30代契約社員はやばい?今からでも正社員になれる?

30代で契約社員ってやばいかな?
今からでも正社員を目指した方がいいかな?
このようなお悩みにお答えしていきます。
はじめまして、ゆうやです。
この記事を書いているボクは28歳の元契約社員です。
契約社員として働いているときのボクは、30代契約社員の悲惨な末路を身近で見て「この人たちみたいな人生を歩みたくない」と心の底から思い、正社員になることを決意。
現在はなんとか正社員になることができ、契約社員のときより楽しい生活を手に入れました。
本記事ではこのような背景のボクが、30代契約社員がどのくらいやばいのか解説していきます。
契約社員として働いていたボクが、現場のリアルな声をお届けするので、契約社員を続けるか迷っている人は参考になさってください。
では前置きはここまでにして本題に入っていきますね。
30代契約社員はなぜやばい?

年収が低くなりがち
東京都産業労働局が公表している「契約社員に関する実態調査」によれば、契約社員の平均年収は362.9万円です。
一方で、国税庁のデータによると正社員の平均年収は441万円。
両者には約100万円の差があります。

でも今は「同一労働同一賃金」によって、契約社員の待遇も良くなってるんじゃないの?
「同一労働同一賃金」はアテにならない
「同一労働同一賃金」とは、正社員であるか、パートタイム労働者・有期雇用労働者・派遣労働者であるかにかかわらず、企業・団体内で同一の仕事をしていれば、同一の賃金を支給するという考え方で、不合理な待遇差の解消を図るものです。
https://www.jtuc-rengo.or.jp/column/column003.html
同一労働同一賃金とは、簡単に言うと正社員とか契約社員に関係なく、同じ内容の仕事をしていたら、同じ給料を払いましょうってことです。
しかし法的拘束力がないので、守らない企業に対して罰則はありません。
なので現状では、契約社員と正社員のあいだには待遇差があります。
福利厚生などの待遇面がよくない
会社にもよりますが、正社員と派遣社員に大きな差があることがあります。
たとえば正社員が利用できる施設を、契約社員は利用できなかったりです。
リストラの対象になりやすい
正社員の雇用形態は「無期雇用」ですが、契約社員「有期雇用」です。
なので企業の業績が悪かったり、契約者の能力が低いと判断されると、契約を打ち切られてしまいます。

契約期間の途中に契約が打ち切られることを「雇い止め」と言うよ!
5年ごとに新しい職場を探す必要がある
契約社員は、2021年に改正された労働契約法によって、契約期間が5年を超えると無期雇用へと転換が可能となりました。
しかしこの法改正によって、契約期間が5年を超えるまえに契約を打ち切る企業が続出。
ボクの知人も25歳から働いていた契約先を30歳で契約打ち切りになり、途方に暮れていました。
職歴としてカウントされにくい
契約社員は職歴としてカウントされにくいです。
むしろ長いあいだ契約社員として働いていることをマイナスに評価する企業もあります。
なので契約社員から正社員を目指すときは、面接で契約社員として働くことを選んだ理由を説明できるようにする必要があります。
祝日が多い月は収入が減る
一般的には嬉しいゴールデンウィークやお正月ですが、契約社員はあまり喜べない人が多いです。
なぜなら契約社員は時給制で働いている人が多いからです。
なので勤務時間が減ってしまうゴールデンウィークや正月は素直に喜べないのです。
ボーナスがもらえないor少ない
正社員だとボーナスが夏と冬の2回もらえますが、ほとんどの契約社員はボーナスをもらえません。
もらえたとしても正社員より少ないので、正社員との収入格差は広がっていきます。
基本的に退職金がない
正社員なら勤務年数に応じて数十〜数百万円の退職金を受け取れます。
しかし契約社員だと1円も受け取れないので、生涯年収に大きな差が生まれます。
結婚率が低い
内閣府が発表している「令和3年版 少子化社会対策白書」によれば、30~34歳の正社員の婚姻率は59.0%なのに対し、パート・アルバイト以外の非正規雇用者の婚姻率は22.3%です。
契約社員でも結婚できないわけではありませんが、収入の安定性などを考えると、正社員の方が結婚しやすいのは明らかです。
社会的信用が低い
契約社員は収入が不安定なため社会的信用が低いです。
なのでローンを組んだり、クレジットカードを作ろうとしても審査に落ちることがあります。
30代契約社員から正社員になるのは難しい
平成29年版「職業構造基本調査」によると、過去1年以内に非正規雇用から正規雇用になった年代の割合は以下のようになっています。
- 15〜19歳 =29.9%
- 20〜24歳 =32.7%
- 25〜29歳 =25.5%
- 30〜34歳 =18.1%
- 35〜39歳 =15.5%
年齢を重ねるにつれて就職率が下がっていることがわかりますね。
なので30代契約社員から正社員を目指すなら、1日でも早く動き出すべきです。

でも30代の契約社員から正社員になるのってハードルが高いんじゃないの?

たしかに30代の契約社員から正社員を目指すのは難しいです。
しかしボクが利用した、JAIC(ジェイック)というエージェントなら、フリーターや社会人未経験者でも81.1%の就職率を誇っています。
なので30代契約社員から正社員を目指したい人は、JAIC(ジェイック)を利用してみるといいですよ。
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昇給・昇格がほぼない
契約社員は契約時に決めた条件で採用されているので、契約が終了するまで昇給のタイミングがありません。
なので昇給を希望するなら、契約更新のタイミングまで待つしかありません。
ですが、あまりゴネると契約を打ち切られるリスクがあるので、今の職場が向いていると感じるなら、あまりワガママを言わないでおくのが得策です。

契約社員として5年間勤務すれば無期雇用に切り替わるから、それまでガマンするのも1つの手だね!
契約社員が向いている人

やばいと言われがちな契約社員ですが、向いている人もいます。
ここでは契約社員が向いている人を紹介していきます。
- フルタイムで働くのが難しい人
- 責任を負いたくない人
- プライベートを充実させたい人
- 色々な業界で経験を積みたい人
- スキルがある人
フルタイムで働くのが難しい人
育児や家事、介護などのため、フルタイムで働けない人は契約社員が向いています。
もちろん正社員でも時短勤務ができる場合もありますが、ややハードルが高いです。
なのでフルタイムで働くのが難しい人は、契約社員の方が向いています。
責任を負いたくない人
契約社員は雇用期間が決まっているので、責任ある仕事を任されにくいです。
一方で、正社員は勤務年数が長くなるにつれて、仕事への責任が増していきます。
警視庁が発表している「令和3年中における自殺の状況」によれば、自殺者のうち割合がもっとも多い年齢は「50歳代」で全体の17.2%を占め、2番目に「40歳代」が17.0%を占めています。
様々な要因があるとは思いますが、40〜50代は仕事への責任が大きくなることが要因の1つだと考えられます。
もちろん責任のある仕事をすることで、年収や待遇が良くなるメリットもありますが、死んでしまったら元も子もありません。
プライベートを充実させたい人
契約社員は異動や転勤もなく、残業も少ないのでプライベートを充実させたい人に向いています。
しかし契約社員も残業が多い場合があるので、どうせなら正社員を目指した方がコスパが良いです。
たとえばJAIC(ジェイック)というエージェントは、正社員求人のみを取り扱っており、一般には出回っていない非公開求人も保有しています。

ボクが契約社員から転職できたのも、JAIC(ジェイック)のおかげだよ!
JAICは、全国18000社ある就職支援会社のうち、わずか42社しか認定されていない職業紹介優良事業者でもあり、東証一部上場企業です。
信頼して利用できるエージェントの1つのなので、まだ利用したことない人は登録しておくといいですよ。
色々な業界で経験を積みたい人
契約社員は雇用期間が決まっているため、企業は気軽に採用できます。
そのため未経験の業界でも採用されやすく、色々な業界で経験を積みたい人には向いています。
経験した仕事のなかで、自分に合っていると感じた業界があれば、正社員を目指してみるといいでしょう。
スキルがある人
エンジニアやデザイナーのように特定のスキルを持っている人は、契約社員が向いています。
契約社員として経験を積み、独立を目指すのも良いし、スキルアップを重ねて時給単価をアップさせるのも良いでしょう。
今からIT業界への就職を目指すのであれば、ウズキャリITやキャリスタカレッジのように、無料でIT学習をサポートしてくれるサービスを活用すると良いですよ。
契約社員が向いていない人

安定した雇用を求める人
契約社員は会社の都合で雇い止め(※)になるリスクが高いです。
なので安定した雇用を求める人は、契約社員ではなく正社員を目指した方が良いです。
もちろん正社員も終身雇用が廃止されつつあるので、昔より不安定です。
しかし正社員は労働法によって解雇されにくいので、契約社員よりも安定していると言えます。
なので安定を求めるなら、正社員を目指すことをオススメします。
キャリアアップしたい人
契約社員は昇進が少ないので、キャリアアップには不向きです。
なかには契約社員でも管理職を任される人もいますが、契約社員のままでは昇進とは言えず、ムダに業務の負担が大きくなるだけです。
なのでキャリアアップしたいなら、正社員登用のある企業を選ぶか、初めから正社員として入社した方が良いです。
スキルアップしたい人
契約社員を採用する企業は、契約社員を教育しようとせず、簡単な業務しか任せません。
なぜなら契約社員は雇用期間が決まっているため、育てたとしても教育コストがムダになるからです。
なのスキルアップを目的に契約社員になろうとしているなら、やめた方がいいです。
30代契約社員から正社員を目指すには?

契約社員から正社員登用を目指す
あなたが今も契約社員として働いているなら、今の仕事を頑張って正社員登用を目指すのがオススメです。
今の勤務先に正社員登用制度があるなら、あなたも正社員を目指せます。
もし制度がなくても、社内で評価が高ければ正社員になれるので、上司に聞いてみるといいでしょう。

ボクが以前働いていた会社には、契約社員から正社員になった人がいたよ!
契約社員として5年以上はたらく
契約社員として5年以上はたらくと、無期転換ルール(※)によって、有期雇用から無期雇用へ転換できます。
しかし実際に無期転換ルールによって、契約社員から正社員になった人は少ないです。
厚労省の発表によれば「無期転換申込権を行使した労働者がいる事業所」の割合は35.9%で、「無期転換申込権を行使せず継続雇用されている労働者がいる事業所」の割合は80.4%です。

ほとんどの人が、無期転換ルールを使っていないんだね…。
一方で、厚労省の「労働経済動向調査(令和3年2月)の概況」によれば、正社員登用制度があると答えた企業は77%で、登用実績のある企業は47%でした。
なので無期転換ルールを利用するより、先に説明した正社員登用制度を利用した方が、正社員になりやすいと言えるでしょう。
契約期間満了のタイミングで転職
契約社員がもっとも確実に正社員になる方法は転職です。
ただし契約社員は契約期間に会社を辞められません。
もちろん事情を説明すれば了承してくれる企業がほとんどですが、なかには損害賠償を請求してくる企業もあります。

ボクは契約社員を1ヶ月で退職したいと伝えたら、100万円の損害賠償を請求されたよ!
ボクのようにトラブルに巻き込まれないためにも、契約期間が満了してから転職することをオススメします。
とはいえ『今すぐ正社員になりたい!』って人もいると思うので、そんな人はJAIC(ジェイック)でサクッと就職先を決めてから、以下の記事を読むといいです。
↑この記事では、ボクが1ヶ月で契約社員を辞めた時のノウハウを解説しています。
この記事を読めば、契約期間の満了を待たずに退職できるので、参考にしてみてください。
契約社員以外でオススメの働き方BEST3

1位:正社員
契約社員以外の働き方でもっともオススメなのは正社員です。
終身雇用が廃止されつつあるので、完全な安定とは言えませんが、やはり無期雇用なのはデカいです。
またボーナスや退職金制度といった福利厚生が充実しているのもポイント。

契約社員から正社員になるのは無理なのでは?
と思うかもですが、JAIC(ジェイック)なら社会人未経験者でも利用でき、就職率が81.1%です。

ボクもJAIC(ジェイック)を利用して、契約社員から正社員になったよ!
JAIC(ジェイック)では書類選考なしで、優良企業約20社と面談できるので、経歴にキズがある人でも正社員になるチャンスがあります。
もちろん無料で利用できるので、まだ利用したことのない人はぜひ。

2位:派遣社員
契約社員は契約期間が満了すると、次の仕事を自分で探す必要があります。
しかし派遣社員は契約期間が満了しても、派遣会社が次の仕事を見つけてくれます。
また希望の労働条件がある人は、派遣会社に伝えることで、希望にマッチした求人を紹介してくれます。
ただし契約社員と同じく、企業の業績が悪いと雇い止めになるリスクがあります。
なのでオススメ度は正社員に次ぐ第2位となりました。

3位:フリーランス
スキルがある人はフリーランスとして働くのも1つの手です。
契約社員よりも不安的ではありますが、自分の都合に合わせて働けるのがメリット。
ただしスキルのない人がいきなりフリーランスになるのは危険なので、まずは企業で実績を積むことをオススメします。
フリーランスになりやすいと言われているIT業界への就職を目指すのであれば、ウズキャリITやキャリスタカレッジのように、無料でIT学習と就活をサポートしてくれるサービスを活用すると良いですよ。

30代契約社員から正社員を目指す5ステップ

ステップ①今までの職歴を振り返る
30代は転職のラストチャンスなので、転職に失敗してブラック企業に入社すると、取り返しがつかなくなります。
なので今までの職歴を振り返って、自分がどのような仕事が得意で、どのような仕事内容にやりがいを感じるのか明らかにしておきましょう。
これをすることで、自分の強みが明確になり、企業へ自分をアピールする際に役立ちます。
ステップ②転職理由を明確にする
転職理由を明確にすると、面接での受け答えがしっかりできるようになります。
また入社後のギャップによって、短期離職するリスクも減らせます。

過去のボクはとりあえず正社員になれれば良いと考えていたので、短期離職を3度しているよ。
関連記事:【短期離職】人生詰んだ僕が正社員になるまでの話【実話】
20代のボクですら、短期離職をしてから就職先が見つからずに苦労しました。
なので30代の人が短期離職すると、2度と正社員になれないリスクが高まります。
だから転職理由を明確にし、入社後のギャップが起きないように準備しておきましょう。

転職理由を明確にするにはどうすればいいの??

と思う人は、ジェイックでキャリア相談してみるのがオススメ!
ジェイックに相談することで、就職のプロからアドバイスをもらうことができ、転職理由や今後のキャリアについての悩みを解決できます。
ジェイックは、ボクも実際に利用して就職を成功させましたが、とても手厚いサポートを受けられるので、就活している方全員にオススメしたいエージェントですね^^
ステップ③現職での成果をまとめる
契約社員でも今の職場で何らかの実績があるはず。
たとえ小さな成果でも、アピールするのとしないのとでは、大きな差があります。

自分にアピールポイントなんてないし…
と思う人はジェイックに相談してみるといいでしょう。
採用者目線からのアドバイスをくれるので、自分でも気が付かないアピールポイントを教えてくれるでしょう。
ステップ④企業・業界研究を行う
正社員転職を成功させるには、企業・業界研究をすることも大切。
しっかりと企業・業界研究をすることで、選考を受ける企業に対して志望度の高さをアピールできるからです。
たとえばあなたが気になる異性を口説こうとするとき、相手の好きなタイプや趣味をリサーチしますよね?
就活もこれと同じ。本気で正社員になりたいなら企業・業界研究を徹底的に行いましょう。
とはいえ働きながら企業・業界研究をするのはキツイです。
なのでジェイックを利用し、担当のコンサルタントから企業の内部事情を教えてもらうと良いです。
こうすることで、自分で企業・業界研究するより深い情報を手に入れることができます。
実際にボクが契約社員から正社員になれたのも、ジェイックのスタッフが企業や業界の深い情報を教えてくれたからです。
ステップ⑤資格やスキルを身に付けてから転職する
人によっては興味のある業界・企業に入社するために資格やスキルが必要な人もいるでしょう。
資格やスキルを取得してから就活すれば、企業にやる気をアピールすることができ、選考が有利に進みます。
たとえばボクはWEBデザインの職業訓練を受けていました。
職業訓練は、厚労省とハローワークが連携して行なっている事業で、無料で受講できるのが特徴。

訓練を受けている間は、失業保険の受給期間を延ばすことができるよ!
また失業保険をもらえない人でも、条件を満たせば月10万円の給付を受けながら訓練を受けられます。
なので契約社員を辞めてからすぐ就活するのではなく、いったん職業訓練でスキルを身につけるのも1つの手です。
30代を契約社員で過ごすのはもったいない

よほどの理由がない限り、30代を契約社員として過ごすのはもったいないです。
理由は35歳以下ならジェイックの就職支援を受けられるからです。なのであなたが35歳以下ならジェイックを利用して正社員を目指すべきです。
どうせ36歳以上になったら、イヤでもサポートを受けられません。それなら今できる最大限の努力したほうが合理的です。
そうしなければ、30代後半になってから「あのときもっと頑張っていれば…」と人生を後悔することになるでしょう。
後悔ばかりの人生なんてイヤですよね?
人生一度きりなんだから、死ぬ間際に後悔するような生き方するのはもったいないですよ。
まとめ:30代契約社員はやばい?今からでも正社員になれる?

30代契約社員はやばいです。
しかしあなたが35歳以下なら、契約社員から抜け出せるので安心してください。
あなたが36歳以上なら、契約社員として生きる道を選ぶのはアリです。
しかしまだ35歳以下なら、今の自分ができる最大限の努力をすべきです。
本記事をここまで読んでくれたあなたなら、ゼッタイに正社員になれますよ^^
本記事で何度も紹介したジェイックなら、書類選考なしで約20社の優良企業と面談できます。
またジェイックは東証一部上場企業なので、安心と実績があります。
35歳以下なら経歴関係なく利用できるので、ぜひ無料相談だけでもしてみるといいですよ。
というわけで今回は以上です。
最後までご覧いただきありがとうございました!