田舎の求人ヤバすぎ!厳しい現実を乗り越える方法

田舎の求人は、都市部と比べて肉体労働やブラック気味なものが多く、一部の地域や人々の中では「求人ヤバすぎ」と言われています。
これは田舎特有の環境や経済状況が影響しているものであり、ボクたち労働者にとっては厳しい状況となっています。
この記事では田舎の求人がヤバすぎる背景や対策について解説していきます。
田舎の求人は本当にヤバい?
よく見たらヤバい求人は多い
田舎の求人は、一見高待遇に見えても、よく見るとヤバい求人のパターンはよくあります。
たとえば基本給が高いと思っても、みなし残業が異常に多かったりです。
つまり、みなし残業の多い企業に入社すると、ブラックな働き方をさせられるってわけです。
また、年間休日が105日を下回る企業も、田舎には多いです。
厚生労働省による資料「令和4年就労条件総合調査」によると、労働者1人あたりの年間休日数の平均は115.3 日。
なので年間休日105日未満はブラック企業の可能性が高いです。

1日8時間勤務の場合、年間休日105日は労働基準法ギリギリの働き方。
僕は上京してから100社以上の求人票を見ましたが、年間休日105日を下回る求人は見たことないです。
ですが田舎には年間休日105日を下回る求人がゴロゴロ(特にハローワーク)ありました。
なので都心比べると、田舎の求人はヤバすぎると言えます。

年間休日105日未満の求人は要注意!!!!
特にハローワークの求人はヤバすぎる
田舎での就職活動はハローワークを使うのが一般的です。
ですがハローワークを使った就職活動はブラック企業との遭遇率を高めるだけです。
というのもハローワークは企業が無料で求人を掲載できるシステムだからです。
なのでハローワークには、人材にお金をかけられないorかけるつもりのない企業が集まりやすい。
なのでハローワークよりも転職サイトやエージェントの方がホワイト企業が集まりやすいです。
以下にハローワークと転職エージェント・サイトの違いをまとめたのでご参照ください。
ハローワーク | 転職 エージェント | 転職 サイト | |
知識・スキル習得 | 職業訓練を受ければ可 | ※一部は内定後に スキルアップ講習あり | なし |
有人 キャリアサポート | 担当による 履歴書添削・アドバイス | 担当による 履歴書添削・アドバイス | なし |
紹介する 求人の特徴 | 地域密着企業が多い | 求職者の希望に マッチした求人を紹介 | 求人レコメンド機能 (紹介なし) |
メリット | 扱う求人が多い | 非公開求人紹介あり 求人を厳選してもらえる | マイペースで活動できる |
デメリット | ブラック企業が多い | 担当者とこまめに 連絡を取る必要アリ | 自分で求人を 選定する必要がある |

こう見ると、転職エージェントは1番サポートが充実しているね!
JAIC | 第二新卒エージェントneo | doda | リクルートエージェント | |
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特徴 | 書類選考なしで約20社と面談できる | 20代の就職に強く、サポートが手厚い。 | 利用者満足度No. 1 | 転職者支援実績No. 1 |
求人数 | 非公開 | 約1万 | 約14万件 | 約24万件 |
対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
対象年齢 | 18歳〜35歳 | 18歳~28歳 | 全年齢 | 全年齢 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
選択肢が少ない
田舎の求人がヤバすぎると感じる原因の1つに「選択肢の少なさ」が挙げられます。
たとえば田舎で求人を探すと、小売業や介護、土木、営業職などの職種が検索結果を埋め尽くします。

一部ではこれらの仕事を『底辺職』という人もいるよ……。

さすが『底辺職』は言いすぎ……。
底辺の仕事ランキング炎上事件の詳細はこちら
— 激バズ3rd (@gekibnews) August 11, 2023
某新卒学生向け就職情報サイトが、『底辺職業ランキング』と称した職業差別の底辺記事を堂々と公開し炎上 https://t.co/NZWWpgETeJ
仕事に上も下もないし、優劣もありませんので、底辺職などこの世に存在しません。
しかし給料も低く選択肢も少ないとなれば、田舎の求人がヤバすぎると言われるのも無理はありません。
田舎で高収入を得るには?

田舎で高収入を得るためには、以下のアプローチがおすすめ。
ただし、住んでいる田舎によって状況が異なるので、それぞれの状況に合わせたアプローチを採用してください。
リモートワークやフリーランス
田舎に住んでいていも、インターネットを利用すればリモートワークやフリーランスの仕事を受けることができます。
- WEB開発やデザイン
- ブロガー
- YouTuber
- エンジニア
などのスキルがあれば、田舎でも都心水準の給料をもらうことが可能です。

ボクは北海道に暮らしながら東京の企業で働いているよ!

リモートワークやフリーランスに興味のある人は、ITスキルを身につけるのがおすすめ!
オンラインビジネスを始める
田舎で高収入を得るには、インターネットを活用したオンラインビジネスを立ち上げるのも1つの手です。
ブログやYouTubeを運営したり、オンライン英会話などを提供する方法が考えられます。

ボクの友人はオンライン英会話の先生をやっているよ!
専門職に就く
田舎でも専門職やスキルのある人は、高収入を得やすいです。
たとえば農業が盛んなエリアなら、農業の知識や専門性を持っている人が稼ぎやすいです。
魚が陸で生活できないのと同じように、自分の強みと住んでいるエリアが噛み合えば、高収入を得やすくなります。

イケメンが無人島にいても意味がないのと同じ!
農業や自営業
田舎にあって都会にないものに目をつけて自営業を始めるのも1つの手です。
たとえば地域の特産品の栽培や加工、レジャー施設の運営など、地域の特性を生かしたビジネスを始めてみたりです。

ボクの友人は田舎で居酒屋を経営しているよ!
専門的スキルの活用
あなたが専門スキルを持っている場合、田舎の人にたいして教育やトレーニングといったサービスを提供できます。
- プログラミング教室
- 書道教室
- ビジネス教室
- ダンス教室
といった感じです。もし専門スキルを持っているなら、これらのビジネスを検討してみましょう。
地域の需要を探す
田舎に暮らしていても、住民のニーズを調査して新たなビジネスチャンスを見つけることができます。
このように地域特有のニーズを満たすビジネスを始めれば、田舎でも高収入を得られる可能性が高いです。
地域外の需要を狙う
田舎に暮らしていても、他のエリアで需要がある商品・サービスを提供すればビジネスチャンスをつかめます。
たとえば田舎の不揃い野菜をオンライン販売すれば、田舎に暮らしていない顧客をターゲットにできます。
田舎の求人がヤバすぎる原因

企業間の競争が少ない
都心は企業の数が多く、競争が働きやすいので良い求人が出回りやすいです。
たとえばA社の月給が30万円で、B社の月給が20万円だとしたら、よほどのことがない限りA社に人が集まりますよね。
企業の数が多いほど、このような競争が生まれるので、自然と良い求人が増えていきます。

いわゆる「売り手市場(※)」ってやつだね!
しかし田舎は企業の数が少なく、働く場所が少ないので、待遇が悪くても人が応募してきます。
なので田舎にはヤバい求人が集まりやすいです。

都心は「売り手市場」田舎は「買い手市場」と覚えておこう!
優良企業の社員が辞めない
田舎にも優良企業はありますが、優良企業であるがゆえに、社員が辞めません。
そのため優良企業が新入社員を募集ことはほとんどありません。

優良企業は待遇がいいから離職率が低いもんね……。
また田舎は『転職してキャリアアップをしよう』という考えの人が少ないです。
『1つの会社に定年まで勤め続ける』という考えの人が多いです。
これらの背景から、田舎は優良企業の求人が出回りにくく、ヤバい求人が多くなりがち。

田舎のホワイト企業はライバルが多いんだね……。
大企業が少ない
資本金10億円以上の企業を大企業とすると、そのうち46.1% は東京にあると言われています。
大企業が多いと、経済の発展や雇用の増加が見込めます。
しかし大企業が少ないエリアは、経済発展が期待できず、雇用も減少傾向にあります。

だから若者は都心に行ってしまうんだね……。

この悪循環によって、田舎はヤバい求人が多くなるんだね。
人口減少と高齢化
田舎では多くの若者が都市部へ移住するため、人口の減少と高齢化が進行し、労働力が減少します。
すると経済が発展しないため、IT系職種などの多様な求人が生まれにくくなります。
求人が偏っている
一部の田舎では、特定の産業がメインとなっており、他の産業が育ちにくいケースもあります。
結果として田舎によっては特定の職種に特化した求人しか存在しないことがあります。

ボクの地元は牧場作業員の求人ばかりだったよ!
都心と比べて資源が少ない
田舎の多くは、資源やインフラ面で制約があるので、新しいビジネスを立ち上げにくいです。
このため新たな求人が生まれにくく、肉体労働の求人が多い傾向にあります。
田舎の求人がヤバすぎると気付いたらすべきこと
田舎の求人がヤバすぎると思ったら、以下のアクションを起こすことで現状を打破できます。
転職エージェントの活用
田舎は求人の数や種類が限られるため、転職エージェントを利用するといいです。
転職エージェントは、幅広い求人情報にアクセスできるので、多くの選択肢を提供してくれます。
以下に、転職エージェントのメリットと注意すべき点を説明します。
転職エージェントの利点
- 個別サポート: エージェントは、あなたのスキルや経験に合った求人を探し、応募書類作成のアドバイスや面接対策をしてくれます。
- 採用条件の交渉: エージェントは給与交渉などを代行してくれるので、理想の転職を成功させやすくなります。
- プロのアドバイス: エージェントのスタッフは全員転職のプロ。1人で転職するよりも正しい判断ができるようになります。
- プライバシーの保護: 求人応募を匿名で行うこともできるため、プライバシーが保護されます。
注意点
- 手数料: 転職エージェントには有料サービスもあります。あとで高額請求がされないよう注意する必要があります。
- 信頼性: 転職エージェントを選ぶ際には、信頼性や実績を確認することが重要です。口コミや評判を調べて信頼性を確認しましょう。
- 自己活動: エージェントを利用しつつ、自分で求人を探すことは大切です。
- 地域特化: 田舎に特化した転職エージェントの利用も検討してみましょう。地域の優良企業が非公開で求人を出していることがあります。
インターネットで求人を探す
インターネットを使えば多くの求人情報にアクセスすることができます。
特に地域に特化した求人情報サイトや自治体のウェブサイトが役に立ちます。
各都道府県のおすすめ就職サイト・エージェントは以下の記事でまとめています。
リモートワークの活用
インターネットの普及によって、田舎地域でもリモートワークができます。
都市部に暮らさずとも、都市部と同じ給与水準で仕事できるのでオススメです。
リモートワークできる求人は、大手の求人サイトやエージェントで「リモートワーク可」条件を付き検索すると見つかります。

大手のエージェント(リクルートエージェント、dodaエージェントサービス)を使っておけばOKだよ。

10万件以上の求人を保有している国内トップのエージェントだもんね!
新たなスキルを取得する
求人の少ないエリアに住んでいたとしても、スキルを身につければ選択肢が広がります。
たとえばボクはプログラミングスクールに通ったおかげで、田舎に暮らしながら都内の企業で働くことができました。
通勤範囲の拡大
あなたの今暮らしているエリアで求人が少ないなら、通勤範囲を拡大するのも1つの手です。
たとえば北海道の田舎に暮らしているなら、札幌まで働きに出たりです。
通勤時間がネックですが、会社が交通費を支給してくれるはずなのでフル活用すると良いです。
転居する
他の地域へ転居するのも1つの選択肢です。
都市部などの求人が豊富なエリアに転居することで、より多くのチャンスを掴めるようになります。

ボクは25歳のとき北海道から上京したよ!

25歳で上京って遅くない???

そんなことないよ!詳しくは以下の記事で解説してるから読んでみてね!
まとめ:田舎の求人はヤバすぎるが克服できる

田舎の求人はヤバすぎる一面もありますが、正しい対策や努力をすれば克服できます。
- リモートワークの活用
- スキルの習得
- インターネットを使った求職活動
などのアクションを起こせば、田舎暮らしでも良い求人を見つけるチャンスはあります。
田舎の魅力や良さを活かしつつ、自分に合った方法で新たな道を切り開いてみましょう。

今回紹介した就職エージェントは以下のとおり!
JAIC | 第二新卒エージェントneo | doda | リクルートエージェント | |
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特徴 | 書類選考なしで約20社と面談できる | 20代の就職に強く、サポートが手厚い。 | 利用者満足度No. 1 | 転職者支援実績No. 1 |
求人数 | 非公開 | 約1万 | 約14万件 | 約24万件 |
対応エリア | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 |
対象年齢 | 18歳〜35歳 | 18歳~28歳 | 全年齢 | 全年齢 |
公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |

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