減ります。
なので年収300万円前後だとしても、派遣社員よりは100倍マシです。
結論:派遣男はやばいしクズです

何度も言いますが、派遣社員はやばいしクズです。
ただし、世の中には色々な働き方をしている人がいますし、世界を見れば色々な人がいます。
なので、そもそも派遣社員が『おかしい』とか『おかしくない』という議論をしていることが『おかしい』と考えることもできます。
ですが、ここは日本です。
海外で暮らすつもりならいいですが、今後も日本で生活していくつもりなら日本のルールに従って生きる必要があります。
ですので『公務員』『正社員』という肩書きを重視する日本では『派遣社員がクズ・やばい』と言われるのは認めるしかありません。
悔しいですが、これが現実です。
『派遣をバカにするな』という意見について
こういう記事を書くと
『派遣をバカにするな』『差別だ!』『仕方なく派遣社員で食いつないでるんだ!』
という意見があるかもしれません。
ですので、まず先に言っておくと僕は派遣をバカにしていません。
なにせ僕自身じっさいに派遣として働いていましたかね。派遣の仕事の大変さは理解しています。
ですが日本で生きる上で、派遣として働くのはデメリットが多いです。
・病気やケガで無収入
・家族を守れない
・大切な人に我慢させる
・急な出費に対応できない
・ローンを組めない
・結婚を相手の両親に反対される
などなど、派遣というだけで人生の選択肢が減ってしまうのが今の日本のリアルです。
反論したい気持ちは痛いほどわかりますが、これが現実です、受け入れるしかない。
でもだからといって、グレていていても現実は何も変わりません。
グレることで相手にしてもらえるのは中学生までです。
大切なのは『派遣社員がヤバいと言われる現実を受け入れた上でどう行動するのか』です。
クズ・ヤバいと言われて悔しかった派遣社員時代の話

ここまで派遣社員をクズ・やばいと言ってスミマセン。
なぜここまで厳しいことを言ったのかといいますと、僕自身が『クズ・やばい』と言われてきたからです。
だからあえて、厳しい言葉を使うことで『このクソが!』と思ってもらおうとしました。
ぼくが嫌われることで、あなたが派遣社員を抜け出すキッカケになるなら、嫌われても全然OKだと思ったからです。
派遣社員というだけでフラれるしバカにされる日々
派遣社員をやっていた当時、彼女の友人から『クズ・やばい』と言われたときは本当に悔しかった。
『好きで派遣社員をやっているわけじゃないのに、バカにされる』
『事情があって派遣社員をやっているのにわかってもらえない』
『肩書きだけで人を判断しやがって、、、』
派遣時代の僕はこのようなモヤモヤをずっと抱えて生きていました。
おそらく、この記事をここまで読んでくれているあなたも、何かしらのモヤモヤを抱えているから、ここまで読んでくれたのではないでしょうか。
モヤモヤを抱えて生るのってシンドくないですか?
でも、もう大丈夫です。
先ほども紹介したように、第二新卒エージェントneoやJAIC(ジェイック)といった経歴に不安がある人を専門的にサポートしている転職サイトであれば、求人を紹介してもらうことができます。
だから、もう一人で抱え込まずに、他人のサポートを受けて派遣社員から抜け出しましょう。
おそらく今のあなたは少しだけ『派遣社員から転職してみようかな、、、』と思っているハズ。
それなら『鉄は熱いうちに打て』という、ことわざに通り行動を起こすことをおすすめします。
なぜなら過去の僕は、彼女にフラれるまで派遣社員として働き続けたから。
大切なものを失ってから行動をするのでは遅すぎです。
さぁ、今こそ派遣社員を抜け出す時です。大切なモノを守るために正社員になりましょう。
それでは以上で今回の内容を終わります。
この記事があなたの仕事選びの参考になったら嬉しいです。