『Fランは就職が悲惨』『ブラックしかない』
これは全国民が知っている合言葉です。
しかし、なぜFランは就職が悲惨でブラック企業にしか就職できないのでしょうか。
この理由さえわかればFランでも、良い就職先に出会うことができ、人生逆転できると思いませんか?
というわけで本記事ではFラン卒の僕が、Fランの就職が悲惨な理由を解説していきます。
Fランから這い上がりたい方や、Fランから人生を逆転したい人は参考になさってください。
Fランの就職が悲惨な原因7つ【ブラックしかない】
Fランの就職が悲惨な理由は以下のとおり。
- 努力できない
- エントリーシートで落ちる
- 面接に弱い
- だらしない
- 情報不足
- 学歴フィルターを盲信している
- 周りに流される
それぞれ解説していきます。
努力できない
努力できる人はFランに来ません。努力できない人がFランに来ます。
Fランに通っている本人は『努力してないだけ』と思っているかもですが、彼らは努力してないのではなく『努力できない』のです。
Fラン大学生は、大学受験で努力のやり方を学んで来なかったので、就職活動でも努力ができず、悲惨な就職をしてしまうわけです。
エントリーシートで落ちる
エントリーシート(ES)とは、志望動機や自己PR、学生時代に頑張ったことなどを記載して、企業に送る書類のことです。
Fランの大半はエントリーシートで選考落ちするので、スタートラインにすら立てません。
Fランがエントリーシートで落ちる理由は以下のとおり。
文章力がない
Fランは普段、本を読むことが少なく、YouTubeやTikTokなどの動画を好む傾向があります。
なので文章力が小学生レベルの人が多く、文章だけで不採用にされます。
頑張ったエピソードがない
Fラン学生は、努力できない人ばかりなので、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)がありません。
なので「学生時代に頑張ったことはありますか?」のような質問に回答できず、不採用にされます。
嘘をつこうとしても、所詮ネットのエピソードをつなぎ合わせた内容なので、面接官に見抜かれ不採用になります。
逃げ癖がある
Fランの人たちは。期末テストなどから逃げ続けてきた結果、Fラン大学にたどり着いたので、逃げ癖がある人が多いです。
なのでエントリーシートの締切からも逃げてしまい、選考のステージにすら立てない人がいます。
面接に弱い
Fラン大学生は、適当な学校生活を送っている人が多いため、面接官ウケするエピソードを話すことができず、不採用になります。
だらしない
自分の将来を考えた行動ができないため、目先の欲望に負けやすいです。
なので『将来の自分はどうなりたいか?』を明確にイメージできず、就職活動に本気で取り組めません。
情報不足
Fラン大学生の周りには、就職活動に本気で取り組んでいる人が少ないため、良質な情報を手にいれることができません。
また大手企業で働いているOB・OGも少ないため、上位大学よりも就職情報を手にいれるのが難しいです。
就活は「情報戦」とも言われており、実際のところ就活解禁よりも前に採用活動を始めている企業は多いです。
つまりFラン大学生の就活は、他の大学よりスタートから出遅れているのです。
周りに流される
ここまで説明したとおり、Fラン大学に来る人は
- 努力できない
- だらしない
- 逃げ癖がある
といった特徴を持っています。
人の性格が決まるのは、遺伝50%、周りの環境50%と言われているので、Fランで生活すると、Fラン大学生のような特徴に近づいていきます。
あなたの周りにもいませんか?高校時代は良いヤツだったのに、大学に行ってからおかしくなった人が。
学歴フィルターを盲信している
大手企業の中には、学歴フィルターを用意している企業があります。
しかし僕の知っている範囲でも、Fランでも大企業に就職した知人は10名以上います。つまりFランから大企業に就職することは可能ということ。
にもかかわらず、どうしてFランから大企業に就職する人が少ないのか。
それは適当に就活したFランの先輩が、自分の努力不足を正当化するために『学歴フィルターがあるからダメだった』という言い訳をするからです。
これを聞いたFラン後輩も影響を受けて、大企業にエントリーすらせず、自ら悲惨な就活を選択するのです。
Fランは学歴フィルターで弾かれるのか?

結論から言うと、従業員が1,000名を超える大企業ほど、学歴フィルターが必要だと考えています。
約30%の企業に学歴フィルターがある
ProFuture株式会社が2018年11月13日~27日が行った、『あなたの会社の採用に「学歴フィルター」はありますか?』というアンケートでは、「ある」は全体の29%でした。

学歴フィルターが「必要だと思う」企業は全体の35%

『「学歴フィルター」は必要だと思いますか?』との質問に対して、「思う」と答えた企業は全体の35%でした。
しかし従業員数別にみると、「学歴フィルターは必要だと思う」と回答した企業数には大きな違いがあります。
- 300名未満:27%
- 300〜1000名未満:32%
- 1000名以上:56%

従業員の数が多い企業ほど、学歴フィルターが必要だと思っているってことだね!
学歴フィルターが必要な理由
学歴フィルターが必要と考えている企業の考えは、以下の通りです。
- 基本的な文書作成能力、読解力、プレゼンテーション能力、要点整理、基礎学力といった面で、企業側の教育投資の効率性が良いため。(従業員数:1000名以上、メーカー)
- 確率論として、レベル差の有意性はあると考えるから。(従業員数:1000名以上、マスコミ・コンサル)
- これまでの上位校だけでの選考意図ではなく、既存社員との繋がりや学生間の繋がりなど入社、継続等の意図で必要と感じるため。(従業員数:300~1000名未満、サービス)
- 学歴は頑張った分、最低限お金を使った分は評価してあげないとかわいそうであると思う。(従業員数:300名未満、サービス
学歴フィルターが不要な理由
一方、学歴フィルターが不要と考えている企業の考えは、以下の通りです。
- 良い学歴でも実社会では通用しないことが多いし、学歴を誇示する人間にろくなやつはいない。(従業員数:1000名以上、メーカー)
- 多様性を考えた場合に、学歴フィルターは役に立たない。(従業員数:1000名以上、メーカー)
- 学生時代に習得したことも影響はするが、ビジネスマンとして仕事を進める上で、人となりのほうが非常に影響すると考えている。(従業員数:300名未満、サービス)
- 学校での知識は基礎的であり実務に直結しない。技術力は努力と経験により、学歴とは関係がない。(従業員数:300名未満、メーカー)
Fランの就活が悲惨な根本的な理由


ここまで読んで、Fランの就活が悲惨な根本的な原因がわかったと思います。
Fランだから就活が悲惨なわけではなく、正しい情報・正しい努力ができないから、Fランの就活は悲惨なのです。
つまり正しい情報を手に入れて、正しい行動をすればFランでも大企業に就職することが可能です。
では、どのように正しい情報を手にいれるのか、解説していきます。
Fランが悲惨な就活をしない方法


学生課をフル活用
学生課には、あなたの大学から大企業に就職した人のデータがあるので、お願いして見せてもらいましょう。
そして大企業に就職した先輩が、どのようなスキルや実績を持っていたのかを知り、自分に足りない部分を補いましょう。
例えば先輩がTOEIC700点代を取っていたなら、あなたも同じようなスコアを取るべきです。
キャリアコーチングの活用
キャリアコーチングの活用もオススメです。
キャリアコーチンでは、就職に必要なスキルや考え方を教えてくれるので、一気に情報強者になれます。
2回目以降の利用が有料になるのが難点ですが、初回の無料相談だけでも利用する価値があります。
僕は今でも定期的にキャリアコーチングを受けていますが、受けたおかげで人生が変わったと断言できます。
転職エージェントの活用
学生課やキャリアコーチングを利用し、自分の課題が明確になったら、実際に就活していきます。
ここでオススメしたいのが、就職エージェントを利用すること。
なぜなら就職エージェントでは、面倒なスケジュール調整などを代行してくれるので、自分は面接対策にフルコミットできるからです。
逆に就職サイトは、広告費を払えばブラック企業でも上位ページに表示できるため、ブラック企業に入社するリスクが高いです。
なので就活するときは、就職サイトではなくエージェントを使うのがオススメです。
需要のあるスキルを身につける
需要のあるスキルを身につければ、Fランでも高収入の企業に就職しやすくなります。
例えば、ITエンジニアは2030年までに約41万人不足すると言われています。
需要と供給にミスマッチが起きると、賃金がアップするなど、待遇が良くなることが多いです。
例えばポケモンカードの価格が高騰しているのは、お店で購入できないからであり、ITエンジニア業界にも同じことが起こっています。
なのでFランから高収入の企業に就職したいなら、エンジニア就職を目指してみるのも良いでしょう。



オススメのプログラミングスクールは以下の記事でまとめたよ!
まとめ:Fランの就職が悲惨な理由


Fランの就職が悲惨なのは、これまで頑張ってこなかったツケが回ってきただけです。
もちろん金持ちの家に生まれた人は苦労せずに、良い大学に行けるかもしれません。
だからといって、あなたがFランに入学したことを正当化する理由にはなりません。
なぜなら貧乏でも、努力して良い大学に入った人もいるからです。
だからFランの就職が悲惨なのは、これまで頑張ってこなかったツケが回ってきただけです。
Fランが悲惨な就活をしないために
言い訳をやめることです。Fラン学生のほとんどは自分に甘いです。目先の欲望に負けて、スマホゲームや酒、タバコ、ギャンブル、女遊びに溺れます。
もちろん良い大学に行った人の中にも、目先の欲望に負けて人生を台なしにする人もいます。
ですが良い大学に入った人たちは、これまでの努力貯金があるので、なんだかんだ就活はうまくいきます。
なのでFランに入学したあなたは、言い訳ばかりの自分とはお別れし、これまで以上に努力する必要があります。
もし本記事を読んで、自分を変えたいと思えたなら、先ほど紹介したFランが悲惨な就活をしない方法を実践してみてください。
絶対に人生が変わることをお約束します。
というわけで今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました!