
- 20代後半だけで上京したい。
- 20代後半で上京するのは遅いのかな?
- 地方から東京の転職は不利ってホント?
このようなお悩みにお答えしていきます。
はじめまして、ゆうやです。
まずは簡単に自己紹介をさせてください。
2020年4月、25歳のときに北海道から上京。
上京と同じタイミングで緊急事態宣言が発令され、就職活動ができず、1年間の無職を経験。ホームレスになる。
現在は、就職を成功させ、社会人ブロガーとして活動中。Twitterフォロワーは1,000人を超える。
今回は、このような背景のあるボクが、
- 20代後半で上京するのは遅いのか?
- 地方から東京の転職は不利なの?
という2つの疑問にお答えしていきます。
結論から言うと、20代後半で上京するのは遅くありませんし、地方から東京に転職することも不利ではありません。
理由を、本記事で説明していきます。
20代後半の上京は遅い?転職で不利になる?


20代後半の上京は遅い?
いいえ、20代後半の上京は遅くないし、転職で不利になりません。
理由は下記の3つ。
- 20代の就職率は人生のピーク
- 地方とくらべて求人が多い
- 有効求人倍率が高い
それぞれ解説していきます。
理由①20代の就職率が高いから
20代の就職率は人生で最も高い時期です。
その証拠に、下記のデータをご覧ください。
- 15〜19歳 =29.9%
- 20〜24歳 =32.7%
- 25〜29歳 =25.5%
- 30〜34歳 =18.1%
- 35〜39歳 =15.5%
データ引用元:平成29年版「職業構造基本調査」
以上のとおり20代の就職率は、人生で最も高い時期です。



つまり20代後半の上京は遅くないが、30代からの上京は遅いと言えるでしょう。
地方とくらべて求人が多い
東京は地方とくらべて求人が多いです。
例として、東京都と北海道の求人数を比べてみます。
- 北海道:1824件
- 東京【23区】:21343件
このようになっており、東京は北海道の約10倍も求人があります。
もちろん『求人が多い=簡単に仕事が決まる』わけではありませんが、地方で転職活動するよりも仕事を見つけやすい環境といえるでしょう。
有効求人倍率が高い
有効求人倍率とは、高いほど就職しやすくなると言われてる数字です。



てなわけで東京の有効求人倍率をチェックしてみましょう。
2022年5月、東京の有効求人倍率は1.44で全国平均の1.24よりも高いです。
なので東京は就職しやすいエリアだと言えます。(参照:独立行政法人労働政策研究・研修機構)



つまり、ここまで紹介した①〜③の理由
- 20代の就職率が高いから
- 地方とくらべて求人が多い
- 有効求人倍率が高い
をすべて組み合わせると、20代後半の上京は遅くないという結論になります。
地方からの東京転職が不利な点3つ


地方からの東京転職が不利な点4つ



ポイント①:金銭面で不利
地方からの東京転職で不利なポイント1つ目は『金銭面』です
理由は地方から東京で転職しようとすると、交通費や宿泊費がかかるからです。
企業によっては、面接にかかった交通費と宿泊費を負担してくれるところもありますが、ほとんどの企業は負担してくれません。
なので地方から東京での転職活動するときは、金銭面で不利になります。



ポイント②:時間で不利
地方からの東京転職で不利なポイント2つ目は『時間』です
なぜなら地方から東京に移動するには、それなりの時間がかかるからです。



もし移動時間がなければ、企業のリサーチや面接対策をできますが、地方から東京で転職活動する人はそれができません。
また慣れない土地で、目的地に到着できるか不安になるストレスは結構シンドイです。
もちろん移動時間でもできることはありますが、都内の人間よりも不利になることは確実です。
ポイント③:情報面で不利
地方からの東京転職で不利なポイント3つ目は『情報面』です



東京に住んでいれば会社の近くまで行き、残業の有無や近くにある賃貸の情報をチェックできます。
なので地方から東京で転職するときは、情報面で不利になると言えます。



地方からの東京転職が不利ではない理由


地方からの東京転職が不利ではない理由
2019年までは地方から東京で転職活動をするのは不利でしたが、2020年からは変わりました。
その理由を説明していきます。
就職エージェントをオンラインで利用できるようになった
就職エージェントはコロナの影響によって、オンラインで利用できるようになりました。
これまでのエージェントは、利用のために対面の面談をする必要があったので、利用がメンドウでした。
しかし今はネット環境さえあれば、自宅にいながら就職サポートを受けることができます。
つまり地方に住んでいる人でも、都内の求人を紹介してもらえるということ。



なので交通費や宿泊費をかけずに東京で転職できるようになりました。
これって地方に住んでいる人にとってはラッキーですよね。



オンラインで転職活動ができる
コロナ前は『面接=対面』でしたよね。
なので地方に暮らしている人が東京で転職活動するには、
- 交通費
- 宿泊費
- 時間
- スケジュール管理
など、多く手間がかかっていました。
しかし今はリモートで採用活動している企業が多いので、地方に住んでいる人は東京に行なくても就職活動できるようになりました。



オンラインで家探しができる
コロナによって家探しもオンラインで完結できる時代になりました。
たとえばイエプラは、オンラインで家を探せるサービスとして、めざましテレビで紹介されて人気が出たサービスです。
この他にも、ietty(イエッティ)なんかもオンラインで家探しができるサービスで有名です。



オンラインで家を探すと交通費と時間の節約になるので、とてもオススメのサービスです。
東京人の45.6%が地方出身者
「2016年社会保障・人口問題基本調査第8回人口移動調査」によると、 東京に暮らしている人のうち、45.6%が地方出身者であることが判明しています。
つまり東京人の約半分が地方出身者ということです。



ボクが働いている会社も地方出身者が多いです。
だから地方から東京で転職するのは不利ではないので安心してくださいね。
20代後半で上京するときの注意点|地方から東京転職を成功させるには?


20代後半で上京するときの注意点|地方から東京転職を成功させるには?
ここまでは20代後半で上京しても遅くない理由について説明しました。
ただし何も考えずに上京すると転職を失敗するリスクがあります。
そこでこの章では、20代後半で上京するときの注意点を解説していきます。
上京する理由を明確にする
地方から東京で転職するときの面接では、どうして東京で働きたいのか聞かれることが多いです。









自己分析をする
ここでいう自己分析とは、以下の3つを分析することです。



自己分析ができていないと、上京してからシンドイことがあると、心がポキっと折れてしまいます。
上京してから後悔しないためにも、自己分析はしっかりとやっておきましょう。
行動にしめ切りを作る
上京すると決めたら、いつまでに上京するのかを決めておきましょう。
理由はパーキンソンの法則による効果を防ぐためです。



たとえば夏休みの宿題をギリギリまで溜め込んでしまうのは、パーキンソンの法則の一例です。



なので上京すると決めたら、いつまでに上京するのか決めておきましょう。
人間は油断すると、つい決断を先延ばしにしがちです。
上京せずに後悔した人・してよかったひとの声


上京せずに後悔した人・してよかったひとの声
ここからは上京せずに後悔した人・してよかった人の声を紹介していきます。
皆さんのリアルな声を参考にしてみてください。
上京したいと思って3年経ってしまった人
上京して転職したいと思ってから3年経ってしまった。アラサーだしコロナ禍だし地元に残ろうか、考え方が変わるか様子見したけどやっぱり転職したい。仕事中に突然虚無感に襲われる日々は長くなるほどきつい。
— shinri (@shinri__32) May 30, 2022
こちらの方は、上京して転職したいと思って3年経ってしまったんだそう。
人間は、やった後悔よりもやらなかった後悔の方が強く記憶に残る。と言いますが、まさにこの方がそうですね。
アラサーで上京して転職を考えている人
この記事を読んでいるあなたと同じように、20代後半で上京すべきか悩んでいる人たちを紹介します。
都会好きだから上京したい気持ちもある。
アラサーで転職で上京する人とかいるのかな。— ももみチャン‼️ (@m3vhmhr) June 29, 2022
アラサー男性の俺が、貯金40万〜50万で転職して上京してやっていけるかな‥。何とか頑張ってサイト探して頑張ってみるか。不安ばかりじゃ生きていけない。#貧乏 #上京 #転職活動
— 切ない刹那 (@suzaku0911) June 21, 2022
ボクがこの人たちに思うのは、ダメだったら地元に戻ればいいだけなんだから、上京してみたら?ということです。
上京してうまくいくかどうかなんて、誰にもわからないので、それなら1日でも早く上京したほうが合理的です。
アラサーで上京した人
最後にアラサーで上京した人たちを紹介します。
上京したのがアラサーになってからでしたが、田舎の仕事のなさや家族間の人間関係が原因で上京しました。
家族と物理的に距離ができてからは、大分楽になりましたね。
昔の家庭は母が過干渉なのは多いケースと思いますが、キツいですよね…。— とらとらぶる~す@パニック障害、過敏性腸症候群、HSP、発達障害 (@tigertigerblues) June 20, 2022
こちらの方は、上京することで家族と物理的な距離をつくることができ、メンタルが楽になったそう。
今日フォロワーさんたくさん増えて嬉しい!!
今年九州上京してきた社会人1年目のアラサーです!!
関東圏の皆さんよろしくお願いします🥺
あと丸メガネのやつ映ってる写真あったら送ってください🤭
— noriko(pii) (@Leaf_Saucy_bn_y) May 28, 2022
こちらの方は、上京1年目のアラサーだそう。
なんとなく、文章からポジティブな雰囲気があふれていますね。
まとめ:20代後半(25歳)で上京は遅くないし、地方から東京の転職は不利じゃない。


まとめ:20代後半(25歳)で上京は遅くないし、地方から東京の転職は不利じゃない。
今回は、20代後半で上京しても遅くない理由と、地方から東京で転職するのは不利ではない理由について解説しました。
20代後半で上京するか迷っているのであれば、今すぐ上京すべきです。
なぜなら20代という時間は残り少ないからです。
それにもし上京に失敗しても、地元に戻れば解決します。



人間があれこれ考えて勝手に難しくしているだけです。
20代後半の上京が遅いか決めるのはあなた次第
20代後半で上京するのが、遅いか決めるのは自分です。
なぜなら上京して失敗すれば遅いと感じるし、うまくいけば遅くないと感じるからです。



前者はケガをしたネガティブな面だけを見ていますが、後者はケガをしたことで仕事を休めるというポジティブな面に目を向けています。
つまり人生のどんな出来事もとらえ方1つで、見え方が変わるということ。
だから20代後半で上京するのが遅いか決めるのは、あなた次第です。
本記事では20代後半での上京が遅くない理由として以下3つを紹介しました。
- 20代の就職率が高い
- 地方とくらべて求人が多い
- 有効求人倍率が高い
なので上京を迷う理由は1つもないはずです。
ぜひ本記事をキッカケに、素敵な上京ライフをスタートさせてください。



それでは以上で今回の内容を終わります。
この記事があなたのお役に立てたら嬉しいです。



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