新卒で中小企業に就職しても人生終了ではない理由|大企業と中小の違い


新卒で中小企業に就職したら人生終了って聞いたことあるけど本当かな?
就活をしている人によくある悩みですが、中小企業に就職しても人生終了ではありません。
この記事では6度の転職を経験し、従業員10,000人の大企業と、従業員50名の中小企業で働いた経験のあるボクが、中小企業と大企業の違いを解説します。
この記事を読むことで、あなたにピッタリの働き方を見つけることができ、楽しい社会人ライフを送れるようになりますよ。

それでは前置きはここまでにして、本題に入ります。
新卒で中小企業に就職しても人生終了ではない理由

はじめに言った通り、新卒で中小企業に就職しても人生終了ではないです。
理由は、人ぞれぞれ仕事に求めることが違うからです。
たとえばAさんは、仕事に対してお金を求めますが、Bさんはライフワークバランスを充実させたいと考えているかもしれません。
このように仕事に何を求めるかは、人それぞれ違います。
大切なのは、中小企業と大企業のちがいを理解し、自分に合った働き方を選ぶことです。
というわけで、以下では大企業と中小企業のちがいを解説していきます。
中小企業と大企業のちがい

賃金・福利厚生
大企業は賃金が高く、福利厚生が充実しています。
たとえば大企業では、無料のランチビュッフェやお昼寝スペース、お菓子食べ放題など、さまざまな福利厚生がありました。
もちろん給料も高く、ボクの知人は26歳で年収800万円を超えていました。
意見の通りやすさ
大企業は従業金が多いため意見が通りにくいですが、中小企業は従業員が少ないので意見が通りやすいです。
たとえば大企業で給料アップの交渉をしても通りにくいですが、中小企業なら通りやすいです。
じっさいボクは中小企業で給料アップの交渉をし、手取りを5万円アップさせることに成功しました。

仕事の面白さ
大企業は部門ごとに仕事が分かれているので、ルーティンワークになりがちです。
一方で中小企業は、部門を超えた仕事をすることも多いです。
たとえばボクは営業職として入社しましたが、人材採用の仕事もしています。
ボク的には中小企業の方が、いろいろな仕事を経験できるので楽しいです。
つぶしの効きやすさ
つぶしの効きやすさは大企業が上です。大企業はネームバリューがあるので、転職で有利になりやすいです。
ようするに大企業から中小企業に転職するのは簡単だが、中小企業から大企業に転職するのはハードルが高いということ。
なので新卒で大企業に行ける能力があるなら、わざわざ中小企業を選ぶ必要はありません。
理由を次の章で解説していきます。
大企業に行けるなら行った方がいい

- 大企業から中小企業に転職するのは簡単
- 錯覚資産が手に入る
大企業から中小企業に転職するのは簡単
大企業から中小企業に転職するのは簡単ですが、中小企業から大企業に転職するのは難しいです。
なぜなら中小企業は意見が通りやすいですが、大企業は意見が通りにくいからです。
なので中小企業から大企業に行くと、働き方や環境の違いからストレスを感じるでしょう。
錯覚資産が手に入る
大企業に入社すると、仕事ができるかどうかにかかわらず、周りから凄い人だと思われます。
たとえるなら東大出身と聞くだけで、仕事ができそうな人に感じるようなもの。
なので大企業に入社すれば、その後の人生がイージーモードになり、転職や恋愛で有利になります。
とはいえ大企業に入社したくても、できない人の方が多いですよね。
というわけで次の章では、中小企業でも人生終了しない人の特徴を解説していきます。
中小企業でも人生終了しない人の特徴

- 専門性を身につけている
- 実績を積み上げている
- 社会人になってからも勉強を続けている
専門性を身につけている
大企業に入社しても、雑用ばかりしていたら専門スキルが身に付かず、40代でリストラされたときに人生終了します。
一方で中小企業に入社しても、専門性を身につければ、職に困らない人生を歩めます。
たとえば、営業のプロやスキルの高いエンジニアなら、どこの会社に行っても通用するでしょう。
今の時代は“大転職時代”と言われ、転職が当たり前の時代なので、専門性を身につけている人は最強です。
なので中小企業に入社しても、目の前の仕事を頑張って、専門性を身につけられるようにしましょう。
実績を積み上げている
中小企業でも社内でトップクラスの実績を作れば、社内で必要とされる存在となり、給料アップや福利厚生の充実を勝ち取れます。
じっさい、ボクの働いている中小企業でも、実績のある人たちは大手企業に転職しています。
なので『中小企業に入社したから人生終了』と決めつけるのは短絡的な考えです。
社会人になってからも勉強を続けている
2022年8月31日に総務省統計局が発表した令和3年社会生活基本調査によれば、社会人の「学習・自己啓発・訓練」は週全体で平均7分だったそう(研修などの時間は除く)。
ちなみに勉強していない社会人は全体の96%なので、ほとんどの社会人が勉強をしていません。
なので中小企業に入社しても、勉強し続ければ、大企業に入って油断しているライバルたちに勝てます。
じっさいボクは出勤前の朝と週末に勉強しているので、中小企業にもかかわらず、28歳で年収600万ほどになりました。
28歳の平均年収は約409万円(※)なので、我ながら頑張ってるんじゃないかと(笑)
なので中小企業に入社しても、勉強し続ければ人生は終了しません。
※参照:https://doda.jp/guide/heikin/age/
しかし中小企業は労働環境が整備されていないブラック企業も多いです。
そこで次の章では中小企業に就職するときのポイントを解説していきます。
中小企業に就職するときのポイント

ブラック企業が多いので注意する
中小企業は一族経営や社長のワンマン経営が多いため、労働環境の悪い企業が多いです。
たとえば残業が多く、休日出勤も当たり前…みたいな会社もあります。
じっさいボクは休日出勤しても、その分の給料が支払われず、手取り14万円で働いていた時期があります。
なので、中小企業に就職するときはブラック企業が多いことを理解しておきましょう。

民間の就職エージェントを利用する
中小企業にはブラック企業が多いと言いましたが、もちろんホワイト企業もあります。
ですが日本には3,578,176社もの中小企業があると言われています。
この中からホワイト企業を探すのは、砂漠でダイヤモンドを探すのと同じくらい難しいです。
なので民間の就職エージェントを利用することをオススメします。
民間のエージェントは口コミが命なので、ブラック企業を紹介して評判が悪くなるようなマネをしません。
じっさい、ボクも民間のエージェントを利用して、今働いている中小企業と出会いました。

ボクが利用したエージェントは以下の3つだよ!
どれも無料ですが親身にサポートしてくれるので、とてもオススメです。


まとめ:新卒で中小企業に就職しても人生終了ではない

『中小企業に就職したら人生終了』と考えるのは、あまりにも短絡的な考え方です。
ボクの職場は従業員50名ほどの中小企業ですが、東大や早慶、MARCH出身者がいます。
彼らが大企業ではなく中小企業を選んだのは、意見が通りやすい中小企業で働きたかったからだそう。
このように、仕事に求める基準は人それぞれ異なります。
なので中小企業に就職したら人生終了と考えるのは、あまりにも短絡的な考え方です。
『人生100年時代』ですから、“他人にどう思われるか”ではなく、“自分がどうしたいか”で仕事を選ぶようにしましょう。
というわけで今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました。