無職半年はやばい?再就職を成功させた3つの秘訣
無職が半年続いたらどうなるんだろう?本当にやばいのかな?
このような不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
無職を半年続けていると、周囲からの評価や自己肯定感が下がり、焦りや不安が強まるケースが多いです。
また「半年も働いていないと、もう再就職できないのでは?」という思い込みに支配されることも多いです。
僕自身は24歳〜25歳までの1年間無職だったので、同じ不安を抱えていました。
しかし現在の僕は再就職に成功し、ワークライフバランスの充実した日々を送っています。
今回は無職から再就職に成功した僕が、実際に取ったステップを紹介します。
この記事を読むことで、無職期間が長くても再就職する方法がわかりますよ。
無職半年は本当にやばいのか?気にする前に知っておきたい事実
無職の期間が半年続くと、世間の目や自己肯定感が下がりやすいです。
しかし半年の無職期間がどれくらい「やばい」のか調べたことはありますか?
データや統計を調べてみると、無職期間が半年続くことは意外と「やばくない」ことがわかります。
総務省の労働力調査によれば、失業者が次の仕事を見つけるまでにかかる平均期間は約4〜6ヶ月と言われています。
2023年の調査だと、失業期間が半年を超える人の割合は全体の約20%で、3ヶ月以上の割合は約60%とされています。
つまり半年間の無職期間は「やばい」と感じるかもですが、統計的にはそれほどやばくないんです。
また海外の調査によれば、履歴書や職務経歴書で無職期間の説明をすると、書類選考の通過率が約60%増加することが明らかになっています。
たとえば半年間の無職期間でスキルアップや自己研鑽していた場合はポジティブな評価を受けやすいです。
実際に僕は無職期間にプログラミングスクールや職業訓練(※)でWebデザインを学んでいたので、無職期間が長くてもマイナスに評価されることはなかったです。
(※)職業訓練は、月10万円の給付を受けながらスキルアップできるお得な制度です。
無職期間が半年ある20代の再就職率は60%以上
無職が半年あっても、20代なら再就職がスムーズに決まりやすいです。
厚労省の「職業安定業務統計」では、無職期間が半年以上の場合、20代の再就職率は60%以上あるのに対し、40代は約30%まで落ち込みます。
つまり再就職できるかどうかは、無職期間だけでなく年齢も影響するんです。
40代で半年の無職期間があると再就職は厳しいですが、20代なら全然なんとかなりますよ。
大切なのは『無職期間に何をしていたか』
無職期間が半年以上になったとしても、その期間に新しいスキルを取得していたり、自己成長に取り組んでいたことを企業に伝えることができれば、再就職のチャンスはあります。
ハーバードビジネスレビューの調査によれば、無職期間が半年以上あっても、約40%の企業が「自己成長やスキルアップをしていたなら問題ない」と回答しています。
重要なのは無職期間の長さではなく、その期間に何をしていたのかです。
履歴書や職務経歴書で、無職期間の取り組みを説明できれば再就職できますよ。
無職期間中にやるべき5つのこと〜半年を有意義に過ごす〜
半年の無職期間を有効活用して再就職につなげるためには、以下5つの行動が大切になります。
- スキルアップ
- 自分の強みと弱みを理解する
- メンタルとフィジカルのケア
- 転職エージェントの活用
- キャリアコーチングを利用する
それぞれ説明していきますね。
スキルアップ
無職期間は、スキル伸ばす絶好のチャンスです。
具体的には、オンラインスクールを活用しプログラミングや英語を学ぶのがおすすめです。
プログラミングと英語を推す理由は、IT人材と英語とのできる人材は需要が高いからです。
経産省の調査によれば2030年にはIT人材が最大78万人不足すると言われています。
英語は世界で最も多く使われている言語なので、身につけておけば、いざというときに役に立ちますし、外資系に転職して高年収を目指せます。
自分の強みと弱みを理解する
無職で時間のあるうちに、自分の強みと弱みを把握しておくことは欠かせません。
自分の強みと弱みを把握しないまま転職してしまうと、また仕事を辞めてしまい、空白期間が長引くおそれがあるからです。
ASSIGNなら、わずか3分で以下のように自分の性格を診断してくれて、向いてる職種や業界を提案してくれるので、利用してみるといいですよ。
無料で使える神ツールなので、自己分析をしたことのない人や自己分析を深めたい人は利用してみるといいですよ。
メンタルとフィジカルのケア
無職期間中は、心身の健康を維持することも大切です。
無職の期間が長引くとストレスや不安が増し、再就職のモチベーションが低下しやすいからです。
定期的な運動で体力を維持し、マインドフルネスやウォーキングで心を落ち着ける習慣を取り入れるのがおすすめです。
古代ローマの詩人であるデキムス・ユニウス・ユウェナリスも「健全なる精神は健全なる身体に宿る」と言っています。
再就職に向けた活動は、心身にストレスがかかりますから、無職期間のうちに心と身体をメンテナンスしてみてください。
転職エージェントの活用
無職期間中に転職エージェントを活用することは、再就職するうえで有効な戦略です。
転職エージェントは単に仕事を紹介するだけでなく、求職活動全体をサポートしてくれるため、半年の無職期間がある人でも再就職の成功確率を高められます。
一般には出回っていない非公開求人にもアクセスできるため、より自分にマッチした求人を見つけやすいです。
また履歴書や職務経歴書のアドバイスを受けられるのもポイントです。
とくに、半年の無職期間がある人は、無職期間をポジティブに説明するためのアドバイスを受けられるのはデカいですよ。
それから面接対策も欠かせません。
無職期間のある人は、面接で自信を失うこともありますが、エージェントは面接対策やフィードバックをしてくれるため、自信を持って面接に臨めます。
ジェイックや第二新卒エージェントneo
キャリアコーチングを利用する
キャリアコーチングは、転職エージェントとは異なり、求人紹介はせずにキャリア全体の方向性を見直す手伝いをしてくれるサービスです。
わかりやすく言うと、人生相談サービスのようなものです。
国家資格を持つプロのコーチと自分の強みや興味を再確認できるため、向いている職種や業界を明確にできます。
カウンセリングはマンツーマンで行い、あなたの状況に合わせてアドバイスを提供してくれるので、無職期間が半年あっても、状況に合わせて最善の戦略を立てられます。
それぞれの特徴をかんたんに説明するとこんな感じです。
- ポジウィルキャリア:20〜30代の相談実績No. 1。若手特有の悩みに強く、選考通過率0.1%を潜り抜けた優秀なコーチが対応してくれる。
- キャリート:転職を繰り返してしまう人のキャリア形成に強いコーチングサービス。特にHSP(繊細さん)のキャリア形成に強い。
どちらのサービスも無料相談できるので、一度話だけでも聞いてみるといいですよ^^
半年間の無職から再就職を成功させた3つの秘訣
次に半年の無職期間のある僕が、どのように再就職を成功させたのか。
3つの秘訣を解説していきます。
エージェントとキャリアコーチングの使い分け
先に紹介した転職エージェントとキャリアコーチングを使い分けることで、スムーズな転職活動ができます。
キャリアコーチングで長期的なキャリア戦略を立ててから、転職エージェントに相談する感じです。
無職期間の長い人は、まずキャリアコーチと方向性を整理し、その後エージェントに相談することで志望動機や自己PRを考えやすくなり、効率的に転職活動できます。
空白期間をポジティブに説明する準備をする
半年以上の無職期間があると、面接で無職期間がある理由を質問されることは確実です。
なので面接で空白期間をポジティブに説明する準備をしておく必要があります。
具体的には無職期間のあいだに何をしていたのか、前向きな内容を伝えるといいです。
たとえばオンラインスクールや資格取得、語学を学んでいた場合、この経験を強調すると好印象を与えられます。
これらの経験がどのように自己成長やキャリアに役立ったのかを具体的に説明すれば、無職期間があってもマイナスに評価されることはありません。
家族の事情や個人的な理由で無職になった場合でも、その理由を正直に伝え、再就職に向けてどのような行動をしてきたのか伝えれば問題ありません。
無職期間に遊びすぎた…。
かりに無職期間に遊んでたとしても問題はありません。
大切なのは無職期間の長さではなく、この期間に何を考え、どう行動し、これからどう生かしていくのかです。
無職期間を面接でうまく伝える方法は、以下の記事を参考にしてみてください。
自分の強みと弱みの把握
自分の強みと弱みを把握せず転職活動するのは、武器を持たず戦場に行くようなものです。
自分の強みを理解していなければ、面接で自分のアピールポイントがわからず、企業はあなたを正しく評価してくれません。
企業は会社にとって利益をもたらしてくれる人材を探しているので、強みのない人を採用しようとは思いませんからね。
コミュ力が強みなら、それを活かしてどのように仕事をしてきたのか。技術力が強みなら、そのスキルをどのようにプロジェクトで応用したのか、具体的なエピソードを用意しておくといいです。
面接で自分をアピールする方法は以下の記事でくわしく解説しています。
また、強みだけでなく弱みを理解しておくことも大切です。
弱みを理解することで、それをどう対策するのか、改善の意識や自己理解の深さをアピールでき、面接官に前向きな印象を与えられます。
たとえばタイムマネジメントが苦手なら、ToDoリストや時間管理ツールの利用を伝えたりです。
自分の強みと弱みを理解するにはどうすればいいの??
自分の強みと弱みを理解する方法は、いくつかの方法があるよ!
以下からお好きな方法を活用し、自己理解を深めてみてください。
- SWOT分析:強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) の頭文字をとったフレームワーク。これらを整理することで、今後のキャリアをどのように歩むのか考える際に役立ちます。
- フィードバックを受ける:同僚や上司、友人、家族、恋人、エージェント、キャリアコーチからフィードバックを受けることで、自分で気づかなった強みや改善点を発見できます。
- 性格診断や適正テスト:ASSIGNなどの診断ツールを活用すると、自分の性格や強み、向いてる仕事がわかります。
僕はASSIGNを使って自分の強みと弱みを調べたよ!
ASSIGNを使うと、こんな感じで自分の強みと弱みをチャート化してくれます。
わずか3分で診断できるので、スキマ時間に診断してみるといいですよ。
半年の無職期間は人生を変えるチャンス
無職期間は不安になるかもしれませんが、実は自己成長のために必要な時間だったりします。
無職期間を自己成長やスキルアップのために使えば、将来のキャリアアップにつながり、無職期間のおかげで今の自分があると思えるようになります。
一時的に年収や待遇が悪くなるかもですが、長期的に見れば、無職期間で身につけたスキルは必ず役に立ちます。
少なくとも僕は、1年の空白期間があったおかげでプログラミングとWebデザインを学ぶことでき、当ブログを運営できています。
今はオンラインスクールや無料の学習ツールがたくさんあるので、やる気さえあれば誰でもスキルアップできます。
ぜひ無職期間をスキルアップの時間に充ててみてください。
心身のリフレッシュになる
無職期間はストレスや不安を感じることも多いですが、趣味や新しいことにチャレンジするチャンスがあります。
趣味や新しいことにチャレンジすると、メンタルをリセットでき、再就職に向けてモチベーションを高められます。
僕の場合は、無職10ヶ月目くらいで「そろそろ働きたいな…」と思うようになりました。
毎日寿司や焼肉を食べてるとヘルシーな和食を食べたくなるのと同じで、毎日遊んでると働きたくなります。
なお1年無職だった僕が再就職したときの話はこちらからどうぞ。
自分と向き合える
働いているときは、日々の仕事や生活の忙しさで、自分自身を見つめ直す時間を確保しにくいです。
しかし、無職期間は時間がたっぷりあるため、これまでの反省や将来の目標設定、自分の強みや弱みを明確にできます。
これにより、転職活動で自分の能力や経験を堂々とアピールできるようになったり、心の整理ができ、何が原因で仕事を辞めたいと感じたのか、自分自身への理解が深まります。
自分自身への理解を深めることは、今後のキャリアや人生において間違いなくプラスです。
時間がある無職期間のうちに、自分自身への理解を深めてみてはいかがでしょうか。
AI診断ツールのASSIGNなら、わずか3分で自己理解を深められるよ!!
参考:僕がASSIGNを使ったときの診断結果
友人や恋人、家族で診断を受けても面白いですよ^^
無職期間を過ごすうえでの注意点
無職期間を過ごすうえで、いくつか注意点があります。
以下の注意点を意識することで、より有意義な無職期間を過ごせますよ。
- 焦らない
- 規則正しい生活リズムを維持する
- 社会とのつながりを保つ
- スキルアップや自己研鑽に取り組む
- どのように無職期間を説明するか用意しておく
それぞれ説明していきます。
焦らない
無職期間が長引くと、不安や焦りを感じやすいです。
不安や焦りを感じた状態で仕事を探すと、求人選定が甘くなり、入社後のミスマッチにつながりやすいです。
それから、人間は暇な時にネガティブになりやすいので、なるべく暇な時間を作らないように心がけてみましょう。
あるいは定期的に就職エージェントやキャリアコーチと面談することで、冷静に自分のペースを判断できるので、相談してみるのもいいです。
一度入社したら簡単に辞められないので、焦らずじっくりと自分に合った仕事を探すようにしましょう。
規則正しい生活リズムを維持する
無職期間中は、自由な時間が増えることで生活リズムが崩れやすくなります。
不規則な生活は、不健康ですし、モチベーションやメンタルにも悪影響を与えます。
再就職やスキルアップのためにも、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。
毎日おなじ時間に起床・就寝し、日中のスケジュールを立てることで、1日を有効に使えますよ。
社会とのつながりを保つ
無職期間が長くなると、社会とのつながりが薄れていき、孤立感が強まることがあります。
友人や家族と定期的に連絡を取ったり、趣味や習い事を通じて社会とのつながりを持つことで、精神的な安定をキープできます。
また人とのつながりがきっかけで、再就職先が見つかることもあります。
無理にとは言いませんが、なるべく人と定期的にコミュニケーションを取るように心がけてみてください。
スキルアップや自己研鑽に取り組む
無職期間をダラダラしてリフレッシュするのもいいですが、自己成長のために使うのも大切です。
スキルアップや資格取得に取り組むことで、再就職がスムーズに決まりやすいです。
またスキルアップや資格取得の勉強をするなかで新しい興味や関心が湧いて、やりたい仕事が見つかることもあります。
どのように無職期間を説明するか用意しておく
無職期間のある人が再就職を目指す場合、「無職期間に何をしていたのか」は面接で必ず聞かれます。
無職期間で何を学び、どのように成長したのか説明できるように準備しておきましょう。
体調不良で休んでいたり、家族の介護やケアで休んでいた場合も、正しく伝えれば面接でマイナスになることはありません。
面接が苦手で、無職期間のことを聞かれると動揺しちゃうんだよなぁ…。
という人は、ジェイックや第二新卒エージェントneo
この3つのエージェントは、僕自身も無職から再就職するときに利用し、1ヶ月で5個の内定を獲得できました。
無職期間をポジティブに伝える方法を細かく教えてくれるので、無職から再就職を目指す人におすすめです^^
おわりに:半年無職でも人生終わりではない
半年の無職期間が「やばい」と感じてしまうのは、社会的なプレッシャーや固定観念から来ることが多いです。
実際のところ、無職期間は自己成長やスキルアップ、キャリアチェンジの大切な時間になります。
半年の無職期間を活用して、新しいスキルを学んだり、自己分析を深めることで、再就職後に高いパフォーマンスを発揮できます。
実際、多くの企業が無職期間のある人を採用しています。
無職であること自体が問題なのではなく、どのように過ごし、何を得たのかが大切です。
たとえば海外の調査によれば、無職期間中に新たなスキルを学んだ人の約75%が、再就職に成功しています。
ですので無職期間を必要以上に恐れる必要はありません。
無職期間にパワーアップすれば、再就職なんて余裕ですよ。
というわけで今回は以上です。有意義な無職期間をお過ごしください。
それでは!!