第二新卒はやめとけって本当?
この記事でわかること
- 「第二新卒はやめとけ」と言われる5つの理由は、数字で見るとどうなっているのか
- 第二新卒を採っている会社はどのくらいあって、何を見ているのか
- 「やめとけ」が当てはまる人と、当てはまらない人は、どこで分かれるのか(表)
- 第二新卒で転職した人の給料と満足度は、その後どうなったのか(公的統計)
- 25歳で辞めた元警察官はどこで失敗して、どう立て直したのか。相談先のおすすめ順も
「第二新卒はやめとけ」って、ネットでよく見かけますよね。
正直、あれを読むと怖くなります。でも、採る側の会社に聞いた調査を見ると、けっこう逆のことが書いてあるんです。
第二新卒を採っている会社は、全体の6割くらいあります。1,000人以上の大きい会社だと、4社に3社です。
しかも見ているのは、人柄とやる気です。経験を重く見る会社は、4割しかありません。
ここで1つだけ聞かせてください。辞めたい理由を、1行で言えますか?
言えるなら、たぶん心配はいりません。本当に「やめとけ」になってしまうのは、1年たっていなくて、辞める理由を1行で言えない人だけです。
分かれ目は、実はそこだけなんです。
こまり
「第二新卒はやめとけ」って記事が怖いです。
怖がらせる記事は多いけど、採る側の調査は逆のことを言ってるよ。
ゆうや
先に結論
第二新卒から転職を成功させるのにおすすめの相談先は、この2つです
- 1位 JAIC(ジェイック) 書類で落とされない入口です。職歴が短くても、空白があっても、面接から始められます。
- 2位 第二新卒エージェントneo 条件を一緒に決めてくれる入口です。「何がしたいか」から話せます。
どちらも無料で、在職中でも使えます。登録が今の職場に知られることはありません。
「やめとけ」と言われる5つの理由は、数字で見るとどうなのか
数字
まとめ
裏付けがあるのは「在籍1年未満」の心配だけです。
「第二新卒はやめとけ」と書いてある記事の理由は、だいたい5つにまとまります。
ここだけの話、あの手の記事は、採る側の会社に一度も聞いていません。振られた人の恋愛アドバイスと同じで、気持ちは分かりますが、相手の本音は入っていないんです。
なので、国の統計と会社への調査で、ひとつずつ確かめてみました。
| 「やめとけ」の理由 | 実際の数字 | 判定 |
|---|---|---|
| すぐ辞めると思われる | 採っている会社60.9%、予定80.9% | × 古い |
| スキルも実績もないから不利 | 人柄68.4%、実務経験42.2% | × 古い |
| 給料が下がる | 増えた50.5%、減った16.8% | △ 人による |
| 求人が少ない | 採る理由1位は即戦力不足38.6% | × 古い |
| 在籍が短いと見られる | 期間を気にする担当78.8% | ◎ 本当 |
つまり、「やめとけ」の中で本当なのは、「1年未満で辞めると書類で見られる」の1点だけなんです。
逆に言えば、1年を超えていれば、ほとんどの会社のラインはもう越えています。
1年未満でも、書類で判断されない入口を使えば、この問題は消えます。
怖くなったのは、あなたが弱いからではありません。怖がらせる記事のほうが、検索で上に出てくるだけです。
数字の出どころ
数字はマイナビと厚生労働省の公開調査から取っています。元の資料は、どちらも無料で見られます。
こまり
やめとけって、誰が言ってるんですか?
検索上位はほぼエージェントの自社記事だから、採る側の調査を見たほうが早い。
ゆうや
会社の側は、本当はどう見ているのか
会社の本音
まとめ
6割の会社が採っていて、見るのは人柄と意欲です。
マイナビが会社に聞いた「企業人材ニーズ調査2025年版」では、第二新卒を採っている会社が60.9%ありました。
2024年版は52.6%でした。1年で8.3ポイント増えています。
2026年に採る人数を「増やす」と答えた会社は37.0%です。「減らす」と答えた会社は、1.8%しかありません。
つまり、この先も採る会社は増えるということです。

| 会社側の数字 | 値 | 出どころ |
|---|---|---|
| 第二新卒を採っている会社 | 60.9%(1,000人以上74.5%) | 企業人材ニーズ調査2025年版 |
| 「よいイメージ」を持つ会社 | 74.7% | 同2024年版 |
| 採る理由の上位 | 即戦力不足38.6%、新卒不足37.0% | 同2025年版 |
| 重く見ている点の上位 | 人柄68.4%、成長意欲53.1% | 同2025年版 |
| 「よくないイメージ」の理由 | 長続きしない、経験不足、辞め癖 | 同2024年版(自由回答) |
「よくないイメージ」を持つ会社は、2割ちょっとです。理由は「長続きしない」「辞め癖」でした。
つまり、会社が知りたいのは「うちで続くのか」の1点だけなんですね。
そこに答えられれば、あとは人柄とやる気で見てもらえます。正直、経験はそこまで見られていません。
「やめとけ」が当てはまる人と、当てはまらない人
分かれ目
まとめ
1年を超えていて理由に筋があれば、当てはまりません。
採用担当の78.8%が、前の会社にいた期間を気にしています。ためらうラインは、「1年以下」がいちばん多くて、35.9%です。
ここに「辞めた理由に筋があるか」を組み合わせます。すると、分かれ目が見えてきます。
| 状態 | 「やめとけ」は当てはまるか | 理由と対策 |
|---|---|---|
| 在籍1年超、理由に筋がある | ◎ 当てはまらない | 理由を次の条件に言い換えれば通る |
| 在籍1年超、理由は「なんとなく」 | ○ ほぼ当てはまらない | 理由を紙に書いて1行にする |
| 在籍1年未満、外の理由がある | △ 書類では見られる | 1行で言う+書類選考なしの入口 |
| 在籍1年未満、理由が言えない | × 当てはまる | 先に理由を1行にして、選ぶ条件に |
| 2回目以降で、どちらも1年未満 | △ 書類では厳しい | 3回以上は66.4%が敬遠。入口を変える |
こまり
私は1年半で、理由は残業月60時間です。
なら一番上で、その理由がそのまま次の条件になるよ。
ゆうや
面接で理由を聞かれたら、この形で言えば足ります。長く説明しなくて大丈夫です。
前の会社は、残業が月60時間を超えていました。次は、残業月20時間以内と求人票にある会社を選んでいます。
第二新卒で転職した後、給料と満足度はどうなったか
その後
まとめ
第二新卒の年齢は、給料が減った人が16.8%だけです。
「やめとけ」の記事がよく省いているのが、実際に転職した後の数字です。
厚生労働省「令和6年雇用動向調査」に、転職した人の賃金がどうなったかが年齢別で出ています。見てみましょう。
| 転職後の賃金 | 20〜24歳 | 25〜29歳 | 全年齢 |
|---|---|---|---|
| 増えた | 50.5% | 46.3% | 40.5% |
| うち1割以上増えた | 38.5% | 37.9% | 29.4% |
| 変わらない | 31.5% | 23.1% | 28.4% |
| 減った | 16.8% | 29.2% | 29.4% |
20〜24歳は、全年齢でいちばん「減った」が少ないんです。
第二新卒の年齢は、転職で給料が下がりにくい年齢でもあるんですね。
ただ、25〜29歳は「減った」が29.2%で、前の年の22.3%から増えています。
25歳を過ぎると、「次の条件」を決めずに動いた人から下がっていく、ということです。
満足度の内訳
転職で仕事内容は良くなりやすいですが、給料は勝手には上がりません。動く前に、給料の下限を決めてください。
25歳で辞めた僕は、実際どうだったのか
体験談
まとめ
辞めたことより、理由を言葉にしなかったことが問題でした。
ここは統計ではなくて、僕の実体験です。
警察官を25歳で辞めて、そのあと20代で6回転職しました。短期離職も3回あります。
| 場面 | 結果 | 差がついた理由 |
|---|---|---|
| 25歳、次を決めずに辞めた | ○ 1年休んで再就職 | 1か月で5社内定。辞めた事実は問題なし |
| 理由を言葉にせず、3・2・4か月で辞めた | × ここで「やめとけ」側に | 1年未満が3つ並び、書類で通らなくなった |
| 辞めた理由を全部書き出した | ○ 面接で答えられた | 続かない職場が分かり、選ぶ条件になった |
| 書類選考なしの入口に登録(2021年) | ◎ 正社員になった | 回数と期間を書類で見られなかった |
「やめとけ」が当てはまったのは、辞めたことではなく、理由を言葉にしないまま次に入ったことでした。
例えるなら、靴ずれした靴と同じサイズを、色だけ変えてまた買うようなものです。「今度は黒だから大丈夫」とはなりません。また痛くなります。
第二新卒の1回目で理由を1行にしていれば、そのあとの短期離職3回はなかったと思っています。
こまり
1回目で失敗したら、もう終わりですか?
終わりじゃないし、今1回目なら、いちばん安く済む位置にいるよ。
ゆうや
相談するなら、どこがいいのか(おすすめ順5社)
相談先
まとめ
書類で落ちるならジェイック、条件からならneoです。
報酬の大きさではなく、仕事を辞めた20代を前提にした支援があるかで並べました。
全部無料です。登録が今の職場に伝わることもありません。
元警察官が、自分で使ったジェイックの経験と、公式の統計や制度をもとに書いています。金額や条件は年度で変わるので、最新は各公式サイトで確認してください。
1位 ジェイック 就職カレッジ

- 28歳ニートから正社員になるとき、僕が実際に使いました
- 書類選考なしで面接へ。回数や空白を見られません
- 無料の就職講座で、空白の期間を埋められます
- 対象は18〜35歳が中心です
ジェイックが向かない人・弱点
- 36歳以上の人。対象は18〜35歳です。
- 今の職歴を活かして条件を上げたい人。未経験から入る求人が中心なので、経験者採用とは別ものです。
- 講座を受ける時間が取れない人。無料の就職講座を受けてから面接会に進む流れです。
- 地方で、対面でないと落ち着かない人。地方はオンライン対応が基本です。
逆に向いている人:職歴が短い、空白期間がある、書類で落ち続けている。正社員経験がない人が8割以上なので、そこから始める人向けです。
JAIC(ジェイック)
就活のやり方そのものが分からない、面接で毎回落ちる人
81.1%
就職成功率
91.5%
入社後定着率
なし
書類選考
- 5日間の研修で、履歴書の書き方から面接練習までまとめてやれる
- 書類選考がないので、経歴やブランクを理由に落とされない
- 合わないと感じたら途中で抜けても費用はかからない
登録無料/オンライン対応
2位 第二新卒エージェントneo

- 「次に何がしたいか」が分からない段階の20代向けです
- 面談が長くて、条件を一緒に言葉にしてくれます
- 年収の下限を伝えれば、条件交渉までしてくれます
- 公式は19〜29歳です。安全側は28歳までです
neoが向かない人・弱点
- 30歳以上の人。公式は20代限定です。
- 面談を飛ばして求人だけ先に見たい人。カウンセリングから始まる流れなので、動き出しはゆっくりです。
- 拠点(東京・大阪・名古屋・福岡)から遠くて、WEB面談を避けたい人。
逆に向いている人:辞めたい理由は分かるけれど、次に何がしたいかまでは決まっていない。条件を一緒に言葉にしてから探したい20代向けです。
第二新卒エージェントneo
短期離職や転職回数の多さを、どう説明するか迷っている20代
10h+
平均サポート
専任
アドバイザー
不問
経歴条件
- 1人あたり平均10時間かけて、経歴の伝え方を一緒に組み立てる
- 離職期間や短期離職の理由を、面接向けに言い換えてくれる
- ブランクがあっても求人を紹介してもらいやすい
登録無料/全国対応
3位 UZUZ(ウズキャリ)

UZUZ(ウズキャリ)
担当者とじっくり話して決めたい20代
20代
対象
オンライン
面談
無料
費用
- 面談に時間をかける型。書類・面接対策から入社後の支援まで
- 求人は首都圏中心の事例あり。地方は対応地域を確認してから
登録無料/新卒・第二新卒・既卒・フリーター向け
4位 ハタラクティブ

ハタラクティブ
正社員経験を問わず、未経験枠から探したい20代
20代
対象
オンライン
面談
無料
費用
- 未経験OK求人が中心。個別ヒアリングから紹介・書類・面接対策まで無料
- 対象エリアは北海道・宮城・関東・東海・関西・広島・岡山・福岡
20代中心/対象エリアは公式サイトで確認
5位 キャリアスタート

キャリアスタート
首都圏・関西で、対面も含めて相談したい若手
若年層
対象
東京・大阪
拠点
無料
費用
- 第二新卒・既卒の不安に寄り添う型の支援
- 対応地域は事前に確認を。上限年齢は公式で明示されていない
若年層向け/対応地域は要確認
5社をひと目で
| 順位 | サービス | 年齢 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 1位 | ジェイック | 18〜35歳 | 書類選考なし+無料講座 |
| 2位 | 第二新卒エージェントneo | 19〜28歳 | 面談と紹介。条件交渉まで |
| 3位 | UZUZ | 20代 | 面談に時間をかける |
| 4位 | ハタラクティブ | 20代 | 未経験OK求人が中心 |
| 5位 | キャリアスタート | 若年層 | 東京・大阪で対面も可 |
30歳を超えている人へ
30歳を超えていても、35歳までなら上の5社は使えます。辞める前に、在職のまま1社だけ登録して求人を見てみてください。
辞めるかどうかから考えたいなら:ポジウィルキャリア
求人を紹介しない立場で、キャリアを一緒に考えてくれるサービスです。
「辞めるべきか、まだ決めきれない」段階なら、こちらが先です。
初回45分は無料です。有料コースは高額なので、無料相談だけ受けて判断しても大丈夫です。

ポジウィルキャリア
転職するかどうかから迷っていて、まず整理したい人
45分
初回相談
無料
初回費用
20-30代
対象
- 求人紹介ではないので、転職ありきで話が進まない
- やりたいことが無い状態から一緒に考えてくれる
- 有料コースは高額なので、初回無料相談だけ受けて判断してもよい
初回相談は無料/有料コースあり
今日から、何をすればいいのか
今日から
まとめ
理由を1行にして、在職のまま入口に登録します。
「やめとけ」に当てはまらない側に入るための順番です。
4つありますが、今日やるのは最初の2つだけで大丈夫です。
辞めたい理由を1行にする
「残業が月60時間を超える」「上司に毎日怒鳴られる」「求人票と条件が違った」。愚痴でいいので紙に書いて、1行に削ってください。
その1行を「次の条件」に言い換える
「残業月20時間以内と求人票にある会社」のように言い換えます。これが面接の答えと、次を選ぶ基準の両方になります。
給料の下限を決める
25〜29歳は、転職で賃金が減った人が3割います。「今の額面を下回らない」でいいので、下限を先に決めてください。
在職のまま入口を1つ登録して、求人を見る
「第二新卒で、次を考えている」とだけ伝えてください。書類が通らないなら、書類選考なしの入口からです。
登録したときに伝えるのは、この一言だけで大丈夫です。うまく話そうとしなくていいんです。
第二新卒で、次を考えています。
こまり
やることは4つだけなんですね。
ここまで読んだなら、もうやめとけ側からは抜け出せるよ。
ゆうや
よくある質問
Q&A
第二新卒はやめとけと言われるのはなぜ?
よく挙がるのは「すぐ辞める」「スキルがない」「給料が下がる」「求人が少ない」「在籍が短い」の5つです。会社への調査で裏付けがあるのは、「在籍1年未満は見られる」だけです。
第二新卒の転職は厳しい?
第二新卒は、厳しくない側の年齢です。採っている会社は60.9%あって、20〜24歳で賃金が減った人は16.8%と全年齢でいちばん少ないんです。
1年未満で辞めた場合はやめたほうがいい?
辞めていい理由(条件が違う、ハラスメント、体調)があるなら、動いて大丈夫です。書類では在籍期間を見られるので、事実を1行で言えるようにするか、書類選考なしの入口を使ってください。
第二新卒で転職すると給料は下がる?
20〜24歳は、増えた人が50.5%、減った人が16.8%です。下がるかどうかは、年齢より「給料の下限を決めて動いたか」で決まります。
第二新卒はいつまで?
公的な決まりはありませんが、厚生労働省の指針は「卒業後3年以内は新卒枠で応募できるように」と会社に求めています。なので、卒業3年以内なら第二新卒として見られやすいです。
転職エージェントに「やめとけ」と言われた
エージェントは、自社で紹介できる求人に合わない人に「まだ早い」と言うことがあります。市場全体の話ではないので、第二新卒向けの入口を2つ使って、同じことを言われるか確かめてみてください。
