市役所を辞めたいと思ったら|辞めていい人の分かれ目と辞め方
この記事でわかること
- 市役所を辞める人は、どれくらいいるのか。総務省の数字で見ます
- 辞めていい人と、まだ早い人はどこで分かれるのか(異動で変わる理由か、変わらない理由か)
- 辞める前に決めておきたいこと。お金、次の仕事、伝え方の3つです
- 決裁と引き継ぎがある役所で、引き止められずに辞めるにはどう進めるか
- 元市役所職員が優遇される転職先と、相談先のおすすめ順
「安定を捨てるなんて」と親や同僚に言われて、言い返せないまま何か月もたっていませんか?
正直、あの一言はきついですよね。でも、その一言は役所の外から見た話です。
市と特別区の一般行政職だけで、自己都合などで辞める職員は毎年1万人を超えています。珍しいことではないんです。
ただ、市役所には「3〜4年で異動する」という、消防や警察にはない仕組みがあります。辞めたい理由が異動で消えるものなら、待ったほうがいいんです。
逆に言えば、異動しても消えない理由なら、待っても同じです。分かれ目は、実はそこだけなんです。
辞めたいと思うのは、あなたが弱いからではありません。まだ、辞めた人が周りにいないだけです。
こまり
市役所4年目です。窓口のクレームと前例踏襲の空気がしんどくて辞めたいんですけど、「安定を捨てるなんて」って親に言われて動けません。
「安定を捨てる」は外から見た話。中で毎年何万人が辞めてるかを先に見よう。そのうえで、辞めたい理由が異動で変わるものかどうかで動き方を決める。
ゆうや
先に結論
転職を成功させるのにおすすめの相談先は、この2つです
- 1位 クジラボ(公務員特化型キャリア相談) 公務員の事情を分かった上で相談できる入口です。年齢の上限がありません。
- 2位 JAIC(ジェイック) 書類で落とされない入口です。職歴が短くても、空白があっても、面接から始められます。
どちらも無料で、在職中でも使えます。登録が今の職場に知られることはありません。
市役所を辞める人は、こんなに多い。総務省の数字で見てみます
数字
まとめ
市・特別区の一般行政職で、自己都合などで辞める人は年間約1万2,000人います。定年退職の2倍以上です。しかも半分は、40歳になる前に辞めています。
総務省の「令和6年度 地方公務員の退職状況等調査」に、数字がそのまま載っています。
| 項目(市・特別区の一般行政職、令和6年度) | 人数 |
|---|---|
| 離職した職員 | 19,757人 |
| うち定年退職 | 5,250人(26.6%) |
| うち自己都合など(普通退職) | 11,785人(59.6%) |
| 普通退職者のうち30歳未満 | 2,332人(22.5%) |
| 普通退職者のうち40歳未満 | 5,255人(50.8%) |
定年で辞める人より、自分の意思で辞める人のほうが2倍以上多いんです。
いちばん多い年齢層は25〜29歳で、1,706人います。次が30〜34歳の1,608人です。
都道府県や町村を含めた一般行政職全体で見ると、自己都合などで辞める人は年間2万2,000人を超えます。
「自分だけがおかしい」は、課の中だけを見ているから、そう感じるだけなんです。
こまり
そんなにいるんですね。うちの課は誰も辞めないから、自分だけかと思ってました。
課の中で見えないだけ。全国で見れば、同期の何人かは確実に同じことを考えてる。ただ「多いから辞めていい」じゃなくて、理由の種類で決めよう。
ゆうや
辞めていい人と、まだ早い人は、どこで分かれるのか
分かれ目
まとめ
理由が「異動で変わるもの」なら、次の異動まで待ってください。「役所の仕組みそのもの」なら、辞めていいんです。体に出ているなら、今すぐ動いてください。
市役所は、3〜4年で部署が変わります。だから辞めたい理由は、異動で変わるものと、どの部署に行っても変わらないものに分けられるんです。
たとえるなら、風邪か体質かの違いです。風邪なら時間がたてば治ります。体質なら、部屋を替えても同じです。
ここで、動き方が決まります。
| 辞めたい理由 | 異動で変わる? | 辞める判断 | 先にやること |
|---|---|---|---|
| 窓口のクレーム対応がつらい | ○ 変わる | △ 次の異動まで待つ | 異動希望を出す。並行して求人だけ見る |
| 特定の上司・係の人間関係 | ○ 変わる | △ 次の異動まで待つ | 人事に相談。異動が2年以上先なら求人も見る |
| 財政・人事・議会対応の残業 | ○ 変わる | △ 一度待つ | 忙しい部署は数年で外れる。体調だけ見張る |
| 前例踏襲・紙とハンコ・非効率な決裁 | × 変わらない | ◎ 辞めていい | 在職中にエージェントに登録する |
| 年功序列で評価されない・給与の頭打ち | × 変わらない | ◎ 辞めていい | 同上。年収の下限を決めてから動く |
| 異動のたびに専門性がリセットされる | × 変わらない | ◎ 辞めていい | 「何を専門にしたいか」を先に決める |
| 副業禁止・地元から出られない | × 変わらない | ○ 辞める寄り | 家族と生活の条件をすり合わせる |
| 眠れない・食べられない・涙が出る | × | ◎ 今すぐ動く | まず受診。病気休暇・休職も選択肢 |
「窓口がつらい」「上司が合わない」は、市役所ならほぼ確実に異動で変わります。
ここが理由で辞めると、民間に行っても同じ理由でつらくなりやすいんです。だから、次の異動まで待つ価値があります。
逆に「前例踏襲」「年功序列」「専門性が積み上がらない」は、どの部署に行っても変わりません。どの自治体に行っても同じです。
ここが理由なら、待っても同じなんです。
体に出ているなら、順番が変わります
朝に涙が出る、日曜の夜に眠れない、食べられない。この状態なら「辞めるべきか」を考える前に、受診してください。公務員には、民間より手厚い病気休暇と休職制度があります。それを使って回復してから決めていいんです。判断力が落ちた状態で退職を決めると、条件を選べないまま焦って決めて、後悔しやすくなります。
こまり
自分は窓口のクレームより、紙とハンコと「前からこうだから」に耐えられない感じです。
それは異動しても変わらないほう。「辞めるかどうか」はもう答えが出てる。次は「どう辞めるか」と「辞めた後どうするか」の話だよ。
ゆうや
辞める前に、決めておきたいことが3つあります
準備
まとめ
お金の見通し、次の当て、伝え方。この3つが決まっていれば、「辞めて後悔」はほぼ避けられます。
1. お金:退職手当は出ます。失業給付は、基本的に出ません
公務員は、雇用保険に入っていません。だから退職後にハローワークで失業給付は受けられないんです。
頼れるのは、退職手当と貯金です。
退職手当は「退職日の給料月額 × 勤続年数ごとの支給率」で決まります。各自治体の条例で決まっていて、国家公務員の自己都合退職の率とほぼ同じ水準です。
| 勤続年数 | 自己都合の支給率 | 給料月額22万円なら |
|---|---|---|
| 1年 | 0.6か月分 | 約13万円 |
| 3年 | 約1.8か月分 | 約40万円 |
| 5年 | 3.0か月分 | 約66万円 |
| 10年 | 6.0か月分 | 約132万円 |
これに調整率(国の場合0.837)がかかるので、実際は上の数字より少し減ります。
4年目なら手取りで1〜2か月分と思っておくと、大きく外れません。
正確な額は、人事課に聞けば教えてくれます。聞くだけなら、退職の意思表示にはなりません。
退職手当が少ないときは、救済があります
勤続が短くて、退職手当が失業給付の相当額より少ない場合があります。そのときは、差額をハローワークで受け取れる仕組みがあるんです(失業者の退職手当)。1〜3年目で辞める人は対象になることが多いので、辞める前に人事課かハローワークで確認しておいてください。
次が決まる前に辞めると、こうなります
収入ゼロの期間を、退職手当と貯金だけで持たせることになります。3か月で底が見えると、条件を選ばずに焦って決めてしまうんです。お腹がすいた状態でスーパーに行くと、カゴがお菓子だらけになるのと同じです。「やっぱり市役所を辞めなきゃよかった」の多くは、辞めたことではなく、この焦りが原因です。
2. 次の当て:辞める前に、求人を見ておきます
「次を決めてから辞める」が原則です。
ただ、副業禁止の意識が強いせいで、「転職活動も見つかったらまずい」と思って動けない人が多いんです。
在職中に転職エージェントに登録して求人を見るのは、服務規律に触れません。登録が役所に伝わることもありません。
どんな求人があるかを見るだけで、「辞めたら終わり」が「辞めたらこれがある」に変わります。この差が、あとで引き止められる場面で効いてくるんです。
3. 伝え方:不満ではなく「事実+決めたこと」で話します
上司に伝えるとき、不満を並べると、説得の材料にされます。
辞める理由が、そのまま次の志望理由になる形にしておいてください。
伝え方の型
【事実】→【気づき】→【決めたこと】の順に話します。不満を言わず、うそも言わず、「決めた」と言い切ってください。相談の形にすると、相談に乗られて長引きます。
市民課と財政課で4年、窓口と予算の仕事をしてきました。数字をまとめて説明する仕事が自分に合っていると分かりました。その部分を専門にできる仕事に移ると決めました。◯月末で退職させてください。
決裁と引き継ぎがある役所で、引き止められずに辞めるには
手順
まとめ
公務員は「退職願」を出して、任命権者の承認をもらう形です。年度末退職が基本で、内定が出てから伝えると、話は退職日の調整だけになります。
公務員は退職届ではなく、退職願を出して任命権者の承認をもらう形です。
法律上は2週間前でも辞められます。ただ、承認の決裁と引き継ぎがあるので、実際は2〜3か月前に伝えるのが普通です。
多くの自治体は、3月末の年度末退職が基本になっています。年度途中だと、人事の調整が入りにくいんです。
3か月以上前:在職中にエージェントに登録します
まだ役所には何も言いません。「市役所職員で、転職を検討している」とだけ伝えて、求人を見てください。年収の下限と譲れない条件を、2〜3個決めておきます。
面接は、年休と平日の夜で受けます
民間の面接は、平日の日中が多いんです。年休は、理由を言わずに取れます。「公務員なので日程を合わせたい」と言えば、エージェント経由なら夜や土曜に調整してもらえます。
内定が出たら、入社日を先に決めます
役所の退職には2〜3か月かかることを内定先に伝えて、入社日を確定させてください。年度末退職に合わせるなら、4月1日入社がいちばんきれいです。
直属の上司に「事実+決めたこと」で伝えます
ここで初めて、役所に言います。引き止めがあっても、入社日が決まっているので迷いません。退職願は、人事課の様式に従ってください。
引き継ぎ書と、年休の消化です
担当業務の引き継ぎ書をていねいに作れば、円満に辞められます。残っている年休は、消化を申し出てください。3月は年度末の繁忙と重なるので、早めに調整します。
引き止めがきついのは「何も決まっていない人」です
「もう少し頑張れ」「来年度は異動させるから」と言われて揺れるのは、次が決まっていないからなんです。内定と入社日があれば、上司も本気で止めません。止められる前に、決めておいてください。
どうしても言い出せない、受け取ってもらえないときは
上司が怖くて切り出せない。退職願を受け取ってもらえない。話すだけで体調が悪くなる。
この状態なら、退職代行という手があります。公務員の退職は承認が必要なので、弁護士が対応するサービスを選んでください。
- 弁護士法人が対応するものを選びます(公務員の手続きに対応できます)
- 年休消化や退職日の交渉まで任せられるかを確認します
- 料金は2〜5万円が目安です。無料相談で対応範囲を聞いてから決めてください
ただ、これは最後の手段です。自分で伝えられるなら、そのほうが後がきれいです。
上の順番どおりに進めれば、ほとんどの人は自分で辞められます。
元市役所職員が優遇される転職先は、どこなのか
転職先
まとめ
自治体向けビジネスと民間のバックオフィスは、役所の経験がそのまま商品になります。20代なら法人営業もあって、選択肢が広いんです。
「市役所しかやってないから何もできない」は、誤解です。毎日カレーを作っている人が「料理はできません」と言っているようなものなんです。
役所の決裁の流れ、公文書、予算、住民対応を知っている人を、高く買う業界があります。
順位は「役所の経験がそのまま評価されるか」「年収を落としにくいか」「年齢の上限がゆるいか」の3つで決めました。
| 転職先(優遇される順) | 20代 | 30代前半 | 35歳以上 |
|---|---|---|---|
| 1位 自治体向けビジネス(GovTech・SaaS・コンサル・印刷/システム会社の公共営業) | ◎ | ◎ | ○ |
| 2位 民間企業の総務・人事・経理・法務 | ◎ | ◎ | ○ |
| 3位 法人営業(人材・不動産・保険・IT) | ◎ | ○ | △ |
| 4位 他の自治体・国の社会人経験者採用(公務員→公務員) | ○ | ◎ | ○ |
| 5位 士業事務所(行政書士・社労士・税理士)の補助者 | ○ | ○ | ○ |
| 6位 医療法人・社会福祉法人・学校法人の事務 | ○ | ○ | ◎ |
| 参考 未経験からのIT・エンジニア | ○ | △ | × |
自治体向けビジネスの会社は、役所の中でどう決裁が回り、誰が予算を握っているかを知っている元職員を、営業やカスタマーサクセスとして欲しがっています。
年収を落としたくない人は、まずここから見てください。
| 市役所でやっていたこと | 民間での言い換え | 評価される仕事 |
|---|---|---|
| 窓口・住民対応 | 不特定多数への説明と、クレームの一次対応 | カスタマーサクセス・営業・総務 |
| 予算要求・決算・補助金事務 | 数字の根拠づくりと、期限内の資料作成 | 経理・財務・補助金コンサル |
| 起案・決裁・公文書の作成 | 関係部署の合意形成と、規程に沿った文書管理 | 総務・法務・人事 |
| 議会対応・答弁資料 | 経営層向けの説明資料と想定問答の作成 | 経営企画・広報・コンサル |
| 委託業者・指定管理者の管理 | 外部ベンダーの選定と進行管理 | 購買・プロジェクト管理 |
| 住民向けイベント・広報 | 企画から集客・当日運営までの一気通貫 | マーケティング・広報 |
「市役所しかやってない」ではなく、「何を起案して、何を調整して、何を数字にしていたか」で書いてください。
言うと損する3つ
・「安定を求めて公務員になった」→ 民間では「今度も安定目的か」と取られます
・「ルーティンが嫌だった」→「飽きっぽい」と取られます。「成果が評価に反映される環境で働きたい」と言い換えてください
・「公務員は民間より遅れている」→ 古巣の悪口は評価されません。「自分が身につけたいスキルが外にあった」と言い換えてください
17年以上いる人へ:行政書士に、無試験で登録できます
公務員として行政事務を17年以上(中卒の人は20年以上)担当した人は、試験なしで行政書士に登録できます。40代で辞めるなら、この資格を持って士業事務所に入る道や、独立する道もあるんです。
こまり
自治体向けの営業なんて考えたことなかったです。役所の中の事情を知ってるのが強みになるんですね。
求人サイトで「元公務員」って検索しても出てこない枠。エージェントに「市役所職員です」と伝えると、自治体向けの会社を紹介される。そこが一番、経験が値段になる。
ゆうや
辞める前に相談する先を、おすすめ順に5社
相談先
まとめ
職務経歴書で止まっているなら、ジェイックです。20代で方向に迷っているなら、neoです。辞めるか決めていないなら、クジラボから入ってください。
報酬の大小ではなく、年齢の対象と支援の中身で並べました。全部無料で、登録が役所に伝わることはありません。
このサイトの立ち位置
運営しているのは、元警察官のゆうやです。市役所を辞めた友人に聞いた話と、運営者のゆうやが同じ地方公務員から民間に出た経験、公務員から民間へ移る人の相談を長く受けてきた視点をもとに、公式の数字と制度で裏を取ってまとめています。制度の金額や条件は自治体によって違うので、最新は人事課と各サービスの公式で確認してください。
1位 ジェイック 就職カレッジ

- 職務経歴書に「市役所」しか書けなくて止まっている人に、最初にすすめたいです
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ジェイックが向かない人・弱点
- 36歳以上の人。対象は18〜35歳です。
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逆に向いている人:職歴が短い、空白期間がある、書類で落ち続けている。正社員経験がない人が8割以上なので、そこから始める人向けです。
JAIC(ジェイック)
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今日から、どう動くか
今日から
まとめ
辞めるかどうかを、今日決めなくていいんです。理由を分けて、求人を見て、お金の見通しを立ててください。それだけで「安定を捨てる」の迷いは消えます。
繰り返しになりますが、今日やるのは「辞める」と決めることではありません。
「辞めるならこう」を先に作ることです。そうすると、残る選択もできるようになります。
辞めたい理由を、上の表で分けます
異動で変わる理由なら、次の異動まで待ちます。役所の仕組みが理由なら、次へ進んでください。体に出ているなら、受診が先です。
退職手当の目安を、人事課に聞きます
勤続年数と給料月額で決まります。聞くだけなら、退職の意思表示にはなりません。
エージェントに登録して、非公開で求人を見ます
「市役所職員で、転職を検討している」とだけ伝えてください。自治体向けビジネスや総務の求人があるかを聞くと、話が早いです。
年収の下限と、譲れない条件を2〜3個決めます
「成果が評価される」「専門性が積み上がる」「年収◯万円以上」。市役所で足りなかったものを、条件にしてください。
内定が出てから、退職願を出します
年度末退職に合わせるなら、秋から動き始めます。引き止めがあっても、入社日が決まっているので迷いません。
こまり
まず理由を分類して、人事課に退職手当を聞いて、求人を見るところからですね。
それでいい。「辞めたい」を「辞めるかどうか」で悩み続けるより、「辞めるならこう」を先に作る。そうすると、残る選択もできるようになるよ。
ゆうや
よくある質問
Q&A
市役所を辞めたいと思うのは甘え?
甘えではありません。市・特別区の一般行政職で、自己都合などで辞める人は年間約1万2,000人います。半分は、40歳になる前に辞めているんです。ただ、理由が窓口や上司のように異動で変わるものなら、次の異動まで待つ価値はあります。前例踏襲や年功序列が理由なら、待っても変わりません。
退職は何か月前に言えばいい?年度途中でも辞められる?
法律上は、2週間前でも辞められます。ただ、公務員は退職願を出して承認をもらう形なので、実際は2〜3か月前が普通です。年度途中でも辞められますが、人事の調整が入りにくいんです。3月末の年度末退職に合わせるのが、いちばんきれいです。内定が出てから伝えるのが安全です。
市役所を辞めたら退職金はいくら?失業手当は出る?
退職手当は、退職日の給料月額に、勤続年数別の支給率をかけた額です。自己都合だと、勤続1年で0.6か月分、5年で3.0か月分、10年で6.0か月分が目安になります(国家公務員の率です。自治体も条例でほぼ同水準です)。失業手当は、雇用保険に入っていないので原則出ません。ただ、退職手当が失業給付の相当額より少ない場合は、差額を受け取れる仕組みがあります。
市役所の経験は民間で通用する?
通用します。自治体向けビジネス(GovTech・SaaS・コンサル)や民間の総務・人事・経理は、決裁の流れ、公文書、予算、住民対応を知っている人を高く買います。「市役所しかやってない」ではなく、「何を起案し、何を調整し、何を数字にしていたか」を書いてください。
公務員を辞めて後悔しない?
辞めたこと自体を後悔している人は、少ないです。後悔しているのは「次を決めずに辞めて焦った」「異動で変わる理由だったのに勢いで辞めた」のほうなんです。理由を分けて、在職中に求人を見て、お金の見通しを立ててから辞めれば、ほぼ避けられます。
退職手当の率や手続きは、自治体によって違うことがあります。各サービスの料金・対象年齢・対応地域も変わることがあるので、申し込む前に公式で最新の条件を確認してください。
