大学行かない方がいい人の特徴!進学するメリット・デメリットを解説


大学行くか迷っている…
将来のために大学へ行った方がいいのはわかるけど、行きたい学部がない。
このような悩みを抱えている人は多いです。
大学に進学すれば“生涯年収が上がる、職業選択の幅が広がる”などのメリットがありますが、大学に行かない方がいい人もいます。
昔は『大学を卒業してないと良い仕事に就けない』と言われていましたが、今は高卒でもJAIC(ジェイック)や第二新卒エージェントneoを利用すれば、優良企業へ就職できますし…。
だから令和では、無理に大学へ進学する必要はありません。
とはいえ大学に行くメリットはたくさんあります。
メリット・デメリットを踏まえたうえで、“大学進学するのか・高卒で就職するのか”決めた方が悔いのない選択ができるでしょう。
というわけで本記事では、大卒28歳のボクが、大学に行かない方がいい人の特徴や、大学に進学するメリット・デメリットを解説していきます。
自分が大学に行かない方がいいのか判断したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
大学に行かない方がいい人の特徴

大学に行かない方がいい人の特徴は以下のとおりです。
- やりたい仕事が高卒でもなれる人
- 今すぐ自立したい人
- 勉強が大っ嫌いな人
それぞれ解説していきますね。
やりたい仕事が高卒でもなれる人
医師や薬剤師、宇宙飛行士になりたい人は大学に行く必要があります。
また弁護士や裁判官、大企業の総合職なども大卒でなければ、なるのが難しいです。
一方で、アスリートや介護、IT業界、公務員、営業職は高卒でもなれる職業です。
なのであなたの将来なりたい職業が、高卒でもなれるなら、無理して大学に進学する必要はありません。
今すぐ自立したい人
大学に行くと4年間、医学系の大学は6年間、正社員として働けないので、経済的に自立できません。
なので今すぐ自立したいと考えている人は、大学に進学せず就職した方が良いです。
もちろん大学に通いながら、正社員と同じくらい稼ぐ人もいますが、学業がおろそかになり留年するリスクがあります。
なので今すぐ自立したい人は、進学せず就職した方が良いです。
勉強が大っ嫌いな人
勉強が嫌いな人も大学に行かない方がいいです。
なぜなら嫌いなことを続けるのはムズカシイからです。
“好きこそ物の上手なれ”と言うように、好きなことをやっていると上達が早くなります。
たとえば大谷翔平さんは野球が好きだから偉大なプレイヤーになれました。
あなたも大谷翔平さんが野球をダルそうにやっているようには見えないはず。
勉強もこれと同じ。勉強が嫌いなのに無理して大学に行っても勉強に身が入らず、中退するのがオチです。
なので勉強が大っ嫌いなら、大学に行かない方がいいです。
大学に行った方がいい人

一方で、大学に行った方がいい人の特徴は以下のとおりです。
- 夢や目標、やりたいことがない人
- 生涯年収を上げたい人
- 安定した人生を歩みたい人
- まだ働きたくない人
それぞれ解説していきます。
夢や目標、やりたいことがない人
夢や目標、やりたいことがない人は、大学に行った方がいいです。
なぜなら大学に行けば、4年間を自分探しの時間に使えるからです。
社会人になると、仕事と家の往復で1日が終わり、将来のことを考える余裕がありません。
しかし大学生は、社会人よりも時間に余裕があるので、自分の将来をじっくり考えられます。

ボクも大学に通っている4年間でやりたいことを見つけられたよ!
また大学に行けば色々な人と出会えるため、視野が広がります。
プロスポーツ選手や、めっちゃ勉強ができる人、お金持ち、芸能人、帰国子女、売れっ子ホストなど…。
普通に生活していたら出会えない人と出会えます。
なので夢や目標、やりたいことがない人は、大学に行った方がいいです。
大学に行けば必ずやりたいことが見つかるとは言いませんが、人生経験のプラスになるのは間違いないです。
生涯年収を上げたい人
男女ともに、大卒と高卒のあいだには約6,000万円の年収差があります。
(参考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況 学歴別にみた賃金」)
高卒の生涯賃金 | 大卒 | |
---|---|---|
男性 | 2億500万円 | 2億6,190万円 |
女性 | 1億4,960万円 | 2億1,240万円 |
“大学を卒業しただけ”で6,000万円の差ですからね。
有名大学を卒業した人は、さらに年収がアップしますが、ボクのような無名大学でも年収はアップします。
たとえば、ボクがかつて勤務していた北海道警察の年収をチェックしてみましょう。

画像出典:北海道警察採用情報より
上記のとおり、大卒と高卒では採用された時点で3万円の差があることがわかりますね。
あまり大きな声では言えませんが、大学4年間をテキトーに過ごして、遊びまくっても、大学を卒業した肩書きがあるだけで、生涯年収が6,000万円アップするのは最高です。

大学に行くにはお金がかかるし…
と思うかもですが、奨学金の金利は約 0.002 ~ 0.07%(令和初年度)なので、タダ同然。
なので家が貧乏な人でも大学に行けます。
最初こそ奨学金という借金を背負うことにビビるかもですが、長期的に見れば生涯年収がアップするので、元がとれるどころか、お釣りがくるレベルです。

ボクも家が貧乏だったけど、奨学金を借りて大学に行ったよ!
安定した人生を歩みたい人
安定した人生を歩みたい人も、大学に行った方がいいです。
なぜなら大学に進学しておけば、生涯年収がアップするだけでなく、転職活動でも有利になるからです。
人間は月日と共に考えや行動が変わって、転職したくなるもの。
それに現代は“大転職時代”と言われており、20代の2人に1人が転職を経験していると言われています。
そんなときに学歴がハードルとなり、夢を諦めるなんて悲しいですよね。たとえば国家公務員になりたいと思っても、高卒では試験すら受けられません。
以上のことから、安定した人生を歩みたいなら大学に行った方がいいです。
まだ働きたくない人
まだ働きたくない人も、大学に行った方がいいです。
なぜなら大学に行けば、“大学生”という肩書が手に入るため、働かずにダラダラする言い訳が手に入るからです。
大学生なら夜まで飲み歩いて、夕方まで寝ていても許されますが、社会人がそんなことやったら社会不適合者ですからね。
ぶっちゃけ大学の講義はサボっても、過去のテスト問題を入手すればばなんとかなるので、要領のいい人は、ほとんど大学に行かずに単位をゲットします。
なので、まだ働きたくない人はゼッタイに大学に行った方がいいです。
大学に行くメリット

次に大学に行くメリットを解説していきます。
- 職業選択の幅が広がる
- 自由な時間が増える
- 世界が広がる
- 生涯年収がアップする
- 転職で有利
- 学生割引で様々なサービスを受けられる
- ハロー効果が期待できる
それぞれ解説していきます。
職業選択の幅が広がる
大学に行くメリットとして、真っ先に思い浮かぶのが“職業選択の幅が広がる”こと。
たとえば医者は大卒じゃなければなれません。

でもボクは医者になるつもりはないし…
という人でも大学に行くメリットはあります。
たとえば、令和では20代の2人に1人は転職を経験していると言われています。(参照:「社会人の転職に関する調査」)
さらに総務省によると2019年の転職者数は、過去最多の351万人。

つまり現代は“転職が当たり前の時代”ということ。
しかし転職しようとしても、応募資格を“大卒以上”としている企業が多いです。
なので転職が当たり前の現代では、大学は行った方がいいと言えます。
自由な時間が増える
当たり前ですが、社会人よりも大学生の方が自由な時間が多いです。
たとえば社会人は平日に遊ぶことができませんが、大学生なら遊べます。
なので大学生は、高卒で社会人になった人よりも多くの体験ができ、人生の満足度がアップします。
また自由な時間が多いことで、自分が本当にやりたいことに出会うための時間稼ぎができるのもポイント。
世界が広がる
大学には各地から色々な人が来るので、世界が広がります。
たとえばボクは大学時代に、以下のような人たちと出会うことができ世界が広がりました。
- 芸人
- 甲子園出場経験のある人
- 年収1,000万円のホスト
- 同性愛者
これらの人に出会い『自分はもっと自由に生きていいんだな』と思うことができ、生きるのがラクになりました。
生涯年収がアップする
先ほども説明しましたが、男女ともに大卒と高卒には約6,000万円の年収差があります。
(参考:厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況 学歴別にみた賃金」)
高卒の生涯賃金 | 大卒 | |
---|---|---|
男性 | 2億500万円 | 2億6,190万円 |
女性 | 1億4,960万円 | 2億1,240万円 |

でも有名大学を出ないと意味ないんじゃないの?
もちろん有名大学を出たほうが大企業に就職しやすいので、より大きな年収アップを期待できます。
しかしFラン大学でも、卒業さえすればOK。
かつてボクが勤務していた北海道警察なんて、大学を出ている“だけ”で高卒よりも高いお給料がもらえますからね。

画像出典:北海道警察採用情報より
ぶっちゃけFラン大学はテキトーに過ごしていても卒業できちゃうので、高卒で警察官になった人に申し訳ないレベルです。
以上の理由から、高卒で働くのではなく、大学に行った方がいいです。
転職で有利
ボクはこれまで6度の転職を経験していますが、ほとんどの企業が応募資格を“大卒以上”としています。
先ほども言ったように、令和は20代の2人に1人は転職を経験していると言われています。(参照:「社会人の転職に関する調査」)
なので万が一、転職したいと思ったときの保険として大学は出ておくべきです。
もちろん有名大学を出ることに越したことはありませんが、Fラン大学でもOK。
大切なのは大卒のブランドを手に入れることです。
関連記事:Fランの就職が悲惨な原因7つ【ブラックしかない?】
学生割引で様々なサービスを受けられる
大学生は様々なサービスを学生価格で受けられるのもメリットの1つです。
たとえば“学生割引”を実施している食堂もありますし、Amazonプライムも学生なら250円/月で利用できます。
ハロー効果が期待できる
ハロー効果とは1つ優秀な部分があると、他のことも優秀に見える効果のこと。
たとえば“東京大学を卒業している”と聞くだけで、『この人はすごい』と感じますよね?
ほかにもイケメンまたは美女は、仕事ができそうに見えたりです。
たとえばテレビドラマ『ドクターX』の米倉涼子さんは、キリッとしていて、仕事をバリバリこなしそうですよね?
これがハロー効果です。良い大学を卒業すれば、このハロー効果が期待でき、人生がイージーモードになります。
大学に行くデメリット

ここまでは大学に行くメリットを解説しましたが、デメリットもあるので解説していきます。
- 4年間がムダになる可能性がある
- 中退したら高卒扱いになる
- 学費がかかる
それぞれ解説していきます。
4年間がムダになる可能性がある
せっかく大学を卒業しても、就活をサボったらニート・フリーターになります。
実際、ボクは大卒ニートになりました。
なので大学入学して油断するのではなく、卒業してから就職するまで気を抜かないようにしましょう。
関連:【親不孝】大卒フリーターから正社員になった話【体験談】
中退したら高卒扱いになる
せっかく大学に入学しても、中退したら“高卒”です。
しかも入学金と授業料を払っているし、高卒よりも社会人デビューが遅れるデメリットがあります
なので一度大学に入学したら、“何があっても卒業する”という強い意志が必要になります。
学費がかかる
当たり前ですが、大学に進学すると入学金や授業料がかかります。
かかるお金は大学によって異なりますが、ざっくり計算すると以下の費用がかかります。
参照:大学の学費はどのくらいかかる? 金額の目安や資金を確保する方法
- 国公立大学 約240万円~260万円(4年間)
- 私立大学(文系) 約390万円(4年間)
- 私立大学(理系) 約540万円(4年間)
- 私立大学(その他) 約500万円(4年間)
- 私立大学(医歯系) 約2,300万円(6年間)
パッと見だと高いと感じるかもですが、奨学金を借りるか、アルバイトすれば余裕です。
ちなみに奨学金を借りることに抵抗がある人もいるかもですが、奨学金の金利は約 0.002 ~ 0.07%(令和初年度)でほぼゼロ。
しかも大卒の生涯年収は高卒より6,000万円ほど高いので、おつりが来るレベルです。
なので大学進学にかかる費用は、最高の自己投資。奨学金を借りてでも行くべきです。
【結論】大学行くか迷ったら行った方がいい

ここまで大学に行くメリット・デメリットを解説しました。
結論としては、大学に行くか迷ったら行った方がいいです。
理由を解説していきます。
大人になったらイヤでも働くから大学に行くべき
労働は国民の義務なので、高卒だと18歳、大卒だと22歳から“イヤでも”社会人になるので、わざわざ18歳から働く必要はありません。
限られた人生、少しでも人生を充実させるために、その年齢でしかできないことを体験すべきです。
高卒でバリバリ働いても、大卒でバリバリ働いても、どうせ最後はみんな死ぬので、できるだけ楽しい選択をした方がいいです。
だから大学に行くか迷ったら行き、20代でしか経験できないことをすべきです。
20代のキャンパスライフは今しかできない
大学は何歳からでも入学できます。しかし20代で大学に行った方がゼッタイに楽しいです。
なぜなら20代で大学に行けば、勉強だけでなく恋愛や大学祭などのイベントも楽しめるからです。
だから大学に行くか迷ったら行くべきです。
奨学金はタダ同然
仮に奨学金を借りて大学に行ったとしても、奨学金の金利は約 0.002 ~ 0.07%(令和初年度)なので、タダ同然です。
実際に、ボクは大学4年間で550万円の奨学金を借りましたが、返済にまったく苦労していません。
もし奨学金を返すのがキビシイって人は、返済猶予制度や減額制度もあるので安心です。
なので金銭的な理由で大学に行くことを迷っている人も、奨学金を借りて大学に行くべきです。
進学してダメなら中退すればいい
大学に行って合わないと思ったら中退すればOK。
入学金や授業料がもったいないですが、“自分に大学は合わない”とわかっただけで、大きな収穫です。
1番良くないのは『大学に行っておけばよかった…』とクヨクヨ悩み続けること。
そんなこと考えて生きていると、目の前のことに集中できず、人生がつまらなくなっちゃいます。
だから迷ったら大学に進学すべきです。

合わなかったら中退するくらいのスタンスで進学しちゃおう!

でも中退したら就職できないんじゃないの…?
と思うかもですが、JAIC(ジェイック)や第二新卒エージェントneo、第二新卒の窓口を使えば、高卒や中退の人でも優良企業の求人を紹介してもらえます。
実際、ボクの知人には大学中退者が5人いますが、彼らもこれらのサービスを利用して、正社員就職を成功させています。
なので、もし大学を中退したら今紹介した3つのサービスを利用してみるといいですよ。
大学に行かないのも全然アリ

ここまでは大学に行くべき理由を解説しました。
しかし大学に行きたくない人もいるでしょう。そんな人は無理に大学に行く必要はありません。
行きたくないのに大学に行っても、モチベーションが維持できず、学費をムダにするだけです。
たとえるなら満腹のときに食べ物を食べても気持ち悪くなるのと同じです。
大卒じゃなくても正社員になれる
大卒のほうが高卒より生涯年収が高いのは事実です。
しかし高卒でも正社員になれるし、普通の生活は送れます。
今の時代はYouTubeやNetflixがあるので、たくさんお金を稼がなくても、楽しい時間を過ごせます。
またJAIC(ジェイック)や第二新卒エージェントneo、第二新卒の窓口など、学歴や経歴にコキズがある人を専門にサポートしているサービスを使えば、高卒でも優良企業へ就職することができます。
なので、無理に大学へ行く必要はありません。
よくある質問

最後によくある質問へお答えしていきます。
Fランでも大学に行った方がいい?
行った方がいいです。
理由は何度も言っていますが、大卒と高卒では生涯賃金に6,000万円もの差があるからです。
だから奨学金を借りてでも大学に行くべきです。
奨学金を借りてでも進学すべき?
すべきです。
奨学金の金利は約 0.002 ~ 0.07%(令和初年度)なので、タダ同然ですし、大学を卒業すれば、高卒よりも多くの収入を得られます。
短期的には奨学金という借金を背負うことになりますが、長期的に見れば元を取れるどころか、お釣りがもらえます。
なので奨学金を借りてでも進学すべきです。

長期的な視点で物事を考えよう!
大学に行かない人の割合はどれくらい?
文部科学省が令和4年12月21日に発表した「令和4年度学校基本調査(確定値)」によると、大学(学部)進学率(過年度卒を含む)は56.6%でした。
つまり大学に行かない人の割合は44.4%です。
ちなみに大学進学率が最も高いのは東京都の76.8%。大学進学率が最も低いのは秋田県の39.6%です。(参照:US進学総合研究所)
なので、生まれた場所によっては、大学に行かなくても良い人もいるでしょう。
高卒だと良い就職先がない?
そんなことはありません。
とはいえ間違った就職活動をすると、ブラック企業に入社するリスクが高いのは事実。
ボクの知人も高卒でブラック企業に入社し、わずか4ヶ月で退職していました。
なので高卒からホワイト企業に就職したいなら、JAIC(ジェイック)や第二新卒エージェントneo、第二新卒の窓口といった、学歴や経歴にコンプレックスがある人を専門にサポートしているサービスを使うのがオススメ。
大卒ニートだったボクも利用して、わずか1ヶ月で内定を5個GETしていますし、高卒の知人5名も就職を成功させています。
高卒から就職するなら、JAIC(ジェイック)や第二新卒エージェントneo、第二新卒の窓口は本当にオススメです。
まとめ:大学行かない方がいい人の特徴!進学するメリット・デメリットを解説

結論:よっぽど勉強が嫌いでなければ、大学は行った方がいいです。
ボクも勉強はキライですが、奨学金を550万円借りて大学に行って正解でした。
もちろん高卒でもJAIC(ジェイック)や第二新卒エージェントneo、第二新卒の窓口の3つを活用すれば、優良企業に就職できるので、無理に大学に行く必要はありません。
大切なのは自分のアタマで考えて行動すること。
というわけでこの記事を読んだあなたが、悔いのない選択ができることを祈って、本記事を終えたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!