内定をもらったのに、「退職の切り出し方がわからない」「引き止めにあったらどうしよう」と不安になっていないか。
僕も転職活動中、内定が出た後に一番焦ったのが退職手続きだった。何も知らないまま上司に話しかけて、「もう少し待ってくれ」と引き止められて2ヶ月も余計に在籍することになった苦い経験がある。
この記事では、内定後の退職手続きを法律・実務両面から完全解説する。スムーズに退職して気持ちよく新天地へ向かうために、必要な知識をすべて詰め込んだ。
|
内定おめでとう!でも退職の話、ちゃんと会社に切り出せた?
|
|
まだ話してないんですよね……いきなり「辞めます」って言うのが怖くて。
|
|
|
大丈夫、流れさえわかれば怖くないよ。順番通りにやれば1ヶ月でスッキリ退職できるから、一緒に確認しよ。
|
無料相談
今の状況に合ったエージェントを選んで、まず相談してみよう
登録・相談は完全無料。書類添削・面接対策・条件交渉まですべてエージェントが代行します。
目次
内定後の退職手続き:全体の流れ
退職から入社までには大きく5つのステップがある。それぞれを正しい順番で進めることが、トラブルなくスムーズに退職するための鍵だ。
|
1
|
STEP 1 退職の意向を上司に口頭で伝える
入社予定日の1〜2ヶ月前。「一身上の都合により退職したい」と明確に伝える
|
|
2
|
STEP 2 退職届を提出する
上司から了承を得た後、正式な退職届を提出。書き方は後述
|
|
3
|
STEP 3 業務の引き継ぎを行う
担当案件・取引先情報・マニュアル作成など。余裕を持ったスケジュールで
|
|
4
|
STEP 4 最終出社日・社内手続きを完了させる
健康保険証返却・貸与物返却・離職票受け取りなど
|
|
5
|
STEP 5 新しい会社へ入社
入社書類の準備・社会保険の切り替えなど
|
退職を申し出るタイミング:法律と実務の違いを理解しよう
まず大前提として、法律上は退職の意向を伝えれば2週間後には退職できる(民法627条)。期間の定めのない雇用契約の場合、2週間前の申し出があれば雇用契約は終了する。
KEY POINTS
法律 vs 実務:退職申し出のタイミング
|
—【法律上】2週間前に申し出ればOK(民法627条) |
|
—【実務上】1ヶ月〜2ヶ月前が一般的(就業規則に記載されていることが多い) |
|
—【転職先の入社日】に合わせて逆算して申し出るのがベスト |
|
—引き継ぎが多い役職・季節繁忙期は早めに動く |
就業規則に「1ヶ月前に申し出ること」と書いてあっても、法的拘束力は限定的だ。ただし社内の人間関係を維持する意味でも、できれば1ヶ月以上の余裕を持って伝えるのが無難だ。
CAUTION
内定承諾後も転職活動を続けるのはNG
内定承諾後に他社の選考を続けるのは信義則上問題がある。複数社の最終選考が重なる場合は承諾前に整理しておこう。承諾後に辞退すると採用担当者に多大な迷惑をかけ、業界内での評判にも影響する。
退職の切り出し方:上司への伝え方テンプレート
退職を切り出す場面は多くの人にとって人生で初めての経験だ。「何を言えばいいか」で悩む必要はない。シンプルに要件だけ伝えれば十分だ。
|
何て言えばいいかずっと考えてたんですが、難しいこと言う必要ありますか?
|
|
|
全然ない。「一身上の都合により退職したい」の一言でOK。理由を詳しく説明する義務はないよ。
|
| 切り出すタイミング |
1on1や面談などの個別の場。フロアで突然話しかけるのは避ける |
| 伝える相手 |
まず直属の上司へ。人事や他部署の上司への先に話すのはNG |
| 伝える内容 |
「一身上の都合で退職を考えています。〇月〇日を最終出社日にしたいと思っています」 |
| 引き止められたら |
「決意は固まっています」と繰り返す。感情的にならず冷静に |
よくある失敗は「転職先が決まっている」と伝えてしまうことだ。「そこじゃなくてもうちで条件を上げる」「入社取り消しを要求する」などの圧力につながるケースがある。転職先については聞かれても「まだ詳細は…」とぼかすのが賢明だ。
退職届の書き方と提出方法
退職届と退職願の違いを把握しておこう。
| 書類名 |
意味 |
提出タイミング |
| 退職願 |
退職を「お願い」するもの(撤回可能) |
最初の申し出時 |
| 退職届 |
退職を「通知」するもの(撤回不可) |
会社が了承した後
|
退職届は手書きが基本で、黒ボールペンか万年筆で縦書きが一般的だ。以下の内容を盛り込む。
KEY POINTS
退職届に書く内容
|
—「退職届」とタイトルを書く |
|
—「私儀、一身上の都合により、令和〇年〇月〇日をもって退職いたします」 |
|
—提出日(年月日) |
|
—所属部署・氏名・印鑑 |
|
—宛名:会社名・代表取締役社長名(様) |
引き継ぎをスムーズに行う方法
退職が決まったら、残りの在職期間で引き継ぎをどれだけ丁寧にできるかが、最後の仕事だ。引き継ぎが雑だと「あの人は無責任だった」という評判だけが残る。
|
1
|
1週目 担当業務の洗い出し
自分が担当している全案件・タスク・取引先を一覧化する
|
|
2
|
2週目 引き継ぎ書の作成
操作手順・注意点・連絡先などをドキュメント化する
|
|
3
|
3週目 後任者への説明
OJT形式でレクチャーし、疑問点を解消する
|
|
4
|
最終週 残件確認と挨拶
メール・チャットでの挨拶と、残案件のステータス共有
|
CAUTION
引き継ぎ拒否・無視は厳禁
「引き継ぎが終わるまで退職を認めない」と言われても、法律上は退職できる。ただし、引き継ぎを意図的に放棄した場合は損害賠償リスクが生じることもある。できる限り誠実に対応しよう。
退職させてもらえない場合の対処法
「お前が辞めたら会社が回らない」「今は忙しいから後にしろ」と言われ、退職を認めてもらえないケースは珍しくない。特にブラック企業では組織ぐるみで引き止めるケースもある。
MERIT
| ✓法律上は2週間の通知で退職可能 |
| ✓退職代行サービスを使えば即日対応可能 |
| ✓精神的なストレスを大幅に軽減できる |
| ✓入社日を守ることができる |
DEMERIT
| ×費用が2〜5万円程度かかる |
| ×上司・同僚との関係が完全に終わる |
| ×業界が狭い場合は評判リスクがある |
| ×会社からの感謝の言葉を聞けない |
退職代行サービスは、弁護士監修のサービス(2〜5万円)や労働組合が運営するサービス(2〜3万円)があり、本人の代わりに退職の意向を伝えてくれる。会社と直接やり取りするストレスから解放されるため、精神的に追い詰められている場合は積極的に使っていい。
CONCLUSION
退職代行を使っていい状況
上司に退職を申し出ても全く聞いてもらえない、精神的に限界で出社も困難、ハラスメントを受けている、入社日まで時間がない……こういった状況では退職代行サービスの利用は正当な選択肢だ。
最終出社日にやるべき手続き一覧
最終出社日は何かと慌ただしい。事前にチェックリストを作っておくと抜け漏れが防げる。
KEY POINTS
最終出社日のチェックリスト
|
—健康保険証の返却(会社加入の場合) |
|
—社員証・入館証・名刺の返却 |
|
—貸与PC・スマホ・制服等の返却 |
|
—私物の持ち出し(忘れ物に注意) |
|
—離職票・源泉徴収票・雇用保険被保険者証の受け取り確認 |
|
—最後の挨拶メール送信(取引先含む) |
|
—社内ツール・メールアカウントのログアウト |
入社前にやること:社会保険・書類準備
退職してから入社するまでに空白期間がある場合は、社会保険の切り替えが必要だ。
| 健康保険 |
退職翌日から14日以内に国民健康保険への切り替えまたは任意継続(2年間)の手続きが必要 |
| 年金 |
第2号被保険者(会社員)から第1号被保険者(国民年金)に切り替え。空白期間は市区町村窓口へ |
| 入社時に必要な書類 |
雇用保険被保険者証・源泉徴収票・マイナンバーカード・年金手帳など |
| 空白期間がない場合 |
転職先の会社が手続きを代行することが多い。入社時に指示を確認しよう |
あなたの状況に合わせて選ぼう
今の状況から最短ルートを選ぶ
SITUATION 01
フリーター・アルバイト中
書類選考なしで最短2週間内定。20社と一括面接できる仕組みが強み。
JAIC(ジェイック)を見る
SITUATION 02
何をやりたいか分からない
やりたいことが不明確なまま就活してもミスマッチ。まず「軸」を整理する。
ASSIGN(アサイン)を見る
よくある質問
Q. 内定をもらった後、すぐに退職を伝えるべきか?
A. 入社日が確定してから伝えるのがベストだ。入社日が決まっていない段階で退職を告げると、入社が遅れた場合に在籍期間が延びたり関係が悪化したりするリスクがある。入社日を確定→逆算して退職申し出の順番で動こう。
Q. 退職理由は本当のことを言わないといけないか?
A. いや、「一身上の都合」で十分だ。転職先を明かす義務もないし、嘘をつく必要もない。「個人的な事情です」と言い切っていい。
Q. 有給休暇が残っている場合は退職前に消化できるか?
A. 法律上、有給休暇は労働者の権利なので取得できる。ただし会社が時季変更権を行使できる場合があるため、最終出社日から逆算して早めに申請しよう。退職時の有給消化は会社側に断る権限がない。
Q. 退職届を出したら撤回できるか?
A. 退職届は撤回できないが、退職願であれば会社が了承する前なら撤回できる。ただし一度「辞める」と伝えた後の撤回は職場の雰囲気を著しく悪化させるリスクがある。決意が固まってから動こう。
Q. 内定先に「入社日を延ばしてほしい」と相談できるか?
A. できる。会社側も内定者の事情を考慮してくれることが多い。ただし大幅な延期(3ヶ月以上)は内定取り消しのリスクがある。早めに採用担当に相談し、可能な範囲で調整してもらおう。
最後に
この記事を読んだ「今」が、人生で一番モチベーションが高い瞬間です
3分後にはまた日常に戻ります。今この瞬間に、登録だけでも済ませておきましょう。登録は3分、完全無料、相談だけでもOKです。
|
ゆうや|元ニート→正社員就職成功
元ニート・フリーター歴2年。2021年にジェイックを実際に利用して正社員就職に成功。転職エージェント10社以上を使い比較した体験をもとに本音で解説します。
|