【26歳男の悩み】フリーター&引きこもり経験があると正社員は手遅れ?

フリーターと引きこもりの経歴があると、正社員になるのは手遅れかな?
このままじゃダメなのはわかってる。でも怖くて一歩を踏み出せない。
過去の僕はこのように思っており、1年間部屋に閉じこもっていました。
はじめまして、ともやです。
ぼくは24歳のときに引きこもり→フリーターという経歴をたどってきました。
当時は生きる意味がわからず、死のうとしたこともあります。
今回はこんな背景のあるぼくが『26歳でフリーター&引きこもり経験があると正社員は手遅れなのか?』という疑問にお答えしていきます。
ともや
警察官として約2年勤務するも適応障害で退職し、1年間の引きこもりと2年間のニートを経験。
ニート,フリーター,契約社員,派遣、すべての業種を経験。
メンタルが弱く、逃げ癖があるため26歳で転職を5回経験。
しかし現在は転職エージェントのおかげで、念願のホワイト企業へ転職を成功。
【2023年1月29日現在】このサイトからの転職成功者は100名を超えており、アクセス数は1万を超える。
・26歳でフリーター&引きこもり経験があると正社員は手遅れと言われる理由
・僕がフリーター&引きこもりになってしまった理由
・フリーター&引きこもりから立ち直ったきっかけ
・フリーター&引きこもりを脱出できる唯一の方法
上記4つの内容をまとめています。
【26歳男の悩み】フリーター&引きこもり経験があると正社員は手遅れと言われる理由
結論;以下の6つの理由からです。
責任感がない人間だと思われる
メンタルが弱いと思われる
怠け者だと思われる
社会不適合者だと思われる
すぐ辞めそうだと思われる
会社に馴染めなさそうだと思われる
1つずつ簡単に解説していきますね。
責任感がない人間だと思われる
まずはじめに26歳が就職活動でどんなポジションなのか確認しておきましょう。
・高校卒業→18歳
・4年生大学卒業→22歳
・大学卒業後→大学院に進学→24歳
となります。
つまり26歳でフリーター&引きこもり経験があるということは、新卒としても扱えない、中途半端なポジションとなります。
学校を卒業した後のブランクが長いほど、企業からは『なにしてたの?』と不安に思われることになります。
弁護士試験や公務員試験の合格を目指していて、フリーター&引きこもり経験をしていたのであれば言い訳をできます。
ですが、ただ単に『やりたいことがない』などの理由でフリーター&引きこもりをしていた場合、『責任感のないヤツ』と思われてしまいます。
メンタルが弱いと思われる
26歳でフリーター&引きこもり経験があるとメンタルが弱いと思われます。
もちろん、フリーター&引きこもり経験をしている人にはそれぞれ止むを得ない事情があるのですが、残念ながら面接官は経歴だけを見てあなたを判断します。
なので、面接官はフリーター&引きこもり経験があると聞いただけで
『この人を採用してもすぐ辞めるんじゃないかな』『ウチの会社に馴染めなさそうだな』『活躍しなさそうだな』
と思ってしまいます。
怠け者だと思われる
26歳でフリーター&引きこもり経験をしている人がすべて怠け者とは言いません。
ですが残念ながら、世間のイメージではフリーターや引きこもりは怠け者というイメージが強いです。
フリーター・引きこもりを経験してきた僕としては『フリーター&引きこもり=怠け者』とは思いません。ですが企業の面接官は40〜50代の人が多いです。
40〜50代の世代の人たちは”うつ病=甘え”と考える人も多いのが現実です。
なので、26歳でフリーター&引きこもり経験をしていると怠け者だと思われる可能性が高いです。
その結果として正社員として就職する事がむずかしくなります。
社会不適合者だと思われる
ここでいう社会不適合社とは簡単に言うと『会社というチームに馴染めない人』です。
会社は数人で構成されているので、26歳で引きこもり経験をしていると確実に不利になります。
なぜなら、引きこもり期間は他人とコミュニケーションを取ることがほとんどないからです。
じっさい、僕の引きこもり時代は1年間誰とも話さなかったので、声の出し方を忘れており、滑舌も悪くなっていてビックリしました。
会社に馴染めなさそうだと思われる
フリーターならまだマシですが、26歳で引きこもり経験があると、採用担当者からは『この人会社に馴染めなさそう』と思われます。
会社で働いていくには上司に対してこまめに『報告・連絡・相談』をしなくてはいけないので、会社に馴染めないと仕事をうまく進めることができません。
そして、仕事をうまく進めることができないと仕事がイヤになってしまい、結果として退職することにつながります。
また、26歳という年齢ですと、年下が上司になる可能性が高いので、年下から怒られたりアドバイスをされることがあります。
プライドの高い人だと、年下から怒られたりアドバイスをされるのは腹が立つでしょう。
これらのことがあるので、26歳という年齢は会社にうまく馴染めなさそうというマイナスのイメージを与えてしまいます。
結果として、26歳から正社員になるのは手遅れだと言われることになります。
すぐ辞めそうだと思われる
ここまでは
『フリーター&引きこもり経験がある=怠け者・メンタルが弱い・責任感がない』
というお話をしてきました。
まとめると
『フリーター&引きこもり経験がある=すぐ辞めそう』
というイメージにつながります。
すぐ辞めそうと思われてしまうのは就職活動がうまくいかない1番の原因です。
なぜなら株式会社リクルート 就職みらい研究所「就職白書2020」によると、企業が中途採用にかかるコストは平均103.3万円という報告があるからです。
なので企業があなたを採用して、辞められてしまった場合、企業は100万円を失うということ。
だから、フリーター&引きこもり経験があると、正社員になるのは手遅れだと考える事ができます。
26歳男の僕がフリーター&引きこもりになった原因
スミマセン、すこしだけ自分語りをします。
ぼくがフリーター・引きこもりになった原因は以下のとおりです。
パワハラ
挫折経験
対人関係が苦手
一人の時間が好き
やりたいことがない
パワハラ
ぼくがフリーター&引きこもりになってしまった理由の1つ目は『パワハラ』です。
具体的にどんな体験をしてきたのかというと
・あいさつを無視
・舌打ち
・バカ、アホなどの暴言
といったところです。
当時のぼくは、これが普通の会社だと思っていたのですがどうやら違うみたいですね。
これらのパワハラの結果として、”適応障害”という病気になり、仕事を退職し1年間ニート(引きこもり)をすることになります。
詳しいパワハラの内容については【悲報】20代社会人の僕、職場のトイレで一人で泣く【限界】という記事にまとめました。
興味のある人は読んでみてください。
挫折経験
先に話したとおり、僕はパワハラでメンタルを壊して退職をしました。
これがトラウマになり、働くのが怖くなってしまったので部屋に引きこもりはじめました。
最初のうちは『ゆっくり部屋で休もう』と考えていたのですが、引きこもり生活が長引くにつれて、人に会うのが怖くなり、最終的には外に一歩も出られなくなりました。
そして、引きこもる生活が当たり前になっていくと、外に出ようとすると吐き気がするようになりました。
対人関係が苦手
そもそも論なのですが、ぼくは対人関係がニガテです。
だからYouTubeでなくブログで発信しています。そしてブログをつうじて過去の僕とおなじように苦しい思い・ツラい思いをしている人を救いたいと思っています。
とこんな感じで、家でカタカタとパソコンで文字を打っている方が気持ちがラクなのです。
だから、もともと引きこもりの素質があったのだと思います。
一人の時間が好き
ぼくは人と一緒にいると疲れます。
運良く彼女ができたこともありますが、ずっと一緒にいると疲れるので付き合っても長続きしないです。
彼女だけでなく、友人関係や会社の人間関係でも同じことが言えます。
友達と遊んでいても『家で一人になりたい』と思うし、会社の同僚や上司から食事や飲み会に誘われても断って生きてきました。
やりたいことがない
そもそも僕は『仕事なんてしたくない』と思っていました。
だからラクそうなイメージのある警察官になりました。
『警察官ならパトカーに乗ってドライブ気分で働ける』とホンキで思っていました。
ですが、じっさいに働いてみたらパワハラは当たり前だし、寝ないで働くのは当たり前という、ブラックな世界でした。
こんな経験をしたので、ぼくは理想と現実のギャップに苦しみ、ある種の挫折を経験しました。
なので『ラクに働いて生きる』という人生の目標を失ってしまって、生きる意味がわからなくなり、現実逃避のために引きこもりを始めました。
引きこもり時代の僕は、毎日テキトーな時間に起きてネットサーフィンをして、寝たいときに寝て、食べたいときに食べる、、といったクソみたいな生活を1年していました。
幼稚園(4歳)の頃から生きる意味がわからなかった
信じられないかもしれませんが、僕は幼稚園(4歳)のころから『どうして人は生きるのか』と考えていました。
今でも覚えているのですが、両親に対して『どうせ死ぬのになんで働くの?』と聞いて両親を困らせたことがあります。
26歳男のぼくが引きこもりから立ち直るきっかけ
結論:ムリせず自分のできることから始めました。
たとえば、
・早寝早起き
・ウォーキング
・野菜中心の生活
・SNSをやめる
といったことです。
人が習慣を身につけるには66日かかるという研究結果があるので、まずはこれらの習慣を66日続けました。
メンタルを壊す人って頑張り屋さんがおおくて、いきなり起業をしようとしたり副業を始めようとしますけど、辞めておいた方がいいです。
まずはメンタルを正常にしないと、なにも始まりません。
健康という土台があるからこそ、新しいことにチャレンジができるのです。家やビルを建てる前に土地をガッチリ固めるイメージですね。
実際、ぼくは引きこもり時代に一発逆転をしようとして、詐欺に遭って貯金を失っていますからね(笑)
それでは上記の習慣のメリットを1つずつサクッと説明していきますね。
早寝早起き
早く起きることのメリットは以下のとおり。
・日光を浴びることで体内時計がリセットされて生活リズムが整う
・幸せホルモンのセロトニンが分泌される
引きこもり生活をしていると、つい夜更かしがちです。
夜更かしをすると、ダラダラとネットサーフィンをし、ネガティブな気持ちになり1日が終わる→イヤな気分で朝起きる、、、という負のループが始まります。
また、太陽を浴びることで作られる『セロトニン』は不足すると
・イライラする
・疲れやすくなる
・やる気がなくなる
という症状が出やすくなると言われています。
そして、これらの症状が長引くと、うつ病や不眠症になる可能性が高くなります。
その他にも、パニック障害や不安障害などは、セロトニン不足が原因のケースもあると言われています。
世界的に見ても、東欧や北欧などの日照時間が短い国は自殺死亡率が高いことで知られています。
なお、精神科医の樺沢紫苑さんによると
私は25年間以上、精神科医として、メンタル疾患が治りやすい人と治りにくい人の特徴を観察してきました。メンタル疾患が治りにくい人の特徴は、「昼まで寝ている」ことです。
引用:プレジデントオンラインより
とのことでした。
つまり、引きこもり生活を抜け出す最初のハードルは『早起きすること』と言えそうです。
ウォーキング
ウォーキングをすることで幸せホルモンのセロトニンが作られ、気分が良くなり明るい気持ちになります。
そして、セロトニンは睡眠の質を高めるホルモンのメラトニンを作る材料になります。
つまりウォーキングをすることで質の高い睡眠を手に入れることができるようになるということ。
朝に散歩をする→セロトニンが作られる→睡眠の質が良くなる→早起きができる→以下無限ループ
こんなカンジで人生がいい方向に動き始めます。
野菜中心の生活
一説によるとうつ病は脳の炎症が原因と言われています。そして、脳の炎症がなぜ起きるのかというとジャンクフードなどの加工食品です。
たとえばマックやポテトチップスなどの揚げ物やお菓子ですね。
これらは体に炎症を起こすので、メンタルに良くないとされています。
詳しい食事内容については下記の書籍が参考になります。
本を読むのがメンドウな人向けに簡単に説明すると、ジャンクフードをやめて野菜中心の生活にすればOKです。
食事改善は、実際にやってみるとわかるのですが、脳のモヤモヤとか謎のイライラが消えてスッキリした状態で過ごす事ができるようになります。
SNSをやめる
引きこもり時代はついSNSをチェックしていましたがキッパリやめました。
理由は他人と自分を比べてしまうからです。
SNSの発信者は良い場面を切り取って発信しているので、見ているとネガティブな気持ちになります。だからSNSはやめました。
引きこもりを脱出できる唯一の方法
繰り返しになりますが、できることから始めることです。
引きこもりは焦らずに、まずはフリーターからはじめる
引きこもりの状態だと
『自分なんか生きている価値がない』『はやく働かないとヤバい』
と思ってしまい、焦って色々なことに手を出してしまいます。
ぼくの場合だと、社会復帰を焦ってしまい”株や情報商材”に手を出して30万円ほどを失いました。
だから、メンタルが弱っている時は焦らずに目の前のできることを1つずつやっていくことをオススメします。
たとえば先ほども説明したように、いつもよりも早起きをしてウォーキングをするとかですね。
そして、小さなことをコツコツと積み上げていき、最終的なゴール、たとえば正社員として就職することを目指していけばOKです。
自分を責めないこと
引きこもり・フリーターをしていると、つい自分を責めてしまいますが自分を責めたところで何も良いことは起きません。
悪いことをしたら他人が叱ってくれますから、自分で自分を責めるのはムダです。バカです。
例えば、あなたの親友が落ち込んでいるシーンを思い浮かべてみてください。
落ち込んでいる友人に対して『お前はダメなヤツだ、クズだ』なんて言わないですよね。
『大丈夫、気にするな』『明日から頑張ればいい』と優しい言葉をかけますよね。
これと同じで、自分に対しても優しいコトバをかけてあげるようにしましょう。
実はこれ『セルフコンパッション』と言われる考え方でして、アメリカの心理学者のクリスティーン・ネフ博士が提唱したものです。
セルフ・コンパッションが高いと,不安や抑うつが低く,幸福感が高いと言われています。
ですので、スピリチュアルでうさんくさいと思わず、自分に優しいコトバをかけてあげるようにしましょう。
26歳男、ついに引きこもりを抜け出す(フリーターになる)
良い生活習慣が身に付くことで、少しだけ自分に自信が持てるようになったのでアルバイトを始めました。
久しぶりに人と話すので、アルバイトの面接ではワキや背中にへんな汗をかいていたのを今でも覚えています。
ぼくは今27歳ですが、今思い出しても引きこもりからフリーターにステップアップする段階がいちばん苦しかったですね。
ついにフリーターから正社員へ(20社不採用になる)
ここまでは、ぼくが引きこもりからフリーターになるまでの流れを説明してきました。
文字にすると順風満帆なカンジがしますけど、正社員になるまでは苦労の連続でした。
書類選考を合わせると20社ほどから不採用になりましたし、面接に行っても過去の経歴を突っ込まれてしまい、1つも内定をもらう事ができませんでした。
やっぱり26歳でフリーター・引きこもり経験のある人間が正社員になるのは手遅れなんだな、、、と身をもって体感しました。
ですが、諦めかけていたとき、ある動画と出会いぼくの人生は変わりました。
その動画が下記の動画です。
これはチャンネル登録者数170万人超えのYouTuber、両学長の動画でして、内容を簡単に説明すると『転職をするならエージェントを使うといい』というものです。
この動画に出会う前の僕は、自分で求人を探して受かりそうな企業にテキトーに応募をしていました。
なので、この動画を見てすぐに第二新卒エージェントneoとJAIC(ジェイック)というニート・フリーター転職に強いと評判のある2つのエージェントに登録をしました。
すると、これまでの苦労が嘘だったように、たった1ヶ月もかからずに希望の職種に内定をもらうことができたのです。
26歳でフリーター&引きこもり経験があっても正社員は手遅れではない
ぼくが証拠です。
26歳引きこもり・フリーター経験者でも正社員になれた
理由は簡単で、第二新卒エージェントneoとJAIC(ジェイック)というニート・フリーター転職に強いと評判のある2つのエージェントのお世話になったからです。
ハッキリ言いいますが、ぼくのような経歴の人間はふつうに就職活動をして内定をもらうことは不可能です。
もし、運良く内定をもらえたとしてもブラック企業くらいです。ブラック企業に入社してしまうと早期退職をすることになるので、さらに経歴にキズがつくことになります。
じっさい、僕はブラック企業に入社して2ヶ月で退職した経験があります。
詳しい内容は【実話】20代で短期離職(2回目)をした結果…【しんどい】という記事に書いているのですが、ブラック企業に入社したせいで”引きこもり+短期離職”という最悪の経歴が完成してしまったのです。
にもかかわらず、内定をもらうことができたのは第二新卒エージェントneoとJAIC(ジェイック)のスタッフのおかげです。
ぼくの社会復帰は決してラクな道ではありませんでしたが、彼らが親身にサポートをしてくれたので最後まで諦めることなく、走り切ることができました。
26歳で引きこもり・フリーターならまだマシ
『ぼくができたから、あなたにもできる』とテキトーなことを言うつもりはありませんが、ぼくの経歴は本当にクソです。
『【プロフィール】転職歴5回のメンヘラ男性(27)のお話』にも書いていますが、ぼくは大卒でフリーターになり、かれこれ5回の転職と2回の短期離職、1社はクビになっています。
なので、ぼくの経歴よりもヒドいのであれば話は別ですが、ぼくよりもマシな経歴な人であれば絶対に就職できます。
26歳から正社員は手遅れ?と悩みがあるなら
悩む前に行動をしてみるといいです。
なぜなら、ぼくが実際に使った第二新卒エージェントneoは18〜28歳、JAIC(ジェイック)は18歳〜35歳をサポート対象年齢としているからです。
だから26歳ならまだ間に合います。
一番やってはいけないのは、ウダウダと悩んで時間だけが過ぎて、ムダに年齢を重ねてしまうことです。
年をとればとるほど、就職しずらくなっていきますからね。
ちょっと焦らせてしまったかもですが、事実なので伝えさせていただきました。
どちらにせよ、引きこもりやフリーターから脱出できる唯一の方法は”小さなことをコツコツ積み上げていく”という方法しかありません。
じゃあ実際に、『どのように、どんな方法でやるべきことを見つけるのか』についてはこの記事ですべて解説してきました。
一度読んだだけでは、理解できないかと思うので、ぜひ何度も読み返してもらえればと思います。
それでは以上で今回の内容を終わります。
この記事があなたの仕事選びの参考になったら嬉しいです。