もう26歳。何もしてこなかった。
自分の人生、終わってるかも。
実は、僕自身も26歳のときにニートでした。
警察官として働いていたものの、適応障害とうつ病を患い、やむを得ず退職。
その後は実家に戻り、約1年間ほとんど外に出ることもなく引きこもっていた時期があります。
焦りや罪悪感、周囲との比較で押しつぶされそうな毎日。
「このまま人生が終わってしまうのでは」と感じていました。
でも、そんな僕でも少しずつ状況を変えることができたんです。
この記事では、当時の自分のように
- 「働きたいけど動けない」
- 「何から始めればいいか分からない」
と悩んでいる人に向けて、現実的な選択肢や具体的な行動を紹介していきます。
職歴がなくても、人間関係に疲れていても、社会復帰の道は必ずあります。
まずは“今できること”から一緒に探していきましょう。
目次
なぜ26歳で立ち止まる人が多いのか?
- 「そろそろちゃんと働かないと」
- 「このままじゃマズい」
そんな焦りが強まるのが26歳という年齢です。
でも焦れば焦るほど、身体が動かない。
何から始めればいいか分からず、ただ時間だけが過ぎていく。
そんな“立ち止まり”に苦しんでいる人は、あなただけではありません。
社会的な“区切り”が26歳に集中している
大学を卒業してから約4年。
新卒入社した人は中堅社員になり、転職・昇進・結婚など「節目」が一気に増えてくるのがこの時期です。
それと同時に
- 「そろそろ正社員にならないと…」
- 「一生フリーターかも」
という焦りが強くなるのも26歳。
「本格的に遅れをとっている」と自覚しやすい年齢です。
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20代後半ニートは実は珍しくない
総務省の『労働力調査(2024年版)』によれば、25〜29歳の無業者は約16万人。
就労も就学もしていない、いわゆる“ニート”状態の若者は想像以上に多くいます。
など理由はさまざま。
「20代後半でニートなんて終わってる」と思いがちですが、社会全体を見れば同じように立ち止まっている人は決して少なくないのです。
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僕も26歳で人生が止まっていた
実は僕自身も26歳のとき、人生に完全に行き詰まっていました。
警察官として働いていましたが、適応障害とうつ病で退職。
実家に戻り、1年間引きこもり生活を送っていました。
- 「外に出たら知り合いに会うかも」
- 「近所の目が怖い」
そんな不安で、昼夜逆転し、誰とも連絡を取らず、気づけば何もしないまま月日だけが過ぎていました。
毎日、罪悪感と無力感に押しつぶされそうで、「もうこのまま終わるのかもしれない」と本気で思っていました。
「動けないのは甘え」ではない
でも今なら分かります。
動けなかったのは「甘え」じゃなく、「心が回復していなかっただけ」。
無理に行動しようとしても、燃え尽きるだけです。
まずは、自分を責めるのをやめて、「立ち止まっているのは当たり前のこと」と認めること。
それが本当の意味での“スタートライン”になると、僕は実感しています。
次の章では、そんな僕がどうやって抜け出したのか。
3つの具体的行動と、同じように26歳で人生を立て直した人たちのリアルなエピソードを紹介します。
今すぐできる3つの行動
- 「ここまで読んだけど、やっぱり怖い」
- 「結局なにから始めればいいのか分からない」
そう感じるのは、あなただけではありません。
でも、社会復帰に必要なのは、大きな決断や劇的な変化ではなく、小さな行動を一つ起こすことです。
ここでは、今日からできる現実的な3つの行動をご紹介します。
① とにかく「誰かに話を聞いてもらう」ことから始める
自分に何が向いているのか分からない。何をすればいいのかも分からない。そんな状態なら、まずは誰かに話を聞いてもらうことから始めてみてください。
ASSIGNは、AI診断後にキャリア相談もできる無料アプリです。ポジウィルキャリアなら「働く以前の不安」も含めて話すことができます。
何かを決めなくてもいい。ただ気持ちを話してみるだけで、頭の中が整理されて、不思議と少し楽になります。僕も最初は、誰かに話すことで「動けそうかも」と感じ始めました。
② 自宅でできる「学び」を始めてみる
自信がないときは、なにかを学ぶことで「前に進んでる感覚」を取り戻せます。難しいことでなくていいんです。1日30分、動画を観たりテキストを開くだけでもいい。
僕も学び始めたとき、「今日も進めた」と思えることが日々の小さな自信になりました。学びは行動のハードルを下げてくれます。
③ 無理に働かなくていい。まず「話を聞くだけ」の転職支援もある
- 「いきなり働くのは無理」
- 「職歴もないしどうせ相手にされない」
そんな不安を持っている人にこそ知ってほしいのが、若年層向けの転職エージェントです。
第二新卒エージェントneoやジェイックは、20代のニート・フリーターに特化した支援を行っており、面接対策や書類作成まで完全無料で手伝ってくれます。
- 「どんな求人があるか教えてほしい」
- 「まだ迷っている」
と伝えても大丈夫。
実際、話を聞くだけで気が楽になったという人はとても多いです。
この3つの行動は、どれも一歩踏み出すための“準備運動”のようなもの。
完璧じゃなくていい。中途半端でいい。それでも、何かが変わり始めます。
次の章では、そんな小さな一歩から人生を変えた人たちのエピソードをご紹介します。
26歳ニートから抜け出した人たちのリアルなエピソード
「もう無理かもしれない」と思いながらも、一歩踏み出した人たちのエピソードは、同じ状況で悩む人にとって強い希望になります。
この章では、僕自身の体験に加えて、26歳前後でニート・無職状態から社会復帰を果たした人たちのリアルなエピソードを紹介します。
共通しているのは、“特別な才能ではなく、小さな行動”から人生を変えたということです。
僕の体験:地元から逃げた先で人生が動き出した
26歳で警察官を退職し、1年間引きこもっていた僕は、ある日、実家を飛び出してリゾートバイトに応募しました。
地元からできるだけ離れた場所に行きたかったんです。
リゾートバイトでは、水道光熱費・家賃・食費が無料だったため、精神的にも経済的にも安心感があり、自然と貯金ができました。
そこで得た資金をもとに上京し、プログラミングスクールに通いました。
そのあいだ、第二新卒エージェントneoやジェイックといったエージェントと面談を進めて、学習と転職活動を並行していました。
一時期は、自分に向いている仕事がわからなくなってしまったので、AI診断アプリのASSIGNを使ったりしました。
ポジウィルキャリア、キャリドラといったキャリアコーチングの力を借りたり…。
使えるものは使いまくりました。
結果として、スキルと支援の両輪で自信を回復し、「自分にもできる道がある」と思えるようになりました。
他にもいる、26歳から人生を立て直した人たち
① 医療系専門学校に再入学し国家資格を取得
Yahoo!知恵袋では「ニート状態から医療専門学校に入り直し、資格を取って医療従事者として就職できた」という26歳の体験談が掲載されています。
学び直しは時間もお金もかかりますが、長期的な安定を目指すなら有力な選択肢です。
② フリーターから派遣→正社員へ(UZUZ事例)
キャリア支援サービス「ウズキャリ」によると、26歳で職歴なしでも、生活リズムの改善+丁寧な面接対策により、営業職・事務職での正社員採用が多数報告されています。
特に、社会人経験がない人でも丁寧にサポートしてくれるエージェントは心強い味方です。
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③ 倉庫バイトから週5勤務 → IT系正社員へ
ある男性は、まずは週2〜3日の倉庫バイトから始め、生活リズムを整えながら副業的にプログラミングを学習。
半年後にはIT系企業の内定を獲得したとのこと。
「すぐに正社員」ではなく、「できることからやる」という戦略も現実的です。
どの事例にも共通しているのは、「完全に準備が整う前に、一歩踏み出した」という点です。
完璧じゃなくていい、小さくていい、それでも動けば景色は変わります。
次の章では、そうした“最初の一歩”として選ばれている、具体的な「3つの行動」を紹介していきます。
今この瞬間からできる3つの行動
「よし、やろう」と思っても、何から始めていいか分からずに止まってしまうことがあります。
ここでは、今日・今からでも実行できる行動を3つご紹介します。
どれも数分でできる内容ばかり。小さな一歩が、自信と流れを生みます。
① スマホで“適職診断”を受けてみる
「自分に向いてる仕事が分からない」と悩んでいるなら、まずは無料アプリで診断してみましょう。
ASSIGNなら、性格や価値観からAIがあなたに合った職種を提案してくれます。
診断だけなら5分程度。気軽なきっかけとして最適です。

著者のASSIGN診断結果
② 気になる講座をブックマークする
「資格の勉強をしたいけど、まだ始める勇気が出ない」という方は、まずは講座一覧を眺めてみるだけでもOKです。
ユーキャンなら、初心者向けの講座が豊富で、やさしい内容から選べます。
「この講座、ちょっと気になるかも」と思えたら、十分な前進です。
③ 無料相談の予約を入れてみる
「まだ就職する気にはなれないけど、誰かに話を聞いてほしい」
そんな方は、無料のキャリア相談を活用しましょう。
第二新卒エージェントneo や ポジウィルキャリアなら、あなたの状況に寄り添いながら、無理なく話を聞いてくれます。
予約を入れるだけで「やった感」が得られるので、次の行動にもつながります。
「今すぐできる小さな行動」こそが、変化のきっかけです。
26歳ニートから抜け出すにはどうしたらいい?
「働かなきゃ」と思っても、長いブランクや自信のなさが原因で動けなくなる・・・。
そんな悩みを抱える人は少なくありません。
ここでは、26歳で無職・ニート状態だった人たちが実際に選んだ3つのルートを紹介します。
① バイトや住み込みで「生活の土台」を整える
長期間の引きこもりで生活リズムが崩れたまま正社員を目指すのは、ハードルが高すぎると感じる人もいるでしょう。
まずは住み込みのリゾートバイトなど、衣食住の心配が少ない環境で働きながらリズムを整える方法があります。
僕自身、実家で1年間引きこもった後、地元を離れてリゾートバイトを経験。
水道光熱費・家賃・食費が無料で貯金もでき、週2〜3日の勤務から徐々に自信を取り戻せました。
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② 自宅でできる「学び直し」で自信をつける
外に出るのが怖いなら、自宅学習で“前に進んでいる感覚”を得るのがおすすめです。
③ 転職エージェントやキャリア相談を活用する
- 「何が向いているか分からない」
- 「履歴書や面接が怖い」
というときは、20代向けの就職支援サービスを頼るのが近道です。
大事なのは、今の自分でも始められる方法を選ぶこと。
小さな一歩で構いません。その一歩が未来を動かします。
ただし、選択肢を知っても動けなくなる“落とし穴”もあります。
次に、失敗しやすい人の特徴を確認しておきましょう。
失敗しやすい人の特徴(NG例)
せっかく「変わりたい」と思っても、知らず知らずのうちに間違った方向へ進んでしまう人もいます。
ここでは、よくあるNGパターンを紹介します。
もし当てはまっていたら、意識を少し変えるだけで前進できます。
① 完璧を目指して動けなくなる
- 「この資格を取ってから」
- 「スキルが身についたら」
そう思っているうちに、何も始められず時間だけが過ぎてしまう人が多くいます。
大切なのは、完璧じゃなくても“動きながら考える”こと。
たとえば、ユーキャンのような通信講座は、今すぐに始められて、知識ゼロからでも学べる内容が多く、行動のきっかけに最適です。
② ネット情報だけで判断し、動かない
- 「この仕事はブラックらしい」
- 「このサービスは微妙らしい」
SNSや掲示板の情報に振り回されて、結局動けなくなる人も少なくありません。
でも、ネットの情報はネガティブなものが多く集まりやすい。本当に大事なのは“自分にとってどうか”です。
ASSIGNのようにAIで適職診断を受けられるサービスを使えば、客観的な視点で自分に合う道を知ることができます。
③ ひとりでなんとかしようとする
- 「こんな経歴じゃ相談できない」
- 「バカにされたらどうしよう」
そんな思いから、誰にも相談せずに抱え込んでしまう人もいます。
でも、就職活動はひとりで戦うものではありません。
第二新卒エージェントneoやジェイックのような支援サービスでは、「話を聞いてほしい」だけでも大丈夫。
相談することで、自分の考えが整理されたり、新たな道が見えてくることもあります。
大切なのは、ひとりで抱え込まないこと。
そして、少しでも「やってみようかな」と思ったタイミングを逃さないことです。
職歴・退職歴に自信がない人へ
- 「職歴が短い」
- 「すぐに辞めてしまった」
- 「空白期間が長い」
そんな不安があると、就職活動の一歩を踏み出すのが怖くなりますよね。
でも、あなたのような状況から再スタートを切った人は、たくさんいます。
大切なのは、“経歴の綺麗さ”ではなく、「これからどうしたいか」「何を目指すか」を明確にすることです。
過去のことより、未来のビジョンが見られている
採用担当者も、経歴だけで人を判断する時代ではなくなっています。
特に20代であれば、「素直さ」「再チャレンジ力」のようなポテンシャルを見てくれる企業も多くあります。
そのためには、自分ひとりで悩み続けるよりも、プロの力を借りて方向性を整理するのが一番の近道です。
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“未経験・職歴なしOK”のサービスを活用しよう
たとえば、第二新卒エージェントneo は、20代で職歴に自信がない人向けに特化した転職エージェントです。
履歴書の書き方から、面接の受け答え、就職後の定着サポートまで無料で対応。
就職率だけでなく、定着率90%以上というのも安心材料になります。
また、ジェイックでは、社会人未経験者でも受け入れてくれる企業を紹介してくれるほか、無料の就活講座でビジネスマナーも基礎から教えてくれます。
どちらも「経歴が不安…」という人の相談に慣れているので、まずは話してみるだけでも大丈夫です。
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ほんの小さな経験でも、それを軸に前へ進むことはできます。
少しでも「変わりたい」と思った今が、動き出すベストタイミングです。
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最後に伝えたいこと
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
僕もかつて、26歳でニートでした。
警察官を適応障害とうつ病で退職し、1年間実家に引きこもっていました。
将来なんて考えられず、朝が来るのがただ憂うつで、何も変えられない日々。
でも、あのとき思い切って家を飛び出し、リゾートバイトに出て、少しだけ環境を変えたことで、人生が少しずつ前に進み始めました。
その後、上京してプログラミングスクールに通い、自分の力で仕事を得て、今は自分らしく生きています。
たしかに、一歩を踏み出すのは怖いです。
過去の自分が足を引っ張ってくるし、何をしたらいいか分からないことも多い。
でも、たったひとつの小さな行動が、見える世界を大きく変えてくれます。
この記事で紹介したサービスや考え方の中に、あなたにとっての“突破口”がひとつでも見つかれば嬉しいです。
あなたの人生は、まだまだこれからです。
焦らなくていい。比べなくていい。あなたのペースで、前に進んでください。
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