一生フリーターってどうして人生詰むのか教えてくれ【元ニートが回答】


正社員にならなくてもよくね?フリーターは給料低いけど、休み取りやすいし、ストレスも少ない…。
人によってはフリーターの方が幸せなんじゃないの?
一生フリーターってどうして人生詰むのか教えてくれ!
このような疑問にお答えしていきます。
はじめまして、ゆうやです。この記事を書いているボクは大卒でフリーターになり、それからも定期的にフリーターをしており、かれこれ2年間フリーターをしていました。
ボクの詳しいプロフィールは以下の通り。
今回はこのような経歴のボクが、『一生フリーターってどうして人生詰むのか教えてくれ』という疑問にお答えしていきます。
- 一生フリーターが人生詰む理由
- フリーターと正社員の違い
- フリーターから正社員になる方法

では前置きはここまでにして、本題に入っていきます。
一生フリーターってどうして人生詰むの?

一生フリーターが人生詰む理由は以下の通りです。
- 賞与(ボーナス)が出ない
- 生涯賃金に1億円以上の差がある
- 厚生年金に加入するのが難しい
- 昇給がない
- 有給休暇がない
- 福利厚生がない
- 働いた分しか稼げない
- 職歴にカウントされない
- クビになりやすい
- 社会的信用がない
- 年下にこき使われる
一つずつ解説していきます。
賞与(ボーナス)が出ない
正社員だと毎年6・12月にボーナスが支払われますが、フリーターには支払われません。
このような要因から、フリーターと正社員の生涯賃金には1億円以上の差があると言われています。(参照:厚生労働省 正社員とフリーターの格差より)

生涯賃金に1億円以上の差がある
先に言いましたが、正社員とフリーターでは生涯賃金に1億円以上の差が生まれるというデータがあります。
理由はボーナスが出ないことはもちろん。家族手当や住居手当、通勤手当が出ないことが考えられます。
厚生年金に加入するのが難しい
フリーターが厚生年金に加入するには以下の要件を満たす必要があります。
- 勤務時間と日数が正社員の4分の3以上
- 週20時間以上勤務している
- 年収106万以上
- 雇用期間の見込みが2か月以上
- 従業員101名以上の会社に勤めている
- 学生ではない
上記の条件を満たしていないフリーターは国民年金に加入するのですが、この場合、保険料は全額自己負担となります。
しかし厚生年金に加入できれば、会社が保険料を半分出してくれるので、毎月の負担が軽減されます。

厚生年金に入ると、どんなメリットがあるの?
将来もらえる年金の額が増えます。厚生労働省の『厚生年金保険・国民年金事業の概況』によると年金の平均受給額は国民年金がおよそ5.6万円、厚生年金がおよそ14.6万円です。
つまり一生フリーターだともらえる年金が少なくなります。だから一生フリーターだと人生が詰みやすいです。

老後を5.6万円で生活するのはシンドイよね…
昇給がない
正社員の場合、年間の昇給額は5000〜6,000円程度と言われていますが、フリーターの場合は時給が数100円上がる程度です。
5,000円の昇給は小さく感じるかもですが、年換算すると6万円収入がアップするので、積み重なれば大きな差になります。
有給休暇がない
フリーターは有給休暇がないので、結婚式やお葬式に参加したり、病気になると給料が下がります。
若いうちは病気になりにくいのでフリーターでも良いですが、年をとると病気になりやすいので、一生フリーターだと人生が詰むでしょう。
福利厚生がない
正社員には通勤手当や家賃補助、家族手当など、いろいろな福利厚生があるので、経済的な負担を減らすことができます。
しかしフリーターには通勤手当くらいしか出ないので、意外と損していることが多いです。
働いた分しか稼げない
正社員は固定給なので、ゴールデンウィークや年末年始など、大型連休があるシーズンでも安定した収入を得られます。
しかしフリーターは時間給なので、大型連休があると収入が減ります。
また病気などで仕事を休むと給料が減ってしまうため、多少ムリしてでも働く必要があります。若いうちならいいですが、歳をとって体力が衰えているとかなりキツイでしょう。
職歴にカウントされない
フリーターとして長く働いても、社会人経験としてカウントされないので正社員になりたいと思っても、企業にアピールできる武器がないため苦戦することになります。
クビになりやすい
正社員は労働契約法第17条によって、やむを得ない理由がある場合を除き、契約期間が終了するまでは解雇ができないことになっています。
仮に正社員がリストラされても、積み増しされた退職金を受け取れることができます。
一方、フリーターは会社の業績によってクビになることもありますし、退職金も受け取れません。
社会的信用がない
フリーターは社会的信用が低いので、マンション・アパートの入居審査や、お金の借り入れがしにくいです。
入居審査に通りにくければ、人生を変えるためのアクションを起こしにくいし、ローンを組めなければ自己投資もできません。
なので一度フリーターになると、フリーターから抜け出すためのアクションを起こしにくくなり、負のループにハマっていくわけです。
年下にこき使われる
若いうちのフリーターなら、年上の先輩にアドバイスをもらえたり、可愛がってもらえますが、30〜40代でフリーターをしていると年下にナメられます。
職場によっては年下から呼び捨てで呼ばれたり、こき使われるのも当たり前。大きなストレスを抱えることになるでしょう。
こんなしょうもないことでストレスを抱えたくないなら、フリーターなんてせずに正社員になるべきです。
フリーターから正社員になる方法は、本記事の後半で解説しています。
一生フリーターで過ごすメリット

ここまでは『一生フリーターってどうして人生詰むのか教えてくれ』という質問にお答えしました。一生フリーターで過ごすことのデメリットをお分かりいただけたでしょう。
しかし一生フリーターで過ごすメリットも少しだけあるので、解説していきます。
ストレスが少ない
フリーターは仕事で大きな責任を負わずに済むし、休日に会社から連絡が来ることもないので、ストレスが少ないです。
とはいえ将来への不安や、周囲と比較しての劣等感、収入が少ないことへのストレスを感じる人もいるので、フリーターの向き不向きは人それぞれです。
残業が少なく、自由時間が多い
フリーターにはサービス残業がなく、残業した分はしっかり給料として支払われます。休みも取りやすいので、プライベートを充実させることができます。
とはいえ『遊ぶ時間はあるのに金がない』という状態になりやすいのもフリーターの特徴といえます。
フリーターから正社員になるべき理由

この章では、フリーターから正社員になるべき理由を解説していきます。
正社員とフリーターでやってる仕事は大した変わらない
医者や弁護士などの専門職なら話は別ですが、ほとんどの仕事はフリーターがやっても正社員がやっても大きく差は生まれません。
たとえばボクは大学時代に本屋でアルバイトをしていましたが、正社員になった今と仕事の難易度はあまり変わっていません。むしろアルバイトの方が仕事が大変だったかもしれません。
なので正社員と仕事内容がほとんど同じなのに、待遇が悪いフリーターを選ぶ必要はないんじゃないかと。
わざわざ正社員になる道を捨てる必要はない
あなたが30代後半で、正社員になるのが難しい年齢だったら、一生フリーターで生きる道を選んでもいいかもですが、20代なら正社員になれるカードを捨てる必要はありません。
30代になったら嫌でも正社員になる道は閉ざされるので、20代のうちに正社員になるための努力をしたほうが建設的なのは、この記事をここまで読んでいる頭の良いあなたならわかるはず。
長期的に考えたら正社員の方がラク
正社員はサービス残業やノルマがあり、フリーターよりも大変な部分もありますが、長期的に見れば正社員の方がラクです。
なぜなら人間は良くも悪くも環境に慣れる生き物だからです。たとえば初めて自転車に乗るときは、転ばないよう慎重に運転しますが、慣れたら無意識で乗りこなせるようになりますよね。
これと同じで正社員の仕事も慣れるとルーティンワークになるので、案外ラクです。
にもかかわらず、フリーターと正社員の待遇には大きな差があります。なのでどうせ働くなら正社員になった方がいいです。
フリーターから正社員になる方法

フリーターから正社員になるのは難しいと思うかもですが、簡単です。
ここではボクが2年間のフリーター生活から正社員になった方法をお伝えしていきます。
転職エージェントを使う
とりあえずフリーターから正社員になるには、転職エージェントを使えばOK。
ただし転職エージェントなら何でもOKというわけではなく、ニート・フリーターの就職に強いエージェントを使う必要があります。
なぜならニート・フリーターは経歴にキズがあるので、書類選考が通りにくいからです。
ですがニート・フリーターを専門にサポートしているエージェントの中には、書類選考なしで企業と面談できるものもあります。
なのでニート・フリーターから正社員を目指すなら、ニート・フリーターを専門にサポートしているエージェントを利用すべきです。

エージェントは数が多すぎて、どれを選べばいいのかわからない…
という人のために、10社以上のエージェントを使ったボクが本気でオススメするエージェントを紹介していきます。
フリーターにおすすめのサービスTOP3

JAICはフリーター・未経験の就職成功率81.1%で、書類選考なしで優良企業20社(全て正社員求人)と面接できるのが強み。最短約2週間で内定ゲットできるスピード感も魅力。
チャンネル登録者200万人超えのYouTuber「両学長」もオススメしているエージェント。

第二新卒エージェントneoは手厚いサポートが売りのエージェント。1人あたり平均8時間のサポートをしているので、就活での悩みや不安をすぐに解消できるのがポイント。転職回数5回のボクに対しても親身になってくれたアットホームなエージェント。

第二新卒の窓口は東京・神奈川・埼玉・千葉の求人に強いエージェント。
全ての⽅と面談を行い、マンツーマンで徹底サポート。経歴や年齢などで判断することがないのでニート・フリーターでも利用可能。
正社員内定まで最短1週間のスピード感が売りで、ボクも「第二新卒の窓口」を利用し1週間で内定を獲得しました。
20代フリーターならポテンシャル採用してもらえる

20代ならポテンシャル採用といって、未経験でも将来性を見込んだ採用されることがあります。
なので『一生フリーターでいいや』と諦めるまえに、ガチで就職活動してみてはいかがでしょうか。
一生フリーターとして生きるのはいつでもできますが、正社員として働くチャンスは20〜30代前半にしか残されていません。
だったら20代のうちに就活を頑張って、正社員を目指してみるのも悪くないかと。
一生フリーターでも人生詰まないが、わざわざやる必要はない

日本には生活保護や失業保険、総合支援資金など、、、働けない人でも最低限の生活ができるシステムがあるので、一生フリーターでも人生詰むことはありません。
しかし、わざわざ一生フリーターとして生きる道を選ぶ必要はないです。なぜならフリーターは世間体が悪いので、異性からモテないし、周りからも見下されるから。

異性からモテないなんて、死活問題ですよね。
人間の三代欲求は「睡眠欲」「食欲」「性欲」ですから、一生フリーターになるってことは「性欲」を満たせないってことです。
だから風俗やキャバクラで、お金を払って女性に相手してもらう、、、こんな悲しい人生送りたくないですよね?
だったら『一生フリーターで生きる』なんてバカなこと考えるのはやめて、正社員を目指して転職活動すべきです。
何度も言いますが、フリーターから正社員になるのは簡単です。
というわけで今回は以上です。
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- 第二新卒エージェントneo:一人当たり平均8時間の手厚いサポートが売り。(18〜28歳が対象)
- 第二新卒の窓口:最短1週間で内定獲得できるスピード感が売り。(東京・神奈川・埼玉・千葉に勤務できる20〜29歳が対象)