失業保険を2年6ヶ月もらう方法|ツラい仕事はさっさと辞めよう!


仕事辞めたいけど、一人暮らしで貯金ないから辞めれない…。
このようなお悩みにお答えしていきます。

おはこんばんちは、ゆうやです。
『一人暮らし+貯金ない=仕事辞めれない』
この方程式はアインシュタインもビックリの大発見ですが、まだ諦めてはいけません。
本記事では20代で転職を5回経験した僕が、1人暮らしで貯金がない人でも仕事を辞める方法をお伝えしていきます。
結論から言うと、本記事で解説するのは失業保険を最大28ヶ月の給付金をもらう方法です。
今回紹介する方法はYouTubeでおなじみ、「リベラルアーツ大学の両学長」も動画で解説している方法なので、怪しい方法ではありません。
前置きはここまでにして、さっそく本題に入っていきますね。
失業保険を28ヶ月貰える仕組み

失業保険を28ヶ月もらう仕組みを簡単に説明していきます。

先に結論を教えてくれ!

って人はこちらをタップしてね!
失業保険と社会保険給付金をもらう
失業保険と社会保険給付金を組み合わせると、最大28ヶ月のあいだ国から給付金をもらうことができます。
なので正式に言うと、失業保険を28ヶ月もらうのではなく、失業保険と社会保険給付金を合わせて28ヶ月もらうことになります。
失業保険と社会保険給付金の違い

次に失業保険と社会保険給付金について簡単に説明していきます。
失業保険とは
失業保険とは会社を退職した後、ハローワークを訪問し、失業していることを認めてもらうと、一時的にお金がもらえる仕組みです。
受け取れる金額は、前職の月給の50〜80%です。例えば月給20万円なら受け取れる失業保険は10万〜16万円です。
受け取れる期間は、雇用保険加入期間によりますが、3ヶ月〜10ヶ月です。
社会保険給付金とは
社会保険給付金は「傷病手当金」とも呼ばれ、仕事と無関係の病気やケガで働けないときに受け取れるお金のことです。

大きな病気やケガでなければ、受け取れないのでは?
と思う方も多いようですが、「食欲がない」「夜眠れない」など、比較的軽い症状でももらうことができます。
日本では約1600万人が社会保険給金を受給できるのですが、実際に受給している方は約9万人しかいません。
多くの方が社会保険給付金を受給しない理由は
- 難しそう
- よくわからない
- 制度そのものを知らなかった
といったものが挙げられます。

国がわざと制度を複雑にしてるんじゃないの〜?

確かに制度が複雑だと、知識がある人とない人の差が生まれちゃうよね…。
社会保険給付金の仕組み
会社から毎月もらう給与明細を見ると「社会保険料」という項目から、お金が天引きされていると思いますが、それが社会保険給付金の財源です。
なので社会保険給付金をもらうことは、労働者として当然の権利です。後ろめたさや罪悪感を感じる必要はありません。
失業保険と社会保険給付金をもらうための条件

次に失業保険と社会保険給付金をもらうための条件を解説していきます。
失業保険をもらうための条件
失業保険をもらうための条件は、以下の通り。
過去2年間で、雇用保険に加入している期間が12ヶ月以上。
ただし会社都合(リストラ・倒産・契約期間満了)の場合は、過去1年で雇用保険に加入している期間が6ヶ月以上あれば良い。
上記の要件を満たしていれば、失業保険をもらう資格があります。
社会保険給付金をもらうための条件
社会保険給付金をもらうための条件は、以下の通り。
- 雇用保険に12ヶ月以上加入している
- 退職日まで14日以上残っている
- 現時点で業務外の病気・ケガが原因で勤務できない人
- 4日以上仕事できなかった人
- 休業中に給料をもらっていない
- 退職日に出社していない
ようるするに雇用保険に12ヶ月以上加入しており、業務外の病気やケガで働けず、お給料をもらえない人が受給できます。
業務外の病気やケガというのがミソでして、業務中の病気やケガだと労災に認定されるため、社会保険給付金はもらえません。
失業保険を最大28ヶ月もらうための11ステップ

お待たせしました。
ここからは本題である、失業保険を最大28ヶ月もらうためのステップを解説していきます。
ステップ①退職届を提出
まずは退職届を提出し、会社から退職を認めてもらいましょう。

退職する1ヶ月前に伝えると、スムーズに退職しやすいよ!
ステップ②在職中に3日以上休む
社会保険給金をもらうためには、連続して3日以上の休みを取る必要があります。
金土日のように、定休日と有給をはさむ形でも問題ありませんし、正月・ゴールデンウィークを利用した3連休でも問題ありません。
ステップ③精神科・心療内科で診断書をもらう
次に精神科・心療内科で診断書をもらいます。
診断書をもらうときは、「不眠」や「食欲不振」などが原因で、仕事に支障をきたしており、継続して仕事をするのが難しいことを伝えましょう。
このときポイントなのが、体調不良の原因を職場のせいにしないことです。職場のせいにしてしまうと労災とみなされ、社会保障給付金をもらえないからです。
また、まれに診断書を書いてくれない病院があるので、その場合は他の病院に行くと良いです。
ステップ④退職日に出社しない
退職日に出社しないことも、給付金をもらう上で必要な条件です。
なので退職日に出社しなくて済むよう、業務の引き継ぎ・備品の返品などは事前に済ませておきましょう。
ステップ⑤健康保険・国民年金の切り替え
次に、お住まいの市区町村の国民健康保険担当窓口へ行き、今まで加入していた健康保険組合から国民健康保険へ切り替えます。
合わせて国民年金も、第2号被保険者(国民年金+厚生年金)から第1号被保険者(国民年金)へ切り替えが必要となるので、お住まいの市区町村の国民年金窓口に問い合わせをして確認します。

こう聞くと難しそうだけど、お住まいの市区町村に行けば大丈夫だよ!
ステップ⑥社会保険給付金の申請
健康保険と年金の手切り替え続きが終わったら、以前加入していた健康保険組合から社会保険給付金の申請書を入手します。
記入したものを健康保険組合へ送れば、社会保険給付金の申請は完了です。
ステップ⑦失業保険の受給期間延長を申請
社会保険給付金の申請が終わったら、次はお住まいの地域を管轄するハローワークに行き、失業保険の受給期間を延長してもらいます。
失業保険の受給期間を延長する理由は、社会保険給付金と失業保険は同時に受け取れないからです。また失業保険は退職後1年経つと受給資格を失います。
なので受給期間を延長しなければ、社会保険給付金の受給終了後に失業保険を受け取れません。

忘れずにやっておこう!
ステップ⑧社会保険給付金の受給スタート
社会保険給付金の受給が始まったら、月に1度通院する必要があります。

月に1回も通院するの!?

治療に積極性がないと受給資格を失うからだよ!
また通院と同じく、給付金の申請書も毎月健康保険組合へ提出します。

面倒だけど手続きは忘れずにやろうね!
ステップ⑨社会保険給付金の受給終了
社会保険給付金の受給期間である18ヶ月が終了する頃になったら、病院で医師から就職活動への許可をもらいます。
なぜ医師から許可を得るのかというと、失業保険をもらうためには、就職活動していることが必須条件だからです。
また医師から就職活動の許可をもらう際には、自分の体調が回復したことを伝え、傷病証明書と就業可能意見書を作成してもらいます。

傷病証明書と就業可能意見書は忘れずにもらおう!
ステップ⑩失業保険の受給開始
医者から傷病証明書と就業可能意見書の2つの書類をもらったら、この書類を持って最寄りのハローワークへ行き、失業保険の受給期間延長を解除します。
このときのポイントは、2つあります。
- 体調が回復して仕事を探す意思があることをしっかり伝えること
- 就職困難者(※)であることをしっかり伝える
※就職困難者とは、1. 身体障害者、2. 知的障害者、3. 精神障害者、4. 刑法等の規定により保護観察に付された方、5. 社会的事情により就職が著しく阻害されている方などが該当します。
ハローワーク
この2つのポイントをしっかり伝えることで、失業保険の受給期間を最大10ヶ月(45歳以上は12ヶ月)まで延長できます。
なので
- 体調が回復して仕事を探す意思があることをしっかり伝えること
- 就職困難者(※)であることをしっかり伝える
この2つのポイントは忘れずに伝えましょう。
ステップ⑪就職活動をする
失業保険を受給し続けるには4週間ごとに来る認定日で、就職活動していることを示す必要があります。
とはいえ難しいことをする必要はありません、例えば下記のような行動だけでも就職活動しているとみなされます。
- キャリアコーチングの利用
- 転職エージェントで求人の紹介を受ける
- プログラミングスクールの受講
ちなみに失業保険をもらっている途中に就職が決まれば、再就職手当をもらうことができ、残りの給付日数分のお金をもらうことができます。
なので失業保険をギリギリまでもらうために、就職時期を遅らせる必要はありません。
まとめ:【一人暮らし】仕事辞めたい!貯金ない→失業保険を28ヶ月貰おう

今回は、一人暮らしで仕事辞めたいけど貯金がない人に向けて、失業保険を最大28ヶ月もらう方法を解説しました。
全部で11ステップあるので少し大変ですが、28ヶ月働かずに生きていけるのは大きいですよね。
もし仮に28ヶ月ゆっくりできたら、どんなことをしますか?
- 自分の人生についてゆっくり考える
- 転職先をゆっくり探す
- スキルを身につける
- 疲れた体をリフレッシュ
- 今までやりたかったことに挑戦
など、非常に多くのことができますよね。
ただし本記事を読んでもわかると思いますが、手続きが複雑なので受給資格のある方のうち0.5%しか受給できていません。
実際、僕も自分では手続きができず、退職コンシェルジュというサービスを利用し、代わりに手続きをしてもらいました。
退職コンシェルジュは過去5年間で1,500名が利用し、97%の人たちが最大28ヶ月の失業保険を受給している実績のあるサービスです。
利用料金は、失業保険で給付される予定金額の1割ほどで、利用者が損をすることはありません。
もしあなたに受給資格がないことがわかったら、利用料金が全額戻ってくるので、お金だけ取られて泣き寝入りするようなこともありません。
もし本記事を読んで、自分で手続きをするのが難しいと感じたら、退職コンシェルジュに手続きを代行してもらうと良いですよ。
ネット上の口コミも良いので、安心して利用していただければと思います。
貰える金額も人によってまったく異なるので、1回無料相談受けてみて、自身が貰える金額が結果的にプラスになりそうであれば退職コンシェルジュは活用した方がいいですし、赤字になってしまうのであれば絶対に使わない方がいいです。
— Arashi (@ITengineer_last) May 8, 2022
私は利用した結果、1年で250万程貰ったので205万程プラスでした。
仕事辞めても月の受給額28万。知らなきゃ損。会社辞めたいと思ってる人、これから辞める人は社会保険給付金サポートをした方が絶対いいです。私はこの制度知らなくて、もったいない事しました🙄「退職コンシェルジュ」と検索すると出てきます
— てら (@terateraco) August 10, 2022
それでは以上で本記事を終わります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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